ライセンス関係とか、いろんな理由でTeXLiveに入ってないものがある。例えば、Mac上でヒラギノフォントを埋め込むためのスクリプトなど。これらを別途入れる。
https://contrib.texlive.info を見ながら、インストールする。
tlmgr repository add http://contrib.texlive.info/current tlcontrib tlmgr pinning add tlcontrib "*"
そして、全部をインストールするには、
tlmgr install collection-contrib
とする。
さて、無事にインストールされたか、確認する。
which cjk-gs-integrate-macos
とすると、
/usr/local/texbin/cjk-gs-integrate-macos
と出るので、大丈夫だ。
では、フォントのシンボリック・リンクを作成する。
cjk-gs-integrate --link-texmf --cleanup cjk-gs-integrate-macos --link-texmf
確認してみる。/usr/local/texlive/texmf-local/fonts/opentype/cjk-gs-integrate/ に大量のシンボリック・リンクが作られている。ファイルシステムを検索しているのだろうか、TEXMFHOME以下に置いていた HiraMinPro-W3.otf とか、TeXLive 2020 の配布物である HaranoAjiMincho-Medium.otf などについても、シンボリック・リンクが作られている。あとは、埋め込み設定をするだけ。