「この世をば」読了

永井路子「この世をば」(新潮文庫)

下巻の途中まで読んで、ほったらかしにしていた永井路子さんの「この世をば」を本日読了。すっかりあらすじやら忘れていたため、上巻を含めてあちこち拾い読みしながら、ああ、そうだった、そうだったと思い出しつつ。

もともとは大鏡を読むための準備としてK氏に薦められて読み始めた本。主人公の藤原道長を軸として、当時の貴族の生活や仏教との関わり合いなどが良く分かる。まあ、小説だから脚色とかは当然あるだろうが。

しおり代わりに、鈴木一浩さんの新宿ヤマハクラッセでの「台風ライブ」の半券が挟んであって、あれま、そんなにほったらかしにしていてたかと我ながら驚く。なにせ2004年10月9日なのだから 😉 。

カテゴリー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。