ヤグロム著「初等的に解いた高等数学の問題」を裁断・スキャンした。古い本なのだが、何とホチキスで留めてある。このまま裁断すると刃がボロボロになってしまう。そこで、まずはホチキスを外す。これが案外と面倒。
しかるのちに、裁断機へ。
裁断したあとは、例によって、カラー、600dpiのjPEG画像でスキャンする。ここからあとはコンピューターでの作業。まずは、自作のプログラムで白黒画像に変換する。全体的に紙焼けがひどいので、周辺部の白塗り領域を多めに取り、黒を抑えて、パラメーターを high=245, low=10, gamma=1.0 あたりに設定。
mic02 -r 1 -i ./600dpi-jpeg3 -o ./group4tiff600/ --high 245 --low 10 --gamma 1.0 -t 200 --cleft 100 --cright 100 --ctop 100 --cbottom 100 --density 600
漢文の本とかだと、1200dpiにオーバーサンプリングして、1200dpiの白黒にするのだが、数学の本の場合、600のままでも十分なので、ファイルサイズのこともあって、600dpiのままで白黒に。出来上がった白黒2値のTIFFファイルをまとめて、複数ページTIFFにしてからPDFに変換する。
tiffcp ./group4tiff600/a0*.tiff bundle600.tiff tiff2pdf -o bundle600.pdf bundle600.tiff
AcrobatでPDFを開き、別途スキャン・編集(GIMPにて)しておいた表紙画像を付けて、とりあえず完成。この段階でPDFのファイルサイズは、8.5MBになっている。ちなみに、600dpiのカラーJPEG(圧縮レベル3)でスキャンした段階では、174ページで148MBあった。
8.5MBでも十分に軽量であるのだが、Acrobat XでOptimize Scanned PDFというのを行い、白黒の圧縮法として JBIG2 Lossy というのを選ぶと更にサイズが小さくなる。このとき、一緒に傾き補正を行っておく方が良いかもしれない。JBIG2 Lossy の圧縮の結果、最終的にPDFのサイズは、4.4MBとなった。


