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2007年08月11日(土曜日)

青空文庫リーダー、アジュール [ コンピュータ&インターネット ]

今まで、青空文庫にそれほど興味はなかった。旧世代の人間として、本は紙で読む方が性に合う、ということもあるが、印刷されたものとの違いがやはり大きいなと思っていた。ところが、azur (アジュール) という青空文庫を読むためのソフトがあることを知り、認識を変えねばならないかも知れぬ、と思った。

Windows版だけでなく Mac OS X 版もあるので、お試し版をダウンロードしてみた。まず、表示が美しい。青空文庫はプレーンなテキストファイル以外にも、HTML、XHTMLも配布しているのだが、こちらで見ると、ルビなども本物の本と見まごうばかりなのには驚いた。驚きはこれだけではない。ダウンロードせずとも、青空文庫での文書のURLをアドレスバーに入力すれば、同じように表示されるのである。ここに至って、やっと気がついた。そうか、このアジュールというソフトは、青空文庫リーダーというよりは、むしろ、縦書きなどをサポートした汎用の日本語表示ブラウザであると。

Windowsでもマックと同様の美しい表示になるのかは分からないが(マックの場合は、ヒラギノフォントがデフォルトで入っているのが大きい)、ともかく素晴らしい日本語ブラウザであることは間違いない。有料ではあるが、2100円なら文句はあるまい。とにかく、青空文庫だけに限定するのは惜しい、とても良くできた日本語ブラウザである。

さて・・・ここまで書いて、アップする前に、念のため読み返してみたのだが、なんというか、これじゃあ、まるでパソコン雑誌などによくある、たいこもちレビュー記事みたいじゃないか、と(苦笑)。

投稿者 sukarabe : 2007年08月11日 15:29

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