徒然草

「方丈記・徒然草・歎異抄」小学館・日本の古典をよむ(14)

小学館から「日本の古典をよむ」というシリーズが出版されている。キャッチフレーズは「原文の魅力をそのままに、あらすじと現代語訳付き原文で、すらすらよめる新編集」ということらしい。先日書店で見かけて、ふーんと思いながら、徒然草が収録されている分冊を購入してみた。

どうやら、既存の「日本古典文学全集」の内容を再編集してある模様。小学館の古典文学全集は、頭注に加えて現代語訳を下段に配した3段組で、なかなか読みやすいのだ。それをもっと手軽にという趣旨だろう。お手軽という趣旨で、全部は収録されておらず、有名な話を中心に編集してある。「仁和寺にある法師」など教科書で読んだことがあるので、なつかしいなあと思いつつパラパラと読んでいる。

別に活字に飢えているわけでもないが、何かしら読みたい欲求は強い。いまさら古典を極めようなどとは毛頭考えないが、徒然草などは今で言えばブログ的で、なかなか楽しめる。

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