Carbon Emacs メモ

asymptoteの編集にはCarbon Emacs (Emacs22をMac OS Xに移植したもの) を使っているのだが、昨日、ちょっと困った事態になったので、解決策をメモ。

昨日、Asymptoteの最近版?である 2.12 をソースからコンパイルしたのだが、Carbon Emacsからコンパイルしようとすると、古いバージョンが起動してしまった。古いバージョンどころか、ログを見ると、TeXLive/2009/ 以下にあるasymptote1.88が起動している。これは、自分で以前にコンパイルしたものとも違う。

つらつら考えるに、TeXLive/2009 以下にあるasymptoteが先に認識されているからに違いなかった。つまり、パスの優先順位の問題だ。しかるに、ワタシの場合、怠けていて、.emacs すら作っていない。いったい何処にパスの設定があるのだろうか。

いろいろ調べて分かったこと。Carbon Emacs.app はアプリとは言いながら、実態はフォルダー。Finderから右クリックして、パッケージの内容を表示というのを選べば、アプリの内容をファインダー上で表示できる。Carbon Emacs.app/Contents/Resorces/site-lisp/ に、site-start.el というEmacs Lisp があるが、これが最初に読み込まれるようだ。中を見ると、

  (carbon-emacs-package-add-to-path
   '(
     "~/bin"          ; one's own
     "/usr/texbin"    ; TeX
     "/usr/local/bin"
     "/usr/X11R6/bin" ; xdvi
     "/usr/local/teTeX/bin/i386-apple-darwin-current" ; i-Installer (intel)
     "/usr/local/teTeX/bin/powerpc-apple-darwin-current" ; i-Installer (ppc)
     "/opt/local/bin" ; MacPorts
     "/sw/bin"        ; Fink
     ))

となっていて、2番目に /usr/texbin がロードパスに指定されていることが分かる。/usr/texbin は実際には /usr/local/texlive/2009/bin へのシンボリック・リンクなので、これで、TexLive 2009 のAsymptoteがロードされているのだった。

そこで、これを削除することで解決。ついでにいろいろ調べていたら、.emacs とかに、

(mac-key-mode 1)

と書けば、マック風のキーバインドになって、Command-Cでコピー、Command-Vでペーストとか出来ることを発見。まあ、これは慣れの問題だから、どっちでも良いのだが。

“Carbon Emacs メモ” への2件の返信

  1. 本文とは関係ないのですが、、、

    >九州の人間だから,という言い訳には,本心腹がたった。//松本復興相辞任:地元・福岡県民からも批判、非難の声 – 毎日jp(毎日新聞)

    B型だから、という言い訳には、キレましたぜ。

  2. kebaさん,おはようさんです。

    あはは。そういえば,B型がどうとか言ってましたね。地元ではああいうキャラが親分肌で頼もしいとかになっちゃうんでしょうが,他では通用しないってことがわかんないんでしょう。きっと。

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