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2006年06月04日(日曜日)

違反摘発ビジネス [ 雑記 ]

6月1日から駐車違反の摘発がきびしくなったらしく、あれこれと報道されている。以前と違うのは、30分ほどの猶予期間がなく即座に摘発、警察官ではなく委託された民間人が摘発する、といったところらしいが、なんかひどいことになったなと感じる。

違法駐車がいけないことはもちろんであるが、程度問題ってこともあるだろう。酒屋さんが配達するときにほんの数分停めるのまで摘発する必要があるのだろうか。こんな非道な法律があっさりと通ってしまうことに空恐ろしさを感じるのである。

宅配の会社などでは、運転者が居ない状態を避けるために、二人で勤務することにするらしいが、余分の経費がかかるはず。その経費を出せない小規模業者にとっては、イジメとしか思えないだろうなあ。その一方で、郵便小包については、お許しが出ているらしいのである。どうしてこんな不公平がまかり通るの?

民間委託などしなくてもいいから、警察がちゃんと悪質な路上駐車を摘発すれば良いだけの話ではないのだろうか?本来不必要なこんなことがビジネスになるなんて皮肉なものだ。そう言えば自転車の違法駐輪摘発はシルバーなんとかかんとかというところの仕事にネタになっていたなあ。それって税金がめぐりめぐって支払われるのだろうか。そんな税金の使い方はしないで欲しい。駅前の便利な場所に十分な数の駐輪施設を作ってくれればその方がずっと良いじゃないかと、いち納税者としては思う。

[6月4日17時追記] あちこちニュースを見て、民間委託についてはある程度納得した。人員不足ってことで。しかし、人員が確保されたのであるから、即刻摘発ではなく、従来どおりの30分程度の猶予時間を持たせて良いのではないか。この点に関しては全く承服できない。

投稿者 sukarabe : 2006年06月04日 12:18

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