Solo Monk

最近気に入っているテレビと言えば「項羽と劉邦」と「植物男子ベランダー」なのだが,ベランダーのイントロで流れる音楽がずっと気になっていた。これってセロニアス・モンクだよね,絶対・・・。

ということで検索。どうやら,Solo Monkというアルバムに入っているバージョンらしい。午前中にアマゾンで注文したら夜7時頃に届いた。

Thelonious Mond "Solo Monk" CD

実はセロニアス・モンクのCDは2,3枚しか持ってない。中学生の頃,一時ハマって,レコードを何枚か買って随分と聴いたと思うのだが,大人になってからは,あんまり聴かなくなってしまった。植物男子ベランダーの冒頭で流れる Everthing Happens to Me も,昔聴いたことある気もするが,確信はない。

しかし,ベランダーの選曲は秀逸だと思う。モンクの朴訥としたピアノソロをBGMとして,主人公役の田口トモロヲさんの独白があり,さて,というところでタイトルバックのBGMは,ドアーズの Hello, I Love You だ。これ以外にも,毎回,思わずニンマリしてしまう選曲なのであった。

正月休みも今日まで

怠惰な正月休みも今日で終り。明日から仕事開始である。休み最後の日になって、社会復帰を兼ねてCD棚をちょっと整理しようと、届いたばかりのCDソフトケースというのを使ってみた。

CDソフトケースに詰め替えたCDの一部

こんな風になって、良い感じなのである。CDソフトケースは2種類買ったのであるが、最初はコクヨのMEDIA PASSの方が良いかな〜と思っていた。CDケースと同様にパカっと開いてCDを取り出すのが簡単だからである。ところが、段々と問題点に気付く。

まず、冊子というか、表になる部分を詰めるのが、けっこう面倒。特に日本製のCDだと、解説書が分厚かったりするので、かなり窮屈になる。また、解説を読もうとすると、冊子を取り出すのが、これまたかなり面倒くさいという結果に。逆に言えば、解説なんかまず読まないというCDについては欠点はあまりない。そこで、途中からは、解説を読まなそうなCDを選んでどんどん詰めてみた。

もう一つのは、Flash Disc Ranch(フラッシュ・ディスク・ランチ)のもの。こちらはただ詰めて蓋をするだけなので、第一印象は、なんだかなあ、工夫がないなあ、というものだった。それで、最初のうちは MEDIA PASSの方を使っていたのだが、上に書いたように、段々と詰めるのが苦痛になってきて、こちらを試してみたら、これが楽なのなんのって。ただ詰めるだけというのが如何に簡単で便利であるかを思い知ることになった。

ということで、とりあえず、それぞれ50枚づつ合わせて100枚のCDをソフトケースに移してみた。半分以下の厚さに圧縮できて、満足。さて、次からはどちらをメインにしようか。ともに一長一短なのではあるが、どちらかを選べと言われたら、今日のところは Flash Disc Ranch製の方だろうか。

そんなこんなで、最後の休みの日は終了。あ、明日の準備してないや・・・。

アナログ音源デジタル化計画

数年前にもアナログ・レコードをパソコンに取り込んだことはあったのだが、そのときは直接には取り込めず、音楽CDを焼ける専用機を使って一度CDに焼き、それをパソコンに取り込むという手順を踏んでいた。今回、久しぶりにLPレコードを買ったののだが、またそれを繰り返すのも面倒だなあということで、ちょっと調べてみた。USBに接続するオーディオ・インターフェイスというものがあり、それを使えば、アナログの音源を直接コンピューターに取り込めるらしい。

ということで購入したのが、Behringerという会社のU-Phono UFO202 という USB オーディオ・インターフェイス。2000円ちょっとと安価なのだが、フォノ・イコライザー(アンプ)も内蔵していて、ライン出力のない昔ながらのレコード・プレイヤーを直接繋げることも出来る。

Behringer U-Phono UFO202 (USB/Audio Interface)

録音用のソフトとして Audacity というのが付属しているが、これはオープンソースなので、ネットから最新版をダウンロードして、そちらを使うことにした。使い方は簡単で、入力としてUSBを選んで録音ボタンを押すだけ。ただし、これを曲ごとに分割するのが、存外に面倒。いや、手順は簡単なんだが。

ともあれ、これで、アナログ音源をコンピューターに取り込む準備が出来た。あとは根気だけ 😉

Sunshine Alley

先日の鈴木一浩さんライブでの一曲目が、このSunshine Alleyという曲だった。以前のライブでも演奏されていたので、耳に残っていた。だんだん好きになってきたので、iTunesで検索し、確認して購入。当初はこの曲だけの購入のつもりだったが、いろんな演奏者が居る中で、Patrick Lamb名義のアルバムが Sunny とか I Wish とか Frame for the blues とか好きな曲がいろいろ入っていたので、結局それをアルバム単位で購入した。

曲が目当てで購入しているので、演奏者のPatrick Lambという人がどういう人か、何の楽器の担当なのか、そんな基本的なことすら知らないのだが、編成はサックスとハモンドオルガン、それにベースとドラム。ハモンドオルガンが入っているとは知らなかったので、望外の幸せ。

比較的著名な曲の後には、軽いブルースが入っていたりして、通しで聞くのにも良い感じ。初めて聴く Sister Sanctified という曲も、軽快で気に入った。ということで、今週の通勤の友はこのアルバム。

色々調べたのだが、Sunshine Alley という曲、Stanley Turrentine の Sugar というアルバムに入っているらしいのである。してみると、これって結構有名な曲なのかもしれない。ワタシはと言えば、Sugar (曲の方)は知っているがアルバムは持ってないわけでしてね、エヘヘ。

[ 追記 ] どうやら Sunshine Alley は、オルガニスト Butch Cornell の作曲のようだ。Butch Cornell は Turrentine バンドのメンバーとして活躍していたらしく、アルバム Sugar にも参加している。

40年前のエレクトーン E-3 の音源

はもはもブログ: エレクトーン50周年記念サイト を見て、リンク先のヤマハのサイトに行ってみましたが、昔のエレクトーン、懐かしいです。そう言えば家にも音源が幾つかありました。個人的には E-3 が一番好きだったので、今回は E-3 の音源です。

1968年に登場したエレクトーン E-3 は、おそらく初めてのコンサート用シアターモデル。

ヤマハ・エレクトーン(Yamaha Electone) E-3

このE-3型エレクトーンの音源をアップしてみます。子供の頃、発表会の記念か何かでもらったものです。

Holiday In Electone (by E-3)
Holiday In Electone (by E-3) 解説面
Holiday In Electone Side A
Holiday In Electone Side B

演奏は、おそらくは当時の代表的プレイヤー。斎藤英美さんあたりが第一人者とかいう時代だと思います。沖浩一さん、関藤繁生(セキトオシゲオ)さんの二人が新鋭といった感じでしょうか。酒井潮さんもまだ若手なのでしょう。本職はハモンドオルガンのジャズオルガニスト酒井潮さんのエレクトーン演奏というのも珍しいかも。

斎藤英美 G線上のアリア

関藤繁生 サマータイム

酒井潮 イエスタデイ

沖浩一 イパネマの娘

LPをUSBメモリーに録音できるレコード・プレーヤー

USB端子付きでパソコンに接続できるレコード・プレーヤーというのは幾つか見かけたのだが、単体でUSBメモリーに録音できるというものを発見。

レコードをUSBメモリーに録音できるレコードプレーヤー DP-200USB (DENON) : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

ああ、しかし、フォーマットがMP3 (192kbps) と決め打ち。ううむ・・・まあ、iPodで聴くにはそれで十分かもだが、メモリーが安い御時世だから、wave (aiff) ファイルを生成したって別段困ることはないだろうに。どうして選択できるようにしないかなあ。

でも、ちょっと欲しい :mrgreen: 。それに付属ソフトが気になる。レコード片面分のファイルを一曲ずつに分割するのはまあ分かるとして、波形データから曲名を検索だなんて、そんなことが出来るのだろうか。

Frank Sinatra “Come Fly With Me”

Frank Sinatra Come Fly With Me (CD)

これもちょっと前にテレビで流れていて懐かしく思った曲。随分前にテレビドラマの主題歌になっていた。ワタシが観たのは午前中に帯でやっていた再放送なのだが。

ともかく、珍しく主題歌が気に入ったので CD を買った。多分初めて買ったフランク・シナトラのレコード。シナトラはこれともう一枚ぐらいしか持ってないが。コンセプトが面白い。歌で世界一周(?)という企画で、この Come Fly With Me をスタートとして、このあと、Around The World (映画「80日間世界一周」のテーマ曲)、カプリ島、ヴァーモントの月、ニューヨークの秋、等々とご当地ソングが続く。

YouTube – Frank Sinatra – Come Fly With Me

久しぶりにCD引っ張り出してきたのだが、Come Fly With Me はこのアルバムのためにSammy Cahnが作詞、Jimmy Van Heusenが作曲したのだという。迂闊にも今まで知らなかった。ジミー・ヴァン・ヒューゼン、好きな作曲家なのに 😉 。しかし、何というか、古き良きアメリカって感じの曲ですなあ。録音は1957年。ワタシが生まれる前ですがな 😯

スカルラッティ

買い物予定メモ。情報源は今日の産経新聞。

産経新聞 カルチャー時評 by 中条省平 2008年11月11日

スカルラッティはけっこう好き。と言っても、たまに Glenn Gould のレコードを聴くぐらいだが。ポゴレビッチが録音しているらしい。ちょっと興味ある。ええっ!ピエラヌンツィが録音しているの? 😯 そりゃびっくりだ。

Enrico Pieranunzi (エンリコ・ピエラヌンツィ) は一時期嵌まったジャズ・ピアニスト。ワタシが持っているCDは1980年代の録音で、ビル・エヴァンスの最後のベーシストだったマーク・ジョンソンと一緒にやっているものだけ。最近の録音は聴いていないなあ。地味な印象だったのだが、アマゾンで調べてみたら、沢山録音していて驚いた。うーむ、知らないうちにメジャーになっていたのかしら。

件のスカルラッティはこれかな?

Enrico Pieranunzi plays Domenico Scarlatti: Enrico Pieranunzi, Domenico Scarlatti, Enrico Pieranunzi: Amazon.co.jp: 音楽

産経新聞のカルチャー時評によれば、原曲と即興演奏が絡みあう、とあるから、これはジャズとしての録音になるのだろうか。あ、そういうジャンル分けは不毛でしたかね 😉 。

ジェフ・ベック:ブロウ・バイ・ブロウ

久し振りも久し振り,何年振り,いや何十年か振りにジェフ・ベックのレコードを聴いた。高校生のときに初めて聴いたJeff BeckのBlow By Blow :mrgreen: 当時はEmerson, Lake and Palmer (EL&P) ばかり聴いていて,ギターなんて,という状態だったのだが,何故かジェフ・ベックは嫌いじゃなくて時々聴いていた。ああ,そうだ。Live Cream なんてのも聴いていたから(これは中学のときか?),ギターが嫌いってわけじゃないんだが,当時はDeep Purple(ギターはRichie Blackmore ?)がやたらとかかっていて,うんざりしていたんだと思う。

Jeff Beckに話を戻すと,懐かしいと同時に今聴いてもとても楽しい。Constipated Duckというかわいらしい曲が好きなのだが,それ以外も,どれを聴いても未だに飽きさせずに楽しめる。Stevie Wonderのカバーとかが入っているのも初めて知った。全曲オリジナルとばかり思いこんでいた。2曲目のShe’s A Womanなんて,Lennon-McCartneyだ 😯 。いやあ,ビートルズ聴いてなかったの,バレバレですなあ。

結局,Jeff Beckは,このBlow By Blowと,翌年あたりに出た Wired (だったっけ?)の2枚しか聴いたことがないのだが,何故だか他も聴きたいという気持ちにならず,何となくこの2枚で充足してしまっている。どうしてなのか自分でも不思議。

それにしても,歌物のカバーも含めて,すべての曲がジェフ・ベック流に再構築されていて,まるで最初からギターの為のインストルメンタル・ナンバーであるかのように感じられるのが不思議。

Amazon MP3

巡回していたら、
Amazon MP3 のすごさをもっと知るべき: blog.bulknews.net
なる記事があった。

著作権関係でコピーできないとかうんぬんは、正直あまり興味ない(欲しければ買うだろう)が、iTunes Storeには欲しい楽曲があまりないというのが現実。Amazon でMP3を大々的に販売してくれるのなら、それはそれでありがたいと思う。使い勝手も良さそう。自動的にiTunesにも登録してくれて、アートワークも付いているらしい。

さっそく試そうと思っていたのだが、何とこれは米国での話。何だ、日本では利用できないのかあ。でも、ほどなく日本でもと書いてある。早くサービス開始しないかなあ。