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2004年10月05日

この世をば(永井路子著)

一年ほど前,Ka氏に,大鏡を読みたいんですがね,という話をしていたら,この本を紹介された。永井路子さんの「平安朝三部作」の一冊であり,藤原道長について,旧来のイメージとは異なった視点から書いてある。

Ka氏によれば,これを読んで,時代背景や登場人物に馴染んでおいてから大鏡を読むと良いのでは,とのことだった。たしかに,古文という語学のむずかしさと,平安時代という時代背景と,両方勉強するのは大変ではある。

新潮文庫版で上下二巻を買ってきて,すこし前に上巻を読んで下巻に移ってから,しばらくほったらかしになっていた。昨日から鞄に入れて,行き帰りの電車の中で読んでいる。下巻は,道長が右大臣になるあたりからで,伊周(これちか)との権力闘争などがこれから始まるところだ。

投稿者 sukarabe : 2004年10月05日 16:21

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