スプリングバンク

昨日は会議のあと、T氏と軽く飲もうとスタート。あとからN氏とMさんも来て4人で楽しく盛り上がる。名古屋に帰るN氏を見送ったあと、T氏がクレインに行ってみないかと、意外な提案。おやまあ、もうかれこれ何年も行ってないが。

ともあれ、3人で池袋西口に出る。20年ぐらい前になるだろうか。出来て間もないころに行き、スコッチのモルトというものを知り、そして一時はまる(笑)。結婚する前は、よく行っては散財したなあ(遠い目 😉 )。ワタシの場合、行き着いた先はスプリングバンクというスコッチ。甘くしょっぱくコクがある、とても美味しいウイスキー。とはいえ、ストレートで飲むというのがねえ。いくらスコッチが好きでも胃腸は日本人なのであった。

そんなスプリングバンクと久しぶりに御対面。マスターは覚えていてくれて、1967年のボトルが出た。とても美味しいとは思うが、記憶の中にある個人的ベストのボトル(これも1967年なんだけど)にはやはり及ばないかなあ。そういえば、例のウェストハイランド(スプリングバンクのオフィシャルボトル中で最高のもの)は今でも飲めるのだろうかと質問してみる。コレクターズアイテムになっているらしく、飲めないことはないものの、価格は天文学的数字とか。昔飲んでいて良かったですよ、とかマスターに言われる :mrgreen: 。アハハ。もっとも、昔でもシングル(40ml)でたしか5000円か6000円したんじゃなかったっけ? いまでは手が出ないですよ。ましてやボトルでうん百万とか、有り得んだろう :mrgreen:

T氏はT氏で、リンクウッド(追記&訂正、ロングモーンだった)だったか何だったか自分の好きなのを飲んでいる。Mさんはスコッチのモルト、初めてだったらしいが、味は気に入った様子。後生畏るべしですな :mrgreen: 。ワタシはもう一杯、今度はソサイエティ(SMWS=スコッチ・モルト・ウィスキー・ソサエティー)バージョンのスプリングバンクをいただく。ちょっと荒々しい味だが、こっちの方が感じが出ていて、オフィシャルボトルや他の瓶詰業者のより、かえって好きかもしれない。

話は変わるが、店内はスコッチ好きの(?)老若男女でとても賑わっている。不景気とは何処の世界の話だろうかと不思議な感覚に陥るのである。あるところにはあり、その好むところをぐっと掴むのが商売のキモなのであろうな、などと思うのでありました。

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