Snow Leopard から El Capitan へ

復活したMacBook Airは,いまだ Mac OS X 10.9.5 (Mavericks)のままなのだが,DropboxやBox Syncのサポートが切れてしまい,いよいよアップデートしなくちゃならんなあ,という状況。ただ,/usr/local/ 以下にインストールしているTeXLiveがどうなるのか,とか心配で,踏み切れずにいる。

そこで,まず,古い予備機のMacBook Pro (mid 2009) を,Snow Leopard (10.6.8) からEl Capitan (10.11) に移行することにした。ちなみに,この機種は,ここまでしかアップデートできないらしい。ファイルのバックアップはしてあるので,El Capitan のインストール用pkgをAppleからダウンロードして,起動させて,あとは指示に従う。

インストーラーはあっさりと終了したので,あれ?と思ったが,インストール・プログラムをApplicationフォルダーに作っただけだった。それを起動させる。けっこう時間掛かったが,何とか無事に移行できたようだ。そうそう,クリーン・インストールと迷ったが,今回は上書きでEl Capitanをインストールした。

例によって,初期設定が使いにくいので,ファインダーの設定を変えたり,いろいろ。一番肝心なTeXシステムだが,何と,/usr/texbin が消えていた!ただし,これは /usr/local/texlive/2019/bin/universal-darwin のシンボリック・リンクなので,新たに作ればよいのだが,どうも,/usr/ 以下は,セキュリティ強化の関係で,自由に書き込めないらしい。(詳しくはわからないのだが。) ただし,/usr/local/ 以下はOKらしく,TeXLive本体も無事だった。このあたり,正確なことがわからないのだが。

実害としては/usr/texbinだけなので,これを最近のTeXShopデフォルト?の /Library/TeX/texbin に変更すれば大丈夫だろうと思う。

ということで,しばらく実験して大丈夫そうだったら,MacBook Airの方も,El Capitan あるいは Sierra にアップデートしようかなと思う。

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