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2004年10月13日
花山利き酒会@両国
一度はぜひと思っていた花山(日本酒専門の問屋)の利き酒会に行ってみた。Aさん夫妻と酒屋のY君と総勢4名で,第一ホテル両国の5階へ。会場は思ったほど広くはなく,酒蔵の数も全部で19だが,それだけ厳選されている,ということだろう。Y君のアドバイスに従って,まずは黒龍の二左衛門を飲む。
もたもたしているとなくなってしまうらしい。京都の祗園にある日本酒専門のバー(?)で一度飲んだことがあるのだけで,美味しかったという記憶しかなく,どんな味だったか覚えていない(^^;;)。今回飲んでみて,まあ,美味いな,と思う。いや美味くてあたりまえなのだろうが,すごい!とか感じないなあ。これが普通に飲める環境はたしかに贅沢だと思うが。続いて名前でしか知らなかった石田屋というのを飲む。うーむ,二左衛門の方が美味いと思う。というか,利き酒会なので,はっきり言ってみんな飲んでない。口に含んで味わったあと,吐き出すのだ。あーなんてもったいない。しかし,こうでもしないと,酔っぱらってしまい味が分からなくなってしまうのだろう。
僕のようなイカサマ臨時店員(?)もいないことはないようだが,ほとんどの人は,酒屋か酒場の人,つまりプロなので,まず飲んでいない。見よう見まねで,口に含んで吐くということをやってみる。ちゃんと味を確かめようとすると意外と難しい。
以前,大星岡村だったか,別の利き酒会に行ったときは,玉石混淆でけっこう不味い酒もあったのだが,今回の花山はさすがだ。ほとんどの酒が美味い。
いつも飲んでいる正雪だが,ラインナップが揃っていて嬉しい。まずは,てっぺん(?)の純米大吟醸・斗瓶取りを飲む。いや,口に含んで吐き出す(笑)。あ,これは美味しいなと思うと,すこし飲み込む。こんな感じでいろいろと試してみる。定番の純米吟醸(17度)に低温熟成バージョンがあり,これがまろやかでとても美味しい。
最近もっぱら富蔵ばかりになっている初亀も飲んでみよう。富蔵,瓢月,亀,中汲み大吟醸といただく。左端にあった日の丸印(?)の中汲み大吟醸がコクがあり美味しかったが,値段もいいので2度びっくりだ(笑)。
Last but not least, Aさん夫妻一押し(?)の「常きげん」(ただし花山バージョンは,益荒男というレーベル(?)になるのだが)をいただく。正直言って,僕はここはあまり得意じゃない。しかし,今回,純米生はこくもありながら飲みやすく,山廃大吟醸は,パワフルだが,けっして重すぎず,素晴らしいと思った。
投稿者 sukarabe : 2004年10月13日 16:00
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コメント
最近の平日のsukarabeはんの行動を見ていると宝くじでもあたって一生働かなくてもよくなった人みたいな、親の遺産が山ほどあって使わないとさらに貯まって困っちゃう人みたいな、お気楽な感じがしてうらやましい限りです・・・
投稿者 kebaneco : 2004年10月13日 19:18
アハハ。そんな身分になりたいです(笑)。すみません,お気楽で。つらいこともあるんですけど,書かないだけですってば(苦笑)。
投稿者 sukarabe : 2004年10月13日 23:23
つらいことだって???うそ~~~、だって、今日もフジワラ行ってパン買ってたくせに(笑)。kebanecoは昨日・今日と京都に出張してました。とっても偉い人たちと一緒だったので、住友財閥創業者が持っているお宅のお庭を見せていただくというオマケ付でした。いや~、本当に感動できるものって実は個人蔵で普通の人たちの目にふれることなんてめったにないんですね、やっぱり日本だって階級社会やで。
投稿者 kebaneco : 2004年10月15日 20:57
資産は死んだら国に没収で,全員生まれた時点ではゼロにして,平等な競争とかにすればいいんですかね(笑)。知り合いにそういう資産家とかいないので,全然ピンとこないんですけどね。まあ,そういう人が多いから暴動もおきずに平和な日本が維持されている?
個人的には,お金よりも自分の能力がないことが,もどかしい毎日です(苦笑)。あーもうちょっとオルガンのテクニックが欲しい。もう少しで良いから頭がよくなって欲しい。いまさら無理か・・・アハハ。
投稿者 sukarabe : 2004年10月16日 08:23
確かに、お金で買えないもののほうに欲しいものが多い・・・
投稿者 kebaneco : 2004年10月16日 17:43
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