Mac OS X

Windowsの自己解凍ファイルをMac OS X で開く

MS Comic Sans というフォントをMac上のTeXから使うためのメモ。フォント自体はMacにもインストールしてあるが,ファイル形式が Font Suitcase なので,拡張子が ttf の普通の TrueType フォントが欲しい。変換ツールが見つからなかったので,フォントをダウンロードすることにした。

An easy way to install Microsoft’s TrueType core fonts on linux

Download Microsoft Core Fonts

Windowsのフォントは自己解凍形式で comic32.exe という実行ファイルとしてしか入手できないみたいだ。しかし,これを他のプラットフォームで解凍するためのツール CabExtract (Extract Cabinet Fileということかな?) がある。

cabextract

Mac OS X には,Finkのパッケージがあったので,Fink Commander からインストール。シェルから

$ cabextract comic32.exe

とすれば,comic.ttf と comicbd.ttf の2つが生成される。

日本語フォントをPDFに埋め込む実験

このところ,Windows版TeXでの実験ばかりだったが,Mac OSX にはもともとヒラギノという美しいフォントが付属しているわけで,これを使わない手はなかった。ということで,埋め込みの実験。実は,utfパッケージを拡張した otfパッケージを使えば,自動的にヒラギノが埋め込まれる。しかし,それ以外にも埋め込みたいフォントがあるので,仕組みを理解しておきたいのであ〜る。

参考にしたのは,otfパッケージを作成された齋藤修三郎さんのサイト LaTeX2e的 と 具体的な事例が紹介されている MacPorts の pTeX における和文多書体環境の整えかた というページ。作業は意外と簡単だったが,忘れないうちにメモ。

とりあえず,ファイル群はすべてカレントに置いて実験。本格的に使うときは,適切なディレクトリーに置いて,texhash すること。

まず,フォント本体をダウンロード。今回は cinecaption.otf というOpenType Font を使う。jis.tfm あるいは otfパッケージの tfm ファイルをコピーして cinecaption.tfm なるメトリックファイルを作る。今回は otfパッケージのをコピーした,あとで縮尺するのだが,jis.tfmと違い,0.92469倍にすることに注意。

次に,vf (Virtual Font) などを作る。makejvf を使って,cinecaption.vf と cinecap.tfm を生成する。作り方は

% makejvf cinecaption.tfm cinecap

さらにマップファイルを作る。次の内容を cinecap.map というファイルに保存する。

cinecap H cinecaption.otf

最後に,このフォントを使うためのマクロ。とりあえず,sample.tex というファイルで実験。プリアンブルの部分に次のような記述をする。


\makeatletter
\DeclareKanjiFamily{JY1}{cinecap}{}
\DeclareFontShape{JY1}{cinecap}{m}{n}{<-> s * [0.92469] cinecaption}{}
\newcommand{\cinecapdefault}{cinecap}
\DeclareRobustCommand\cinecapfamily{%
  \not@math@alphabet\cinecapfamily\relax
  \kanjifamily\cinecapdefault\selectfont}
\def\textcinecap#1{\relax\ifmmode\hbox\fi{\cinecapfamily #1}}

これで,コンパイルすれば,sample.dvi ができる。これを PDF に変換する際には,マップファイルへの参照が必要となる。本格運用時は cid-x.map に書き込んで updmap するが,今回は実験なので dvipdfmx が読み込むように,オプションで指定する。

% dvipdfmx -f cinecap.map sample.dvi

以上でフォントがちゃんと埋め込まれているのを確認。

iPhone雑感

昨日新聞その他で、iPhoneが2万円台で発売されることを知った。ふーん、案外と安いなあという感想。ネットも定額で5000円ぐらいらしい。トータルで月額8000円くらい。うーん、これなら買いかなあ、とも思う。それにしても、電話会社ではなくアップルが主導権を握っているらしいことが、いろんな報道で分かる。端末の価格はもともと6万円ぐらいするのだが、アップルの戦略(全世界共通で約200ドルで提供する)のために、ソフトバンクが差額をかぶること。ソフトバンクのサイトでは詳しい説明ができず、広告などを含め、情報のコントロールをアップルが完全に支配しているらしいこと。実はドコモとも交渉中だが、それをドコモが発表することは禁止されているらしいこと。ある新聞などは、二股かけられているのに、付き合っていることは内緒だからな、と言われているに等しいと憤慨 👿 (?)していた。こんなことでは利益はアップルに吸い上げられてしまう。日本はこれで大丈夫なのか、という(ちょっとニュアンスは違うかもだが)論調もあった。いろいろ読んだので、どれがどれか忘れたが。多分、日経かサンケイ。

個人的には、ソフトバンクのマークがiPhoneに付かないというのが一番。さすがジョッブズ。拍手 :mrgreen: 。これで、iPhoneはアップルの製品であって、断じて回線屋どもの商品ではないことを宣言したようなものだ。さあ、もう一つの回線屋、ドコモ、どうする?

悪いニュースも。アプリケーション開発のためのツールが一般にも公開されているのだが、アップルストア(iTunesストア?)でアプリケーションを売るためには、たとえそれがフリー(無料の)プログラムであっても、登録料として年額100ドルをアップルに支払わなくてはならないらしいのである。これがために、iPhone向けのChessプログラムの開発を躊躇している人さえ居るようなのである。使いやすいチェスプログラムがあれば、さっさと移行したいなあと思っているので、ここは心配。

そうそう、個人的な最大の問題はまだNokia買って1年しか経ってないことだ。えっと・・・2年契約なんだっけ?どうしたもんですかねえ。

fish

fish というUNIX Shellがあるらしい。The Frendly Interactive Shell ということで、とっても使いやすそうなのである。本家サイトのスクリーンショットを見ただけでも、ううむ、これは便利そうだなあ、と思ってしまう。さて・・・これって Mac OSX 用のバイナリーはないのかな。ソースからインストールかあ・・・。うーむ。どうする?

TeXでPDFに日本語フォントを埋め込む方法

備忘録。普段はファイル軽量化のために、日本語フォントを埋め込むことはしてないが、埋め込みたいときのために、方法を解説してあるページをメモ。

日本語フォントを埋め込む
tetex3のフォントの集中管理

幸い、Mac OS X でヒラギノを埋め込む方法が例として取り上げてある。さらに、井上版のパッケージを導入しているので、日本語フォントへのシンボリック・リンクを張る部分は既に済んでいる。あとは、updmap の使い方を学べばよい。