万年筆雑記

所在無いので、とりとめのない繰り言を。

モンブランの149だが、書いていると指先にインクが付いてしまう。おかしいなあとあれこれ試した結果、どうも軸からインク漏れしている様子。小さな亀裂があるのか、染み出すという感じ。使わないと全然気づかないのだが、長時間書いていると、指に付着してしまう。あーあ。知人によれば、モンブランでは割と有りがちな症状だという。日本の気候と相性が悪いのだとか、なんとか。修理に出すと、軸の交換で2万はするらしいのであった。うーむ、2万もするのかあ・・・ 😥 。

次はインクの話。モンブランから出ているボルドー(くすんだワイン色)というインクが好きなのだが、これをモンブラン以外のメーカーの万年筆に入れると調子が悪い。粘性とか相性があるのだろうか。大橋堂1号(最初に買ったので、勝手に1号と呼んでいるだけですが :mrgreen: )に入れたところ、インクの出が悪く、書けないことは無いものの、非常にストレスを感じる状態になった。初めはインクのせいとは思わず、ペン軸とか内部を洗浄してみたり、あれこれやってみたがダメ。しかたなくボルドーは諦めて、これもけっこう好きなペリカンのブルーブラックを大橋堂1号に入れるが、うーむ、やっぱりインクの出がいまいち。結局、セーラーのインクに戻したところ、これが気持ちよく出る。大橋堂の万年筆はペン軸というか、インク供給システムはセーラーのOEMみたいで、だからインクはセーラーがオフィシャル。セーラーのブルーブラックは実はあんまり好きじゃないが、是非もなしか・・・。

しかし、万年筆って何とアナログな文房具なんだろうかと。いや、文房具にデジタルってのも無いとは思うのだが、気分的に。便利で簡単なボールペンを最新のキーボードに例えると、万年筆はさしずめトーンホイール式のハモンドオルガンってところですかねえ 😉 。

“万年筆雑記” への2件の返信

  1. 高校の入学祝いに、モンブランの万年筆を頂いて
    少し大人になった気分がしたものですが。
    いつの間にかどこか行ってしまいました。

    大学の時も、万年筆は使っていた気がします。
    古い話なのかな・・・こういうのって。
    万年筆は絵になるけれど、ボールペンは絵にはならない・・と思う。

    今度お会いする時、万年筆見せてくださいね
    持って来てね 🙂

  2. sayako さん、こんにちは。

    鞄持って出かけるときは、ペンケースも一緒なので忘れないのですが、問題は手ぶらで出かけるときなんですよね。22日はどっちかなあ 😐 普段使ってるのを2、3本持っていきますねえ 😛 。

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