塚山エリコさんライブ Latin Fusion Night

[12月14日の記録]
先週の金曜日の記録。塚山エリコさんのオルガンライブを聴きに沼袋まで行ってきました。ライブは8時スタートなのですが,その前に軽く下地入ります 😉 。

四文屋沼袋店

駅すぐ近くの四文屋さんです。実は少し前からお酒を控えていて,8日の土曜日以来のお酒なのです。牛串とネギ,アスパラなど適当に。さて,下地もつけたし,オルガンジャズ倶楽部へと向かいましょう。

塚山エリコ Latin Fusion Night

今日はラテン・フュージョン・ナイトということで,いつもとはちょっと違う趣向らしいのです。サンバ・バージョンのMistyからスタートですが,これは聞き覚えのあるアレンジです。以前の 5 Selection および LP用のアレンジがベースとなっているのかな? ラテン・パーカッションに乗って,軽快なオルガンのあと,トランペット,ギターと楽しいソロが続きます。いいぞ〜,これは。

続いて2曲目は最初のコード進行聴いて,お!It’s Too Late かな?と思っていたら,サンタナのOye Como Vaでした。これ(Santana “Oye Como Va” on YouTube, Santana – Oye Como Va – Tanglewood – 1970/08/18 )ですね。

リラックスした雰囲気の中,楽しく演奏続きます。あ,そうそう,今回は何とオルガンジャズ倶楽部満席ですよ。ギターの伊丹さんの左にトランペットの奥村さんが居らっしゃるはずなのですが,まったく見えません 😯 。

塚山エリコ Latin Fusion Night

ラテンだからなのかは不明ですが,いつもより事前の打ち合わせがきっちりとしている印象です。アレンジがある程度かっちりとしていて,その上でソロの部分はお任せという感じでしょうか。個人的には,ジャズでもある程度前もって決めていても良いんじゃないのかなあ〜とか思いますけどね。あ,危険な話題だ〜 😉

1st, 2nd と密度の濃い時間でしたが,楽しい時間はあっという間に過ぎます。最後の曲は塚山さんオリジナルのエルドラドでした。ジャズの人のオリジナルって,けっこうつまんなかったりすることもあるのですが (あ,またまた危険な話題だ〜 😉 ),このエルドラドは違います。スタンダード・ナンバーと言われてもそうかなと思うくらいの良い曲なのです。うん,素晴らしいです。

最後の曲が終わっても拍手鳴り止まず,アンコールの What’s Going On なのですが,これ,めちゃくちゃ雰囲気あって,良いな〜と。ベースの独特な感じもグッドで,あらためて聴いてみたいと思いましたですよ,ハイ。

素人が評論家めいたことを書くのもためらわれますが,今回は特に塚山さんのアレンジャーとしての側面が良く出ていたと思います。オルガン=ハモンド=ジャズ=即興演奏,というステレオタイプも悪いとは言いませんが,それがすべてじゃないのも確かだと思うので,こういう素敵なオルガンのジャンルがもっと盛んになって欲しいな〜と思います。いや,それよりも何よりも,素敵な演奏ありがとうございました。

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