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2007年05月05日(土曜日)

インドの数学教育 [ 数学, 雑記 ]

テレビでインドの数学教育についてやっている。覚えるのではなく、考え方に重点を置いているそうだ。あたりまえだと思うが、最近の日本では違うらしい。答えがあっていてもプロセスが間違っていると正解にならないらしい。そんなの当たり前でしょ?あ、そうか、日本では○×式だから分からないか(笑)。考え方をとことん説明する証明が重視されているらしい。ワタシが中学生の頃は、まだ証明問題とかあったんだがなあ、日本でも。

要するに、あたりまえの普通の教育ってことでしょ?それが行われていないらしい今の日本が不思議。

へえ~っと思ったのが2桁の掛け算でのTIPS。たとえば、65×65のように一の位が5のときは、次のようにするのだそうだ。下二桁は五五二十五で25になる。上の二桁は、六七四十二として42。結果として、4225が答え。ふーん、確認してみよう。これって2乗の場合ってことで良いのかな?二桁の自然数Nを、N=10a+5とおく。aは一桁の数。すると、
N^2=(10a+5)^2=100a^2+100a+25=100a(a+1)+25
となる。なるほど、確かに正しい。しかし、こんなことまで覚えるのは(たとえ理由を分かっていても)ちょっと違和感あるな。こんなことで数秒早くできても意味はあまりないと思う。

投稿者 sukarabe : 2007年05月05日 08:36

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