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2005年10月12日(水曜日)

ドイツの選挙制度なりせば [ 社会 ]

少し前に,民主党惨敗ではなかった,という朝日新聞の天声人語の記事について書いたことがあったが,それに関連して,ドイツの選挙制度であればどうだったろうか,という記事を見つけた。
ブログ時評:ドイツ総選挙と比べながら考えた

いろんなブログでこの種の議論がなされているようだ。もちろん先にルールありきな訳だから,もしもという議論に大した意味はない。しかし,小選挙区と比例代表の並立という見かけ上は似通った制度のように思えるドイツと日本の選挙制度が,かくも違うものであることには驚かざるを得ない。ドイツ式の方が完全比例代表に近く,得票数の割合と議席数の割合の違いが日本よりかなり小さいらしいのだ。ブログ時評によれば,ドイツ式を今回の衆議院選挙にあてはめると,次のような結果となるらしい。
自民222,民主148,公明65,共産37,社民27,自民造反組27
これでも自民の勝ちだが,今回のような圧勝とはずいぶん違う。

まあ,所詮は絵空事だが,今回の選挙結果から国民の大多数の支持を受けたと勘違いしてもらっては困る。選挙制度のマジックでそう見えるだけなのだ。本人(って誰?)は分かっているはずだが,自分からは言わないだろう。マスコミまでそれに乗っかっているのが解せぬ。

投稿者 sukarabe : 2005年10月12日 07:22

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コメント

マスコミの体制の太鼓持ち化については、本当に苦々しい思いです。その中で見直したのは、黒鉄ヒロシかなぁ?今はただ、何も変っていない郵政民営化法案に今度は賛成する造反議員に「選挙に係ったお金返せ!」っと言いたいのと、ひたすらドイツが羨ましいですぅ。

投稿者 kebaneco : 2005年10月12日 22:12

テレビは特にひどいと思います。もっともそれで視聴率が取れるということは,根元的には国民がひどいのか・・・ははは。

投稿者 sukarabe : 2005年10月14日 06:23

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