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2005年09月26日(月曜日)

ねこちぐら&ねこつぐら [ 雑記 ]

今日のkebaneco日記を見ていたら「ねこつぐら」の写真がある。ふーむ。しかし「ねこちぐら」という言葉も聞いたような。そうそう,はもはもブログ の別館(本館?)が「ねこちぐらな日々」であった。グーグルで検索すると両方ともヒットする。どちらの言い方もあるようだ。もっともヒットしたページの数で言うと,1060対494のダブルスコアで「ねこちぐら」の勝ちであったが(笑)。

以前アボカドを調べていたとき,アボカドが正しいのだが,アボガドで検索してもヒットするように,あえて両方の表記を使っていると書かれたサイトがあった。試しに検索してみると,アボカドの589000件に対して,嘘表記のアボガドも464000件となかなかに善戦しているのである。こうなると誤記であっても一大勢力だ(笑)。あれ,何の話だったっけ。

投稿者 sukarabe : 2005年09月26日 15:12

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コメント

そもそも、主人が新潟で買ってこなければ、存在すらしがなかった物体なのです。なので、新潟の名人のお宅がこの物体を「ねこつぐら」と呼んでいるのでそのままそれを拝借しております。

「ねこちぐら」という言い方があるのは知ってるんだけど、広辞苑で引いて「つぐら」は出てくるけど「ちぐら」では出てこないので、kebaneco的にはねこつぐらが正解と思ってます(笑)。

投稿者 kebaneco : 2005年09月26日 20:37

これって調べると面白そうですよね。

ねこつぐらという言い方はどちらかというと津南など長野寄りのほうで良く聞きました。ねこちぐらだと下越や山形寄りで比較的なじみがあるようです。

ちなみに、私が買った関川村の道の駅では「ちぐら」、でした。猫は飼ってないので、小さなぬいぐるみを入れてあります。

投稿者 えり : 2005年09月26日 23:09

えりさんのコメントを読んで主人に本当に新潟で買ってきたのか問い詰めたところ(笑)、長野県栄村だと白状しました。新潟との県境だから、新潟でもえ~やん、と言い訳してます(苦笑)。

ちなみに、ねこつぐら買った時には猫は一匹もいませんでした。きっとえりさんちにもそのうち「ねこちぐら」の住人ができるんではないでしょうか・・・

投稿者 kebaneco : 2005年09月26日 23:22

はじめまして。「つぐら」についてコメントします。

つぐらは藁で編んだカゴのことで主な用途は二つ。幼児を入れておくものと、飯櫃を保温のために入れるもの。前者は、主に外で農作業をする時に使われるようです。
これを二周りほど小さくして上部も覆い、猫用に作られたのが「猫つぐら」と思われます。冬の寒さの厳しい地方限定のものでしょうか。
「つぐら」という呼び名も決して一般的ではなく、地方によって違います。私が博物館で収集した名前を列挙しますと、
越後湯沢……つぐら、猫つぐら
富山市……猫つぶら
加賀市……いずめ、猫いずめ
福井県大野市……椀つぐら、猫いずめ、わらいずめ
大飯町……猫つご
鳥取県倉吉市……あこざ(「あこ」は幼児のこと)、猫びつ、めしびつ
島根県海士町……はんぼ温め(「はんぼ」は飯櫃のこと)
境港市……わらこ
下関市……飯ふご
小豆島……飯櫃ふご
徳島……飯ふご
北海道登別市……いずこ、いじこ(嬰児籠) ※「地方によって、イヅミ、ツグラ、コシキ、エジメ、エズメなどの名がある」との説明あり。

なお、ネットで検索しますと、福井県奥越地方では越冬用に野菜を貯蔵する円筒形の籠を「つぐら」と言うようです。宮城県では「えずこ」。熊本県でも「つぐら」と呼ぶらしく、ヘビがとぐろを巻くことを「つぐらまく」と言うそうです。

投稿者 清水英幸 : 2007年05月25日 08:46

清水さん、はじめまして。
へえ~と思いながら、自分でもちょっと検索してみましたが、いろいろあるんですね。思いがけず勉強をさせて頂きました(^_^)。ありがとうございました。

投稿者 sukarabe : 2007年05月27日 11:24

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