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2005年07月07日(木曜日)
dvipng [ TeX ]
TeX(テック)で作成した数式を画像に変換する dvipng というプログラムがあることを最近知った。EmacsのTeX支援プラグイン AUCTeX に組み込まれる予定の preview-latex から派生したものらしい。preview-latex はEmacsで編集中に数式をプレビューするためのもので,実際には,編集中のバッファーの一部をLaTeXに渡して組版させ,それをdvipng(あるいはその組込版)で画像に変換するという仕組みのようだ。その画像変換部分だけを独立させた dvipng であるが,すでに /usr/local/bin に入っていた(笑)。どうもTeXの配布システムに含まれていた模様。
さっそく試してみた。どうせなら面白い式ということで,例のラマヌジャンの連分数(笑)。
何のオプションも付けずに変換してみたが,mimeTeXに比べて綺麗だと思う。濃度やいろんな補正ができるらしいが,それはまた別の機会に。
これで原理的には数式を含む文書をHTML+数式の画像に変換してWEBにアップすることができる。しかし現実的には,それらをバッチ処理してくれるプログラムが必要だ。多分こういうことはPerlとかRubyとかのスクリプト言語というのが得意なのであろう。文字列処理もあるからね。誰か次のようなPerlスクリプトを書いていないだろうか。自分はPerl知らないので。
以下,CとPascalも忘れたやつの適当コード(ってコードにもなってないが)。
ファイル全体を読み込む。 $...$および\[...\]というパターン(数式の部分)を探して,そのたびに次の処理をする。 適当なプリアンブルを付けて,それをLaTeXに渡す。 出来た dvi を dvipng で画像に変換する。 数式の部分を画像へのリンクで置き換える。 その他,\section{...}を<h2>...</h2>へとか,適当に。 出来上がったら,数式画像もろともサイトにftpする。
多分Perl知っている人からすれば,簡単だと思うんだけどな。
投稿者 sukarabe : 2005年07月07日 03:19
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