普段はMacだし、たまにUbuntu上で作業するくらいで、WindowsでTeXをすることがほとんどなかった。ちょっと事情があって、Windows上にTeXシステムを導入しているのだが、最新のシステムは以前と違うことが色々あるのでメモ。
以前は、Windows上のTeXと言えば、文書の文字コードはShift-JIS、dviのプレビューはdvioutというのが定番だった。もちろん今でもそれで作業している人が多いようだが、その他の選択肢が可能になっている。
文字コードに関しては、UTF-8も使える。文字コードの自動判別はしないので、コンパイル時に指定する必要があるが。これで、Macと同じファイルが使える。
Windows上のTeXと言えばdvioutが定番のプレビューアーであるが、実は使いたくない事情がある。TeXシステムは外付けのHDDに入れて、ポータブルに使いたいのである。dvioutはシステムのレジストリーをいじるので、ポータブルに使えないのだ。ということで、 dvipdfmx あるいは dvips を用いて PDF を作成することになる。これらも Mac 上と同じく Map ファイルを設定すれば問題なく使える。
さて、以上の作業をエディター上で簡単に行うには、いわゆる統合環境が便利。ここで少々問題が発生。候補としてはWinShellとTeXWorksがあるのだが、WinShellは文字コードShift-JISのみをサポートしていて、UTF-8での編集ができない(多分)。(【訂正】オプションのフォントから文字コードを選択できた。UTF-8も可能。)
一方のTeXWorksはUTF-8が標準で、Shift-JISはサポートされていない。ううむ。
まあ、Macと同じUTF-8が使えるTeXWorksをメインにしますか。実はTeXWorksはMacのTeXShopを範としてクロスプラットフォーム用に開発されたもので、Windows用だけでなくLinux用、Mac OS X用もある。PDFプレビュー機能もあるから、Adobe Readerを頼ることなく、TeXWorks内でコンパイルからプレビューまで行える。(日本語フォントを埋め込むようにMapファイルを設定するこが前提だが。) このあたりの使い心地は TeXShop とほとんど同じ。
それにしても、文字コードはいつになっても悩みの種。自分だけならUTF-8で良いのだが、同僚は未だにShift-JIS派が多い。困ったもんだ。