神田神保町

今日は春を思わせるように暖かい。コートなしで神田神保町に出撃する。目的は文房具というか、紙である。オニオンスキンペーパーという薄くてしわしわの紙を買いに、わざわざ三田線でお出かけなのである。随分前に、この Onion Skin のタイプライター用紙(LIFE社のT31という型番)を買っておいたのだが、今は製造してないみたい。そこで、検索して用紙を売っている店を見つけたという次第なのである。神保町も久し振りなのだが、学士会館方面はほとんど歩かない所なので、新鮮な気分で歩く。

目的地は 見本帖本店。Onion Skin Paper で作ったメモ帳などもあり、誘惑に負けそうになったが、ぐっと我慢。まあ、メモ帳は使わないだろうから。目的のオニオンスキンの紙は買えて良かったのだが、これってもう少し安くはならないのかなあ。LIFE社のOnion Skin Type Writing Paper は100枚で800円だったんだが。

sun_valley_onion_skin.jpg

 (Sun Valley のオニオンスキンペーパーの透し)

駅に戻りながら、ああ、お酒切らしているなあ、どうしようか。火曜日なので新井屋酒店は休みだし。この辺りに上手い具合に日本酒充実の酒屋さんなんかないよね〜、などと思いながら歩いていると、鶴齢とか獺祭(だっさい)とか、ん、もしかして期待していいのかな、という酒屋さんがある。入ってみると、びっくりするくらい狭い店内。そして、びっくりする品揃え。おお、荒とよさん以外では見たことない佐賀の「七田」。おお、AquarianさんのBlogで見て気になっていた茨城の「来福」。店主さんが若いのにも驚く。四合瓶で七田の純米おりがらみ、そして来福の愛山・純米吟醸・袋しぼり、を購入する。西ノ宮酒店という酒店なのだが、これからマークしておかねばならない。偶然とはいえ、こういうお店を発見できたのは喜ばしい限り。

少々疲れたので本屋巡りはパスしようかとも思ったが、明倫館と巌松堂だけチェック。巌松堂で石川忠久「漢詩のこころ」を購入。もう一冊気になる本があったが、ちょっと高かったので今回は見送り。見つけた時に買え、というセオリーに反するのだが。

そうそう、4月から通勤ルートが少々変更になり、三田線に乗る機会が増える。神保町で降りることも多くなると思う。本屋以外にも良い店を見つけることが出来て、ちょっと嬉しい。4月から本格的に開拓に励もうっと :mrgreen:

“神田神保町” への2件の返信

  1. Sukarabe さん

    「来福」のご縁でトラックバックをいただいていたのを、今ごろになって気づき「公開」しました。遅れて申し訳ありません。

    ついでに、といってはいけないのですが、エントリを少々拝見しました。全体から漂ってくる、ほんわかした感触、とても良いです。それに、私の好きな「ヒラギノ丸ゴチ」で読めるのが気持ちいいです。

    「来福」次回は、雄町・ベゴニア花酵母の組み合わせを試してみてください。

  2. >アク さん

    こんにちは!いつも拝見しています(読み逃げばかりですが 😉 )。TBはこっちが勝手にしているわけでして,気になさらないで下さい。

    「来福」気に入ったので,また買いに行きたいと思っています。雄町・ベゴニア花酵母ですね。メモしときます。

    フォントの件ですが,マック(というかSafari)だとそう表示されるんでしょうか。さっきCSS(ページの体裁を指定するファイルです)を見てみたのですが,ヒラギノ丸ゴチという指定はしてないようでした。ブラウザのデフォルトのフォントなのかもしれません。丸ゴチ,ワタシも好きですけど :mrgreen:  最近CSSいじったりしてないのですが,暇をみつけてちょっといじってみます。

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