以前からさまざまな所で、テレビ局が払っている電波利用料が使用帯域に比べて安すぎるのではないかと指摘されていたと思う。携帯電話会社が払っている電波利用料、それは結局利用者の負担になるのだが、それとの比較をどこかで読んだ記憶がある。では、テレビ局は実際のところ、どの程度払っているのだろう。河野太郎議員のWebLogで、公開されているので、御紹介。
衆議院議員 河野太郎発行メルマガ「ごまめの歯ぎしり」ブログ版 » 本邦初公開?
東京のキー局のデータを引用すると、次の通り。
営業収益(H18) 電波利用料(単位百万円)
NHK 675,606 1,215
日本テレビ 288,636 317
東京放送 277,400 318
フジテレビ 377,875 318
テレビ朝日 227,687 318
テレビ東京 111,200 317
この利用料で放送権を独占できて、これだけの利益を上げられるのだから、そりゃあ、なにがなんでも死守しようって気になるだろうなあ。もちろん、独占でなければ何も文句を言われる筋合いじゃないと思うが。個人的にはテレビ局はこんなに沢山いらないから、いくつか潰して、空いた帯域で高速無線ネットワークを作って欲しいと思う。