2017

ようこそ、の後で画面が真っ暗

Windowsの話。久しぶりにWindowsを起動しようとしたら、「ようこそ」というログイン画面でパスワードを入れた後、画面が真っ暗になって、マウス・カーソルだけが見えるという状態。ううむ、これは初めてだ。というか、前回Windows使ったのは、Sublime Textの設定とかやってたときで、特段変わったことはしてないと思うのだが。

とにかく、何とかせねば。Macの方で検索。「Windows7 ようこそ 真っ暗」で検索すると、出るわ出るわ、笑っちゃうくらい同じ症状の人が居る。もっとも、症状は同じでも、解決策は一つではないようだ。

とりあえず、システムの復元というのを試みた。セーフモードで起動。これは成功。スタートメニューから順に掘っていって、システムの復元にたどり着く。最新で2017/01/10だったが、そこまで戻ることに。時間掛かったが、無事に復旧したようだ。良かった良かった。

しかしである。パソコン1台だと、こういうときどうしようもないな。あ、そうか、セーフモード+ネット、という選択肢もあったか。それが上手く起動すればだが。

TeXLive2016に移行完了

[備忘録]
TeXシステムを最新のTeXLive2016に移行した。一応前のシステムも残してあるが、新しい文書はTeXLive2016の方で書くことにした。以下、メモ。

  • TeXLive2016の実行ファイルのパスを /usr/texbin というシンボリック・リンクにして、これを使うことにした。起動時にパスを通すために、これを .profile に追加するのが普通だが、そうしなくても使えている(理由はあとで)ので、以前のシステムを使うためにも、さしあたってはパスは以前のまま。
  • TeXLive2016付属のasymptoteのバージョンは2.38なのだが、古いgsをサポートしていない。そこで、バージョン9.20のgsをHomebrewで入れて、こちらにパスを通すようにした。困ったことに、以前のシステムのasymptote 2.18はgs9.20では使えない。だから、以前のシステムでasymptoteを使うときは、古いgsにパスを通す必要がある。asymptoteだけは完全に新しい方に移行するというのが現実的かもしれない。
  • TeX用のエディターとして Sublime Text 3 を使い始めた。LaTeXToolsを入れ、自前のビルドシステムを準備した。自前のビルドの際に、/usr/texbin にパスを通してプログラムを呼び出すようにしているので、起動時にパスを通しておかなくても動くようにはなっている。
  • LaTeXToolsのビルドシステムを使えば、サブファイルの1行目に、
    %!TeX root = main_file.tex
    

    とメイン・ファイルを指定できるらしいが(ちなみに、これはTeXShopでも可能)、自前ビルドだと、これが使えない。ちょっとのことだが、けっこうイライラするので、なんとかしたい。

  • dvipdfmx まわりが随分と変わったらしく、以前
    \usepackage[dvipdfm]{graphicx,color}
    \usepackage{mediabb}
    

    と書いていた部分は、修正が必要。まず、mediabbは不要、というか使えなくなっているらしい。代わりにdvipdfmxが画像のサイズなどを自動的に調べてくれるようだ。また、graphicxのオプションでは、dvipdfmが使えない。dvipdfm.defがない、というエラーが出る。ドライバーの指定としては、dvipdfmx とすればよい。つまり、

    \usepackage[dvipdfmx]{graphicx,color}
    %\usepackage{mediabb} %% この行は削除する。
    

    と修正する。

TeXLive2016でトンボが切れる件(とりあえず解決)

順次TeXLive2016に移行中だが,トンボが切れてしまうことがあって,悩んでいた。ドキュメントクラスとして jsarticle の方を使えばよいのだが,jarticleを使うと,トンボを付けたとき,右と下が切れてしまうのだ。

\documentclass[b5paper,tombow]{jarticle}

とすると,これまでの tetex だと,a4サイズのPDFのほぼ中央にb5サイズの本体がくる形で,トンボもおおよそ左右上下に均等な感じで印刷されていた。ところが,TeXLive2016に移行して組版したところ,PDFがa4よりかなり小さくて,右と下が切れた感じなのだ。

TeXが生成するdviには,そもそも紙のサイズという概念がなく,通常はa4サイズで出力される,というような話を以前どこかで読んだ記憶があった。dviからpdfへ変換する段階で紙のサイズを指定することができる,という話も。そこで,紙のサイズを指定するために,これも以前行ったように \special{...} を使ってみた。

\documentclass[b5paper,tombow]{jarticle}
\special{papersize=210mm,297mm}

とすることで,トンボ付きa4サイズのPDFが出来た。ということで,とりあえず解決。

ところで,以前サイズ指定を行ったときは,

\documentclass[b5paper,tombow]{jarticle}
\AtBeginDvi{\special{papersize=210mm,297mm}}

のようにしていたと思うのだが,今回はこれではダメだった。何故なんだろう。

Twitter Digest 2017-03-31

  • 最新のTeXLiveに移行中だが,あちこち難しい。もはやmediabbは不要なのか。dvipdfm.defがないよエラー。dvipdfmxに直す。とりあえずコンパイル通った。 14:23:09, 2017-03-31
  • TeXLive2016移行中だが,またもトラブル発生。MePoTeX(MetaPost in TeX)が上手く動作しない。最新のv4.2だと何故かエラーでコンパイルできないので,いままでのv3.70にしたら,ラベルがずれる。うーむ。 17:33:15, 2017-03-31
  • もうね。MePoTeXやめて,全面的にasymptoteに移行するか。 17:34:26, 2017-03-31
  • TeXLive2016(Mac版)でMePoTeXがちゃんと動くようになった。あとの問題は,トンボ付きがなぜか右端が切れること。 18:18:04, 2017-03-31
  • TeXLive2016への移行ができる見通しがやっとついた。トンボの件は,自前clsをあきらめ,jsarticle.clsを修正することで対応した。 23:20:11, 2017-03-31
  • 当分の間は,TeXLive2016と古いtetexと共存させる予定。PATHの設定が悩ましいが,TeXLiveの方は,Sublime Textから使えば,その度に export でパス設定するからとりあえずは大丈夫。ということで,Sublime Textに慣れるのが急務。 23:39:49, 2017-03-31
  • Sublime TextとSkimの組合せはなかなか快適。TeXstudioとTeXMakerも使ったが,見た目にもごちゃごちゃしていて,いかにも統合環境でございというのがちょっと。 Sublime Textはシンプルかつ高機能で美しい。 23:42:37, 2017-03-31

Sublime Text 3での自前LaTeXビルド(Mac版)

以前Windows版の自前LaTeXビルドを作ったので、Mac版も簡単かと思ったら、思わぬところでてこずってしまった。platex, dvipdfmx, Skim を連続して行うコマンドを作れないのだ。検索したり試行錯誤したり、いろいろやった結果、インラインでシェルスクリプトを実行させることで、望みの結果が得られた。

Sublime Text 3のメニューから、Tools –> Build System —> New Build System… と進むと、untitled.sublime-build というファイルが作られて編集状態となる。これを次のようにして、適当な名前で保存する。今回は、pLaTeX-dvipdfmx-Skim.sublime-build という名前にした。こうすると、Build Systemに、pLaTeX-dvipdfmx-Skim という項目が追加される。

{
	"osx" : {
		"selector" : "source.tex",
		"path" : "/usr/texbin:$PATH",
		"shell" : false,
		"cmd" : [
			"/bin/sh", "-c", 
			"platex $file -interaction=nonstopmode && dvipdfmx $file_base_name.dvi && open -a Skim $file_base_name.pdf"
		]
	}
}

ポイントは、シェル(/bin/sh)を -cオプションで起動することにより、そのあとに書いたシェルスクリプトを実行させること。プログラムは && で区切る。こうすると、TeXの文法エラーで止まったとき、それ以降のプログラムは実行されない。