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2006年09月07日(木曜日)
山内、杉浦「連続群論入門」 [ 数学, 本 ]
部屋の整理をしていると、: 山内恭彦、杉浦光夫 共著の「連続群論入門」が出てきた。恥ずかしながら表現論はほとんど知らない。というか興味がなかった。今でもそれほど興味があるわけではないが、通勤の友としてこれを携帯することにした。小冊子の入門書なのに、かなりの内容がある。
杉浦先生の本はどれもそうだが、この本も丁寧で内容豊富。今日は、AdjointによりSO(3)とSU(2)がほとんど同じこと(つまり上への準同型で、Kernelが1と-1になること)と、Adjointが複素平面の1次分数変換とリーマン球面の回転を結び付けていることを理解した。非常に満足。計算をフォローするのが通勤では難しいのだが、なんとか最後まで読みたいと思う。
投稿者 sukarabe : 2006年09月07日 22:24
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沢尻エリカをAVで発見(本物率??%) ☆レビュー☆ 凄く似ていますw中身は本物... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2008年01月30日 19:15
コメント
現在、リー群論および表現論の基礎を繰り返し勉強していますが、この本は確かに記述が具体的で初学者向けとしてはいいですね。
この本にない部分をどう補うかをしっかりと見通しながら勉強するとすると、表現論およびりー群の入門書としては外せない本だと思います。
といっても有限次元の線形表現の世界がようやく見えてきた今日このごろなのです。また、勉強にもどろ!
投稿者 calc : 2006年09月08日 23:38
calcさん、こんにちは。
意外な発見があって、なかなか楽しいです。先をざっと見たところ球関数とかも出てくるみたいです。楽しみ、楽しみ。
投稿者 sukarabe : 2006年09月09日 09:57
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