Sublime Text 3での自前LaTeXビルド(Mac版)

以前Windows版の自前LaTeXビルドを作ったので、Mac版も簡単かと思ったら、思わぬところでてこずってしまった。platex, dvipdfmx, Skim を連続して行うコマンドを作れないのだ。検索したり試行錯誤したり、いろいろやった結果、インラインでシェルスクリプトを実行させることで、望みの結果が得られた。

Sublime Text 3のメニューから、Tools –> Build System —> New Build System… と進むと、untitled.sublime-build というファイルが作られて編集状態となる。これを次のようにして、適当な名前で保存する。今回は、pLaTeX-dvipdfmx-Skim.sublime-build という名前にした。こうすると、Build Systemに、pLaTeX-dvipdfmx-Skim という項目が追加される。

{
	"osx" : {
		"selector" : "source.tex",
		"path" : "/usr/texbin:$PATH",
		"shell" : false,
		"cmd" : [
			"/bin/sh", "-c", 
			"platex $file -interaction=nonstopmode && dvipdfmx $file_base_name.dvi && open -a Skim $file_base_name.pdf"
		]
	}
}

ポイントは、シェル(/bin/sh)を -cオプションで起動することにより、そのあとに書いたシェルスクリプトを実行させること。プログラムは && で区切る。こうすると、TeXの文法エラーで止まったとき、それ以降のプログラムは実行されない。

Twitter Digest 2017-03-25

  • Sublime TextのビルドシステムでLaTeX組版できるようにしたのは良いが、variantsを上手く設定できない。別のビルドシステムとして登録することは可能なのだが。 15:12:57, 2017-03-25
  • Sublime Text 3でビルドシステムのvariantsが出来た。OS別の処理を外側にしてたのがダメな理由だったようだ。variantsの内側でOS別に分けると上手く行った。 21:59:00, 2017-03-25

TeXstudioからTeXLive2016を使う(Mac版)

TeXstudioはTeX用の統合エディター。MacではTeXShopが定番ではあるが、code foldingができないのが不満。TeXMakerとそれから派生したTeXstudioでは、latexの\begin...\end環境とセクションなどのcode foldingが出来るらしい。TeXMakerもインストールしたのだが、TeXstudioの方が、さらに高機能らしいので、そちらも導入した。

設定は簡単。とりあえず、latexとdvipfmxへのパスを通せばよい。日本語LaTeXを使うために、コマンドの部分を修正する。LaTeXのところは /usr/texbin/platex -src -interaction=nonstopmode %.texとし、DviPdfのところを /usr/texbin/dvipdfmx %.dvi とする。latexのオプションは修正の余地があるが、とりあえず、元のままにして、プログラムだけをlatexからplatexへと変更した。あと、エディター部分でフォントを適当に。Source Code Pro にしたが、ここはお好みで。

ここで問題が。PDFをプレビューするのだが、内部ビューアーだと日本語フォントが表示されないのだ。フォントを埋め込んでいてもダメ。検索したところ、poppler-dataというのをインストールする必要があるらしい。

実は、Homebrewでpopplerは入れてあった。後は、TeXstudioがそれを認識できるようにすればよい。TeXstudioは /usr/local/share/poppler を読みに行くらしいので、

ln -s /usr/local/Cellar/poppler/0.16.7/share/poppler /usr/local/share/poppler

とシンボリック・リンクを張ってみた。これで、日本語も表示されるようになった。

実は、内部ビューアーを使わずに Skim を外部ビューアーで使う手もあって、こちらも快適。Sublime Textなどは純粋なエディターで内部ビューアーを持っていないから、Skimを使うことになる。

TeXLive2016を使い始める

TeXLive 2016 自体はずっと以前にダウンロードしていたのだが、自前のフォント設定などの移行が大変そうなので、これまで使わずにいた。新旧2つのTeXシステムを共存できそうだったので、使い始めることにした。以下、備忘録。

ダウンロードしていたのは、MacTeX版ではなくオフィシャルのポータブル版。と言っても、USBメモリーにインストールする予定はないのだが。これを、$HOME/texlive2016portable 以下にインストールした。$HOME は自分のルート。Macの場合、/Users/自分のアカウント になっている。以下、作業内容。texlive2016portable までのパスをTLROOT と略記する。

  • Pathの変更。
    export PATH=/usr/texbin:$PATH
    

    などとし、/usr/texbin は本当のパスへのシンボリック・リンクとする。
    これを変更することで、複数のTeXシステムを使い分けることにした。

    TeXLive2016portableを使う場合。

    ln -s TLROOT/bin/x86_64-darwin  /usr/texbin
    

    今までのuptetexを使う場合。

    ln -s PathToOldTeXSystem/bin  /usr/texbin
    
  • TeXLiveのアップデート。
    パスを通したあと、

    sudo tlmgr update --self --all
    

    として最新版にアップデートする。500個くらいアップデートがあって、けっこう時間が掛かった。

  • ヒラギノフォントへのシンボリック・リンクを作る。
    Homebrewでgsは入れているのだが、リンクされているgsのバージョンが7.07と古かったので、texlive付属のスクリプトで自動的にリンクを作ることができなかった。手動でリンクを TLROOT/texmf-local/fonts/opentype/ 以下に作成する。ファイルが認識できるように sudo texhash する。
  • ヒラギノを埋め込むようにMapを設定。
    以前は手動で行っていたが、今はスクリプトでできるようだ。便利だが、何が行われているのかが分からないのは不安な気もする。

    sudo kanji-config-updmap-sys hiragino-pron
    

    で完了。ログを読むと、updmap-sys は TLROOT/texmf-dist/web2c/updmap.cfgTLROOT/texmf-config/web2c/undmap.cfg を読み込んで、 TLROOT/texmf-config/web2c/updmap.cfg に新たな設定を書き込んだらしい。もっとも、TLROOT/texmf-config/web2c/updmap.cfg は今回新たに作成されているのだが。それを開くと、

    jaEmbed hiragino-pron
    jaVariant -04
    

    の2行からなるファイルだった。

以上で、インストール作業は完了。ターミナルから試してみる。

ln -s TLROOT/bin/x86_64-darwin  /usr/texbin

として、/usr/texbin をTeXLiveのバイナリーに設定。which platex して確認。適当なファイルを作成して、platex sample.tex とすれば、sample.dvi が出来る。次いで、dvipdfmx sample.dvi とすれば sample.pdf が出来る。OKですね。

次の作業は、エディターから使えるようにすること。候補としては、TeXMaker, TeXstudio それから、Sublime Text 3 だが、それは後ほど。

Twitter Digest 2017-03-16

  • DLしたままで使ってなかったtexlive2016使おうと思い、とりあえずアップデートと sudo tlmgr update –self –all したら、アップデートが517個もあるらしく、延々とDL中。うーむ、本題に入れぬ。 14:13:50, 2017-03-16
  • export で変更したPATHの有効範囲を確認したところ、起動したシェル内のみだった。よしよし。 14:27:37, 2017-03-16
  • texliveのアップデート、やっと半分過ぎた。終わったら、ヒラギノフォントのシンボリック・リンク作って、texhashしてmapファイルの設定。以前は手動でやっていた作業がスクリプト一発でOKなのか? 14:34:57, 2017-03-16
  • 手持ち無沙汰なのでテレビをつけると、民放はどこも例のなんとか学園をやっている。もう飽きたよ。決着ついてから、まとめてくれればOKなのに。まったく。 14:38:15, 2017-03-16
  • TeXShopの動作が最近もっさり気味なので、texmakerというのをちょっと使ってみた。\begin… \end の環境限定みたいだが、code foldingが出来る。画像関係のwrapfigure環境とか閉じておくと見やすくて良いかも。 14:40:58, 2017-03-16
  • sudo cjk-gs-integrate –link-texmf –force でヒラギノのリンクが作れるらしいのだが、エラー。[ERROR]: Found gs but no resource??? ですと。
    MacTeXじゃなくてtexliveだったからかな? 15:23:36, 2017-03-16
  • というか、gsは確かhomebrewで入れていたなあ。そのあたりか。 15:24:14, 2017-03-16
  • フォントのリンクは手動で行い、ヒラギノ埋め込みはスクリプトでsudo kanji-config-updmap-sys hiragino-pronとした。
    まだ、OS X10.9なので(^^;;) 埋め込まれるフォントはProではなくProNになっていた。 16:40:13, 2017-03-16

円周率の日

本日は3月14日、円周率の日。と言っても、特にどうということもないが。

朝、カミさんが出勤したあと二度寝。10時頃ベッドから這い出して、食事の支度。冷蔵庫を見るもピンとこないので、カレーでも作ることにした。牛肩ロースの薄切りとタマネギを炒めて、野菜室をあさって、アスパラも炒める。赤いものが欲しいがない。迷ったが、アメーラトマトを投入。ちょっともったいなかったか。「印度の味」という瓶入りのカレーペーストと水を入れて煮込んで終了。

トマトのせいか、酸味がさわやかな味。自分で言うのもなんだが、気に入った。

あ、しまった。きのこ入れるの忘れた。丹波しめじあったのに・・・。

お昼は自宅でカレー 2017/03/14

確定申告

いつもぎりぎりの3月15日に提出しているのだが、今年はちょっとだけ、たった2日ではあるが、早く済ませた。国税庁のWeb Siteに行って、昨年のデータを読み込んで、今年の金額を入力するだけ。今年は、マイナンバーを入力するようになっていたところだけが、以前とは違っていたが。

提出用のPDFは1時間もかからず出来たのであるが、印刷に手間取った。MacBook Airが無線LAN接続のEPSON製プリンターをなかなか認識しないのだ。無線ルーターが怪しいと思っているのだが。ともあれ、何とか印刷して豊島税務署へ。

いつもだと自転車で行くのだが、帰りにデパ地下で買い物するつもりだったので、池袋駅から徒歩で。3時半頃に着いたのだが、すごい人で、提出するだけなのに、30分くらい列に並んだ。やれやれ。

e-Taxとかいうのにすれば、並ぶ必要ないらしいが、手続きが面倒そうで。そもそも、国税庁のサイトで提出用のPDFを作成しているんだから、それをそのままWeb上で提出できれば簡単なのになあ、とか思う。源泉徴収票も写真撮って画像として貼り込めばいいじゃないか。まあ、信頼性とか安全性とかいろいろ問題はあるんだろうけど。

肉小屋

板橋駅の向こう側、滝野川に出来た、といってももうだいぶ経つのだが、「肉小屋」という焼肉屋さん(と思っていたのだが、だいぶん違っていた)に、やっと行った。結論、もっと早く行っとけばよかった。

とりあえず、上ハラミ、仔牛のタン、そして赤身(うちもも)を注文。ハラミと野菜等は七輪で自分で焼くのだが、タンと赤身は塊焼とか言って、お店の人が焼いてくれて、スライスして出してくれる。塊焼はハーフの100gも選べたが、ままよと200gを注文。食べられるか心配だったが、家内と2人でぺろっと食べてしまった。

肉はどれもとても美味しかったし、アスパラ、タマネギなどの野菜も良かった。飲み物はジンジャーサワーというのを頼んだのだが、うすはりグラスで出てきたのには驚いた。

家内もとても気に入って、もっと早く来ればよかったねえ、と、2人して後悔しきり。まあね、このところなかなか時間も合わなかったし、新規開拓もしてなかったからね。

MacのThunderbirdでAppleのメールが使えなくなった話(とりあえず解決)

今朝、Macを開いたら、メーラーが me.com のサーバーに接続できない旨のエラーメッセージを出す。これまでもたまにこういうことはあったが、たいていは再トライで繋がっていた。ところが今回は違う。何度やってもダメ。ちなみに iPhone では普通に繋がるし、Macでも普段使ってないApple純正のメールでは大丈夫。AppleのメールではなくThunderbirdを使っているのは、いろいろと理由があるのだが、それは別の話。とにかく繋がらないことには話にならない。

検索すると同様の人がけっこう居るらしい。Appleの認証方式が変わったとか、なんとか。ふーん、と思いつつ、Apple IDの管理ページというのに行ってみた。ここからセキュリティーに行って App用パスワードというのを取得すればよいらしい。ところが、ログインしても、ただ単に「Apple IDのアップデート」という表示が出るだけで、先に進めない。ちなみに、ワタシの場合、me.com (=icloud.com?)のメールはプライマリーのApple IDになっておらず、例えば iTunes store での買い物とか、メインのApple IDは、以前から使っている別のメールだったりするのだが、それが関係しているのかも分からない。いずれにしても、Apple IDにログインは出来るものの、先に進めないのだ。

途方にくれて、Thunderbirdに戻ったのだったが、あれ?普通に受信出来てるじゃないか! さっきの「Apple IDのアップデート」というのが、アップデートされたのでOKですよ〜とかいう意味だったのだろうか。にわかには信じられないのだが。

ということで、とりあえず解決なのだが、いろいろと謎だらけで根本的解決じゃないと思われる。ああ、いらいらするなあ。