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2006年11月23日(木曜日)

ある期待値の問題(3) [ 数学 ]

0から1までの実数をランダムに選ぶので、確率密度関数はf(x)=1になる。x以下の実数を取り出す確率は
q_1(x)=\int_0^x f(t)\,dt=x
となる。2回取り出したときに和がx以下になる確率q_2(x)は、
q_2(x)=\int_0^x f(t)q_1(x-t)\,dt=\frac{x^2}{2}
以下同様にして、n回までの和がx以下になる確率q_n(x)
q_n(x)=\int_0^x f(t)q_{n-1}(x-t)\,dt=\frac{x^n}{n!}
となるだろう。ホントかな?ちょっと自信ない(苦笑)。まあ、あってるとして続けると、和がxを超えるまでの回数の期待値E(x)は、
E(x)=1+x+\frac{x^2}{2}+\cdots+\frac{x^n}{n!}+\cdots=e^x
となる。

投稿者 sukarabe : 2006年11月23日 09:12

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