2013

Twitter Digest 2013-02-11

  • 本棚いくら探してもない。あれ?家に高木貞治「代数学講義」ってなかったっけ。藤原松三郎「代数学」の方でデカルトの符号法則をちょっと調べる。スツルムの定理の簡易版? 11:24:51, 2013-02-11
  • iTunes StoreでLucy Ann Polkの音源発見。Dave Pell楽団は同じだが持ってない音源。とりあえずDLする。CDも欲しいが廃盤らしく,10000円以上する。あんまりだ(^^;; 12:44:52, 2013-02-11
  • Descartesの符号則メモ。Fourierの定理,Budanの定理とも。Polya-Szego第2巻Part VにLaguerreによる証明(拡張?)。しかし,何故に符号変化と関係あることに思い至ったのだろうか。スツルムも謎。 14:35:24, 2013-02-11

Twitter Digest 2013-02-06

  • NHKアーカイブ視聴中メモ。ポルタトーリなる遺伝子の突然変異。イタリアのとある村だけ。動脈硬化になりにくいらしい。 10:48:51, 2013-02-06
  • ううむ。うちのルーターもこのライブラリ使ってるんだろうか。パッチ早く来い。//数千万台ものネットワーク機器に影響の恐れ:詳報:libupnpに深刻な脆弱性、パッチ適用やUPnP無効化呼び掛け – http://t.co/sRs6Z7z7 12:04:21, 2013-02-06

Twitter Digest 2013-02-04

  • やっぱりな。自民党は昔のままだ。//政治に翻弄された「電波オークション」 廃案のウラに自民党 – MSN産経ニュース http://t.co/KOG4NJqY 08:53:20, 2013-02-04
  • 違和感あり。政治家として許せないことなのかな,これは。無免許もうっかりなんでしょ? //広島県議、初のリコール成立…無免許運転で有罪 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://t.co/AxffbZgO 09:10:08, 2013-02-04

Sylvesterの問題(1)

Sylvesterの問題とか,Frobeniusの問題とか,Coin Problemとか,呼ばれている問題。$a$, $b$を互いに素な自然数とするとき,$0$個以上の1次結合 $ax+by$ ($x$, $y$は$0$以上の整数) の形で表すことの出来ない自然数$N$について,$N$の最大値と$N$の個数を求めよ,というもの。

Sylvesterが1882年にEducational Timesという雑誌(?)に投稿した記事とか,同じ年の論文とか,いろいろながめつつ,自分でも少し考えたりしたが,けっこう楽しめた。うん,面白い問題だ。

自分でも解いたのだが,それはまたあとで。母関数(Generating function)を利用する解法があって,面白かったのでメモ。

便宜上$N=0$も含めて考える。$ax+by$と表せる$0$以上の$N$について,$x$を $0 \leq x < b$ に制限すると,表し方はただ一通りになるから,\[ A(t)=\sum_{x=0}^{b-1} \sum_{y=0}^{\infty} t^{ax+by} = \sum_{N=0}^{\infty} a_N t^N \]を考えると,$N$が表せるときは$a_N=1$であり,表せないときは$a_N=0$となる。よって,$A(t)$はどの$N$が表せるかを表しているが,これは,\begin{align*} A(t) &= \sum_{x=0}^{b-1} t^{ax} \sum_{y=0}^{\infty} t^{by} = \frac{1-t^{ab}}{1-t^a}\cdot \frac{1}{1-t^b} \\ &= \frac{1-t^{ab}}{(1-t^a)(1-t^b)} \end{align*} とも表される。 一方,\[ B(t)=\sum_{N=0}^{\infty} t^N = \frac{1}{1-t} \]は,$0$以上のすべての整数を表しているから,差 \[ f(t)=B(t)-A(t)=\frac{1}{1-t}-\frac{1-t^{ab}}{(1-t^a)(1-t^b)} \] は,表されない$N$の全体を表している。つまり,\begin{align*} f(t) &= \sum_{\text{$N$:表されない}} t^N \\ &= \frac{(1-t^a)(1-t^b)-(1-t)(1-t^{ab})}{(1-t)(1-t^a)(1-t^b)} \end{align*} である。表されない$N$は有限個であるから,$f(t)$は$t$の多項式であり,その次数は表されない$N$の最大値である。また,$f(t)$の項の数は表されない$N$の個数となる。こうして,$f(t)$を調べることで,Sylvesterの問題を解くことが出来る。 以前に,$x+2y+3z=n$を満たす$0$以上の整数$x$, $y$, $z$の個数を求める問題で,Sylvesterが母関数 \[ \frac{1}{(1-t)(1-t^2)(1-t^3)} \] を用いているのを,Hardyの文章か何かで読んだことがあるが,まあ,同じようなことをやっているわけだ。

Twitter Digest 2013-01-28