新しきことを始めるのは難しいなり

自炊したPDFの後処理のために,opencvを勉強して自前のプログラムを作るか,それとも,せっかくWindowsマシンも買ったことだし,Ralpha などで処理するか,悩み中。自分の目的のためには,多機能な画像処理ソフトは実は不要で,やりたいことは,上下左右余白の削除,レベル補正,2倍にリサンプリングしてグレースケール化あるいは白黒2値化,くらいなのである。

で,opencvの出番。ImageMagickでも良いが,以前の実験だと,1ページあたり5秒くらいかかるので,200ページの本で1000秒,つまり20分くらいかかるのである。もう少し速くならないかなあと思うのである。

しかし,まったく新しいことを始めるのは気が重い。ワタシのプログラム経験と言えば,ずっっっっっっと昔,CP/M上でTurbo Pascalとか Mac Plus (68Kでメモリー1M)上でLightning Pascal とか Lightning C とか,そんな時代だからなあ。一応,統合環境のはしりではあると思うが,基本的には,プログラム本体を文書エディターで作成して,ターミナルから cc hoge.c とかいう簡単なことしか出来ない。

とか思うと気が重いのである。思い切って始めてしまえば何てことはないのかもしれないが,近くに先達がいないのもあって,どうしたものかと思いあぐねるのである。

とか考えると,知り合いで未だにTeXをやらない人の気持ちも分かるというものである。ワタシなんぞは,もう20年以上使っているものだから,文章を書くと言えば,TeX以外考えられないが,初めての人には敷居が高いのだろうなあ,と思う。第一,自分でインストールとかしなきゃならないし。

ということで,とりあえず XCode は最新にしたし,Homebrew で opencv もインストールしてあるのだけれど,未だに “Hello World!” 的な,はじめの一歩を踏み出せない状態なのであります。誰かひな形作って,背中押してくれないだろうか・・・。

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