インフルエンザにかかる

おとといの4日(日曜日)の夕方あたりから、悪寒というか頭がぼーっとする状態だったが、熱はなかった。翌日、午前中37.4度くらいだったが、気分は悪くなく、昼はうちたて屋でむさしのうどん。ところが帰ってから計ると38.4度もある。病院行くのは嫌いだけど、是非もない。検査は聞きしにまさる痛さ。これだったら、熱を我慢する方がましかも。結果、あー出てますね、B型です、とのご託宣。はい、インフルエンザにかかってしまいました。

最近はあまり外出してないので、どこでもらってきたのだろうか、と思っても詮無いこと。5日間は自宅でこもることに。リレンザという吸入薬を処方されたのだが、これが悩みの種。薬局で説明は受けたのだが、どうにも不安。

ともあれ、熱も37度あたりで推移しているので、とくに辛いこともなく、なんとか過ごしている。

確定申告

いつもぎりぎりの3月15日に提出しているのだが、今年はちょっとだけ、たった2日ではあるが、早く済ませた。国税庁のWeb Siteに行って、昨年のデータを読み込んで、今年の金額を入力するだけ。今年は、マイナンバーを入力するようになっていたところだけが、以前とは違っていたが。

提出用のPDFは1時間もかからず出来たのであるが、印刷に手間取った。MacBook Airが無線LAN接続のEPSON製プリンターをなかなか認識しないのだ。無線ルーターが怪しいと思っているのだが。ともあれ、何とか印刷して豊島税務署へ。

いつもだと自転車で行くのだが、帰りにデパ地下で買い物するつもりだったので、池袋駅から徒歩で。3時半頃に着いたのだが、すごい人で、提出するだけなのに、30分くらい列に並んだ。やれやれ。

e-Taxとかいうのにすれば、並ぶ必要ないらしいが、手続きが面倒そうで。そもそも、国税庁のサイトで提出用のPDFを作成しているんだから、それをそのままWeb上で提出できれば簡単なのになあ、とか思う。源泉徴収票も写真撮って画像として貼り込めばいいじゃないか。まあ、信頼性とか安全性とかいろいろ問題はあるんだろうけど。

微妙な天気

昨日はまあまあの良い天気だった。庭に出てパチリ。

カメラロール-2081

4月の帰省はおそらくは初めて。つづじらしきものが咲き始めている。母に聞くと「久留米つつじ」というものらしい。若いころは植物とか興味なかったからなあ。庭に何が咲いているのか、なんて気にもしなかった。

もう一枚。雑草が伸び放題ですね。

カメラロール-2083

天気良かったのも1日だけで、今日は曇天。裏庭にて。

カメラロール-2084

誤訳ではないのか

ケルナーの「フーリエ解析大全」(Körner : Fourier Analysis) は楽しい本なのだが,翻訳がちょっとどうなのかなあ,と思う箇所が時折ある。先日,ケルヴィン卿 (William Thomson) の話を読んでいて,やはり違和感を感じた。次の写真は,下巻のp.272なのだが,Thomsonがストークスの定理の発見を見逃した,と書いてある。そんなバカな,である。

Körner Fourier Analysis ケルナー フーリエ解析大全 下巻 p.299

ストークスの定理については,最初に発見したのがトムソンであり,トムソンからストークスへの手紙に書かれていること,ストークスがケンブリッジだったか,大学の数学コンテストの問題として出題した結果,ストークスの定理として広まったこと,これらは良く知られている話であり,どうして「発見を見逃した」ことになっているのか,まったく不可解である。

ということで,原文に当たってみた。次がスキャンしたもののスクリーン・ショット。

Körner Fourier Analysis p.272

当該箇所を書き出してみる。

Other discoveries and inventions of Thomson are dealt with elsewhere in this book. We note in passing the discovery of what is now called Stokes’ theorem and the first mathematical discription of the oscillation of an electric circuit.

うーむ。これがどうして上のように訳されるのか,全く不可解だ。in passing を辞書で調べると,「事のついでに」とか「ちなみに」という意味らしい。してみると,次のような内容なのだろう。適当訳だが。

これ以外のトムソンの発見・発明についてはこの本の別の場所で扱うことになるが,ここでは,今日ストークスの定理と呼ばれている定理の発見と,電気回路の振動を初めて数学的に記述したことを注意しておこう。

一つ終了

[昨日の記録]

昨日の土曜日は年に一度の,とある勉強会。スピーカーなので,いろいろ準備しなくてはならず,かなりの負担。今回は,前日に夕方5時に配布用資料をメールで送り,それからプレゼン用のPDFをLaTeX Beamerで作り始めた。何とか間に合わせて,午後,九段下へ出撃。

いつもながら,資料の完成度の点で反省点多し。文字よりも,もっと画像というか視覚に訴える方が分かりやすいよなあと思ったが,後の祭り。まあ,仕方ないか。

勉強会の後は,同じホテルで懇親会。この歳になると立食は苦手。食べたいものもあまりなかったし。とか言いながら,肉と鰻はしっかり食べたかな(^^

ホテル出るとタクシーが並んでいるのが罠。疲れたので乗ろうかとも思ったが,我慢して電車で帰る。最近はあまり外で飲まないのだが,久しぶりに飲み屋さんに寄る。バーDRでジン・トニック (Victorian Vat Gin + Fever Tree Tonic Water) と店長おすすめのスコッチのモルトを飲む。

バー DR でスコッチのモルトを飲む

その後,トトワールというお店に初めて行ってみた。さかなやSTの姉妹店ということらしく,魚関係のつまみが美味しい立ち飲み屋さん。お酒も新井屋酒店お墨付きの旨いところがそろっていて素晴らしい。

トトワールにて

トトワール,カルパッチョ

トトワール,ローストビーフ

何か新しいことを

ここしばらくの所謂マイブームというのか,BSフジの「項羽と劉邦」を毎日楽しみに観ている。もう終盤に差し掛かっているが,最初は登場人物の識別すら分からなかったものが,近頃では蕭何,張良は言うに及ばず,項羽方のしょうりばつ将軍とかまで名前を覚えてしまう状態。あと10回少々で終わってしまうのが残念至極。

それに合わせて,司馬遷の「史記」を書き下し文を中心に,ちょこちょこ読んだりしているが,紀伝体のため,ドラマに合わせて時系列で読もうとすると,これがけっこう面倒だったりする。

テレビの話を書きたいわけではなかった。漢文もぼちぼちやるとして,何か新しいことがしたい。いや,新しくなくても,以前ちゃんとやれなかったことをやるとかでもいいのだが。

とりあえず妄言。ミシン買って,MacBook Airの布ケースを自作。植物男子ベランダーやってみる。Mordellの1917年の論文(Ramanujanのタウ関数についての)から始めて,保型形式,へッケ作用素の勉強をする。

9月1週目やっと終わり

8月31日の日曜日に実家から東京に戻り,翌日から仕事開始。月曜の1日だけで,ヘロヘロに疲労。なんとか1週間が終わったが,自宅仕事もあるので憂鬱。

昨日,時間をやりくりして法務局に出かけて書類を提出。もう4年くらいほったらかしにしていた案件。銀行からもらった書類のうち有効期限が3ヶ月しかないものがあり,恥ずかしながら期限切れで送りなおしてもらっているので,今月中に何としてでも済ませておかねばということもあった。ともあれ,懸案が1つ済んだので,気が楽になった。

その代わり,じゃないが,来週末の勉強会の資料作りの方が大変。今日明日で,何とか形にしないと。

西日本新聞から

実家に帰ると新聞は西日本新聞。聞き書きシリーズというコラムで,秋枝蕭子さん という方のお話が載っていて,なかなか興味深かった。iPhoneのカメラで撮って,SharpScanというアプリで記事の部分だけ切り取って変換。GIMPで減色処理してFlickrにアップした。

秋枝蕭子さん 西日本新聞「明日は明日の陽が昇る」第27回  2014年8月28日(木曜日)

小鹿田焼 (おんたやき)

実家4日目。
朝ドラのあと,「あさイチ」という番組で,日田の小鹿田焼 (おんたやき) というのが紹介されていた。特徴的な模様は「飛び鉋 (とびがんな)」というのだという。あれ?これって見覚えあるなあ。母さん,この小鹿田焼って家になかったっけ。母が取り出したのがこれ。

小鹿田焼 (おんたやき)

母が焼き物けっこう好きで,友達とあちこちの窯元に行っていたのは知っていたが,この小鹿田焼というのは初耳だった。母によれば,このあたりでは小鹿田焼は割りとポピュラーでよくあるとのこと。臥牛とかになると,わざわざそこまで行く人は少ないと。臥牛焼というのは母が好きで,こちらの名前はよく覚えている。

新しきことを始めるのは難しいなり

自炊したPDFの後処理のために,opencvを勉強して自前のプログラムを作るか,それとも,せっかくWindowsマシンも買ったことだし,Ralpha などで処理するか,悩み中。自分の目的のためには,多機能な画像処理ソフトは実は不要で,やりたいことは,上下左右余白の削除,レベル補正,2倍にリサンプリングしてグレースケール化あるいは白黒2値化,くらいなのである。

で,opencvの出番。ImageMagickでも良いが,以前の実験だと,1ページあたり5秒くらいかかるので,200ページの本で1000秒,つまり20分くらいかかるのである。もう少し速くならないかなあと思うのである。

しかし,まったく新しいことを始めるのは気が重い。ワタシのプログラム経験と言えば,ずっっっっっっと昔,CP/M上でTurbo Pascalとか Mac Plus (68Kでメモリー1M)上でLightning Pascal とか Lightning C とか,そんな時代だからなあ。一応,統合環境のはしりではあると思うが,基本的には,プログラム本体を文書エディターで作成して,ターミナルから cc hoge.c とかいう簡単なことしか出来ない。

とか思うと気が重いのである。思い切って始めてしまえば何てことはないのかもしれないが,近くに先達がいないのもあって,どうしたものかと思いあぐねるのである。

とか考えると,知り合いで未だにTeXをやらない人の気持ちも分かるというものである。ワタシなんぞは,もう20年以上使っているものだから,文章を書くと言えば,TeX以外考えられないが,初めての人には敷居が高いのだろうなあ,と思う。第一,自分でインストールとかしなきゃならないし。

ということで,とりあえず XCode は最新にしたし,Homebrew で opencv もインストールしてあるのだけれど,未だに “Hello World!” 的な,はじめの一歩を踏み出せない状態なのであります。誰かひな形作って,背中押してくれないだろうか・・・。