« ああ今日の休みが来週木曜だったらなあ(泣) | メイン | 日本テレビの炭谷宗佑アナ、盗撮するも実名報道されず »

2006年05月22日(月曜日)

さらに数式フォントを追加 [ TeX ]

Garamondベースの数式フォントのインストールに続いて、Fourier-GUTenbergプロジェクト(?)の数式フォント、さらにFourier-NewCenturySchoolbook(fouriernc)をインストールした。

まずはfourier-GUT.zipをダウンロードして説明を読む。本文用のフォントはAdobe Utopiaを使用するので、それを別途用意せよ、とある。そこで、UtopiaのType1フォントをCTANからダウンロードして、texmf/fonts/type1/adobe/utopia 以下にコピーする。続いてtfmやらstyやらを移動させるのだが、このfourier-GUT.zipはディレクトリー構造がteTeX互換になっているもののそのままunzipすると、fourier-GUTなるディレクトリー以下に解凍されてしまう。ターミナルからなのに。うーん、これでは大量のファイル群を引っ越しさせるのが面倒だなあ、と、ふと思いついてダメもとであることを試してみた。展開したファイル群をファインダーからアーカイブしてみる。それをターミナルからunzipすると、思惑通り、既存のディレクトリーに追加される形で展開された。あとは、例によって、texhashしてからupdmap --enable Map fourier.map としてマップをアップデートする。

続いてfourierncをインストール。前もってFourier-GUTをインストールしておくことが必要。追加のファイルはそうは多くなく階層構造の形ではなくフラットに配布されているので、手動で適切なディレクトリーへと移動させる。こちらもtexhashのあとupdmap --enable Map fouriernc.map として終了。

fourierncは結局、New Century Schookbookがベースとなり、数式サポートの部分をFourier-GUTenbergプロジェクトに依存した、という感じ。New Century Schoolbookというのは穏やかなタイプフェースで日本の教科書で使われているものに近い感じを受ける。案外これが一番違和感なく受け入れられるかも。

投稿者 sukarabe : 2006年05月22日 18:06

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://njet.oops.jp/cgi/mt/mt-tb-alt.cgi/1102

コメント

コメントしてください

comment spam対策のため,名前とメールの入力が必須になっていますが,メールアドレスは公開されません。Web SiteのURLは任意です。Type Key IDをお持ちの方はType Keyをサイン・インしてくださってもいいです。




保存しますか?