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2005年12月22日(木曜日)

人口減少らしいが第二次差分も負なのか? [ 社会 ]

統計を取り始めた1899年(明治32年)以来,初めての人口マイナスらしいのである。テレビで報道していた。1万人の減少ということらしいが,第2次差分とかは発表されない。不思議だ。これでは導関数だけでグラフを描くようなものではないか。普通,第2次の微分(人口の場合はディスクリートだから第2次の差分)までは調べるだろうに・・・というのがこの種の報道のたびに感じることだ。天気予報だって数値化して報道しているのだし,もう少し数量化して欲しいものだ。え〜今年の人口推移をお知らせします。依然として減少しています。減少率は xxx人/年,第2次差分もマイナスで -yyy人/年^2 の模様です・・・。

投稿者 sukarabe : 2005年12月22日 11:30

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コメント

あの~~、第二次差分ってにゃんのことですかぁ?

投稿者 kebaneco : 2005年12月23日 22:01

隣同士の差を差分と言います。第2次の差分とは,
差分のそのまた差分のことでした。例えば,人口の変化が
1000, 990, 980, 960
と変化したとしますね。隣同士の差を取ると,
-10, -20, -40
となります。そのまた差をとるのです。すると,
-10, -20
となります。これがマイナスだと減り方がますますひどくなっていることがわかるのです。
逆に,人口の変化が
1000, 990, 985, 983
だと差をとると
-10, -5, -2
ですがそのまた差は
5,3
とプラスになります。つまり減ってはいるものの「下げ止まり」であることが言えるわけですね。
つまり,単に減っているだけでなく,「減り方」がひどくなっているか,あるいは「減り方」がゆるくなっているかを判定できるのです。

投稿者 sukarabe : 2005年12月23日 22:30

にゃ~るほど、変化がどういうトレンドを持ってるかを見るときに使うわけですね。減量のときとかに使えそうかも(笑)?

投稿者 kebaneco : 2005年12月24日 10:26

あの~、でも、センセ、差分が隣同士の差だとすると、最初の例の計算間違ってません?1000,990,980,960だと差分は-10、-10、-20で、二次差分は0,-10じゃないの?もちろんマイナスなんで減少が加速してはいるんですけど。

あと、最初の例みたいなスタート地点からの差、つまり-10、-20、-40とそれらの差分って、また、なにか別の用語があるんですか?

投稿者 kebaneco : 2005年12月24日 10:34

あ・・・ホントだ!
すみません。計算間違えました(恥)。というか酒飲んでたし(笑)。
最初の例は,1000,990,970,930 に訂正してください。
こんどは第1次差分がちゃんと
ー10,ー20,ー40
ですよね?

投稿者 sukarabe : 2005年12月25日 06:39

ははは~~

投稿者 kebaneco : 2005年12月25日 14:04

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