Asymptoteの3D PDFをAdobe以外で表示する方法

Asymptoteの3DパッケージはPDFで出力するとAdobe Readerでは回転させたり,いろいろできる。これはPRCという3D拡張の為だが,Adobe以外でサポートしているものを知らない。Mac OS X標準のPreview.appでも表示できない。

結論から言うと,Asymptoteでコンパイルするときに,render=n (数値) というオプションを付けると良い。これで,1bp (big point = 1/72 inch) 当たり n ピクセルの解像度の画像が付く。それから,理由は不明だが,movie15.sty というLaTeXパッケージを入れとかないと3Dのコンパイル自体ができないので,ダウンロードしておく。LaTeXで使うってことはラベルの生成に使うのだと思う。

今のところ,render=10 (720dpi相当) であれこれコンパイルしているが,なかなかグッド。複雑な3Dだとコンパイルに少し時間が掛かる(MacBook Proで5秒ぐらい)が,まあ仕方ないか。

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