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2005年08月11日(木曜日)

ディスカバリー無事帰還したようですが [ 社会 ]

spaceshuttle_discovery_lands_20050809.jpg

8月9日にスペースシャトル・ディスカバリーが無事に帰還した。良かったなと思う反面,例によって地元大騒ぎの映像をテレビで見ると,なんだかなあという気持ちがぶり返す。打ち上げのときにも感じたのだが,どうして野口さんの地元では,という報道があるのだろうか。地元ってねえ,まるで甲子園かオリンピックのノリである。もしかして万歳で送り出したのか(笑)。もちろん本人に責任はない。報道がなあ・・・。

違和感を感じていたところで,Aquarian's Memorandomの記事「野口宇宙飛行士にばかり注目するアホな報道」を読んで,自分が感じていた,もやもやとした気持ちがすっきりした。そうか,そういう事だよね,と。日本が金を出しているからこそ,日本人宇宙飛行士が乗り込むのだということも,言われてみるとなるほどと納得。また,Aquarianさんは技術畑(?)らしく,もやは宇宙飛行士はヒーローではない,と言い切る。なかなかできないことだ(笑)。宇宙飛行士の超人的能力で何事かが成し得るという時代じゃない,ということなのだろう。そのうち宇宙飛行士も子供の夢にはならなくなるだろうか。僕は子供の頃バスの運転手になりたかったけどね(笑)。

ふと,子供の頃に読んだ「超音速パイロット」というノンフィクションを思い出した。スカイロケットというダグラス社の超音速実験機のパイロットだった人の自叙伝みたいな本。けっこう愛読していたのに,肝心のパイロットの名前を覚えていない。初めて音速を破ったチャック・イーガーの名前は覚えているのに(苦笑)。

いずれにせよ,日本での報道はオリンピック選手と同じ扱いだ。やれやれだね。

投稿者 sukarabe : 2005年08月11日 09:08

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