Sukarabe's Easy Living

パスポート無しでの入国を許可するというアイスランドのオファーに対して日本が出国を許可しなかったから、フィッシャー氏としては余儀なくされた市民権申請じゃないのでしょうか？

まずは日本国籍取得のために日本人と結婚してみたけどダメ、パスポート無し入国を提案されたけどアイスランドへの出国はかなわない。こうなったらアイスランド政府を後ろ盾に、とにかく自由の身になりたい、と。

でも市民権を取ってもやっぱ一応犯罪者だから、アイスランド政府も日本に対して引渡しを要求できるのかどうかは疑問ですね。日本政府がアメリカとアイスランドをはかりにかけたらどういう結果になるかは容易に予想がつくし。

とりあえずアイスランド議会は前向きに特別法の制定・迅速な市民権の許可、に動きそうな雰囲気っていうのがグッドニュースでしょうか。

それにしても、フィッシャーの手紙ってすごいですね。昨今増殖の一途にある小ぢんまりした自己中の皆さんに爪の垢せんじて飲ませたい（笑）。

そうか、やむを得ずということかもね。
相手がブッシュじゃなかったら日本政府もとっとと国外退去で、好きなとこ行きな、となるかもしれないのになあ。

しかし、アイスランドは見上げたものです。どこで読んだか忘れたけど、アメリカからけっこうな圧力がかかっていたようですが、我々は友人を忘れないとかなんとかで、はねつけているみたいですよ。

Fischerの手紙って、あの手書きのやつですか？僕は、「しかも原発のすぐそばだ！昨年も事故があった！」という下りで笑ってしまい、後は読んでません（笑）。どういう意味で爪の垢せんじて飲ませたいの？自己中がこぢんまりとしてない、ってこと？（苦笑）。

そうそう、手書きもあるけどタイプアップされたものもありましたよね。

延々と自分があれをされた、これをされた、日本政府は誘拐犯で日米政府は犯罪の共犯だ、拘置所生活は肉体的にも精神的にも悪いとか、いろいろと書いて当局を糾弾するのはまあいいとして・・・

たとえば自分の妻のことが心配とかいうことに関しては一言もないでしょ？アイスランドの市民権申請だって自分のだけ？おいおい・・・

なんか、こう、公開されることを前提に書かれた書簡ですよね。でも、この種の文書にあってしかるべき構成要素が欠落してるんです。その部分が「他者に対する配慮にかかわる部分」だな～と思ったら、自己中であることを世に宣言している文書だよな、と思えたのでした。

でも、そうして考えると、アイスランド政府や議会に対する賞賛の辞を入れているところが、少し卑屈かな（笑）？？？