塚山エリコさんオルガンライブ Poppin’ Night

[4/3(金曜日)の記録]
先週の金曜日,塚山エリコさんのライブがあったので,沼袋のオルガンJazz倶楽部に行った。ライブ開始は20:00なので,例によって下地を入れてからの出撃となった。以前は沼袋駅近辺のお店に入っていたのだが,このところメニューがちょっと・・・というわけで,何故か中野へ。

中野駅前の牛の四文屋。四文屋と言えばヤキトンだが,ここは牛専門。いろんな部位があるのだが,どれがどれだか思い出せない。

牛の四文屋

牛の四文屋

牛の四文屋

中野から沼袋まで電車で行くのはマヌケな気がしたので,駅前でバスを探したのだが,沼袋行きが見つからなかった。バス会社ごとに乗り場が分散しているしなあ。仕方ないので,野方駅行きのバスに乗り,西武新宿線で野方から沼袋まで1駅というルートで到着。

そうだ。ライブなのであった。塚山さんライブは約半年ぶり。今回は Poppin’ Night と銘打ってあったので,Jazzじゃないよ,ポップス・フュージョンだよ〜ということでしょうか。

塚山エリコ オルガンライブ Poppin' Night

塚山エリコ オルガンライブ Poppin' Night

Love for Sale のファンク風(?)アレンジからスタート。塚山先生のエレクトーン曲集に入っている有名なアレンジのやつです。何度も聴いていますが,特に今回はリズム隊がロック系(?)ということもあり,めちゃくちゃカッチョイイです。

この後も,楽しい曲が続きます。初めての曲もあれば,前に聴いたことのある曲もあり,楽しいです。エレクトーン曲集に収録された曲もありますが,塚山先生のアレンジは,たとえエレクトーン曲集用であっても,背後にこういうバンド構成での演奏イメージがいつもあるんだろうなあ,と感じます。

カテゴリー分けは良く分からないし,それほど興味もないのですが,純粋ジャズ(?)じゃない方が,気楽に楽しめるような気がしますかね。どちらかと言えば。あ,この手の話は危険なので,止めましょう。

話は変わりますが,ハモンド・オルガンの音が良いのはもちろんなのですが,最近のエレクトーンがねえ・・・と。こういう演奏を聴くと,これがエレクトーンのあるべき進化の道だったんじゃないのかなあと,思うのでした。まあ,エレクトーンに限らず,近頃のキーボードはどんな音でも出るみたいですから,キーボードでストリングスの音とか普通らしくてあれなのですが,それにしても,楽器の存在意義(レゾンデートル)というものがなあ,とか,いろいろ考えてしまいます。あ,最後は蛇足でした。妄言多謝。

塚山エリコさんライブ Latin Fusion Night

[12月14日の記録]
先週の金曜日の記録。塚山エリコさんのオルガンライブを聴きに沼袋まで行ってきました。ライブは8時スタートなのですが,その前に軽く下地入ります 😉 。

四文屋沼袋店

駅すぐ近くの四文屋さんです。実は少し前からお酒を控えていて,8日の土曜日以来のお酒なのです。牛串とネギ,アスパラなど適当に。さて,下地もつけたし,オルガンジャズ倶楽部へと向かいましょう。

塚山エリコ Latin Fusion Night

今日はラテン・フュージョン・ナイトということで,いつもとはちょっと違う趣向らしいのです。サンバ・バージョンのMistyからスタートですが,これは聞き覚えのあるアレンジです。以前の 5 Selection および LP用のアレンジがベースとなっているのかな? ラテン・パーカッションに乗って,軽快なオルガンのあと,トランペット,ギターと楽しいソロが続きます。いいぞ〜,これは。

続いて2曲目は最初のコード進行聴いて,お!It’s Too Late かな?と思っていたら,サンタナのOye Como Vaでした。これ(Santana “Oye Como Va” on YouTube, Santana – Oye Como Va – Tanglewood – 1970/08/18 )ですね。

リラックスした雰囲気の中,楽しく演奏続きます。あ,そうそう,今回は何とオルガンジャズ倶楽部満席ですよ。ギターの伊丹さんの左にトランペットの奥村さんが居らっしゃるはずなのですが,まったく見えません 😯 。

塚山エリコ Latin Fusion Night

ラテンだからなのかは不明ですが,いつもより事前の打ち合わせがきっちりとしている印象です。アレンジがある程度かっちりとしていて,その上でソロの部分はお任せという感じでしょうか。個人的には,ジャズでもある程度前もって決めていても良いんじゃないのかなあ〜とか思いますけどね。あ,危険な話題だ〜 😉

1st, 2nd と密度の濃い時間でしたが,楽しい時間はあっという間に過ぎます。最後の曲は塚山さんオリジナルのエルドラドでした。ジャズの人のオリジナルって,けっこうつまんなかったりすることもあるのですが (あ,またまた危険な話題だ〜 😉 ),このエルドラドは違います。スタンダード・ナンバーと言われてもそうかなと思うくらいの良い曲なのです。うん,素晴らしいです。

最後の曲が終わっても拍手鳴り止まず,アンコールの What’s Going On なのですが,これ,めちゃくちゃ雰囲気あって,良いな〜と。ベースの独特な感じもグッドで,あらためて聴いてみたいと思いましたですよ,ハイ。

素人が評論家めいたことを書くのもためらわれますが,今回は特に塚山さんのアレンジャーとしての側面が良く出ていたと思います。オルガン=ハモンド=ジャズ=即興演奏,というステレオタイプも悪いとは言いませんが,それがすべてじゃないのも確かだと思うので,こういう素敵なオルガンのジャンルがもっと盛んになって欲しいな〜と思います。いや,それよりも何よりも,素敵な演奏ありがとうございました。

塚山エリコさんオルガンライブ

〔8月10日(金曜日)の記録〕
7時前まで仕事だったが,なんとか7時過ぎに職場を離脱して,8時からのライブに間に合った。というか,8時スタートのはずが,20分も押していた。うーむ,そうだと知っていたら,***に寄って少し食べてから行けばよかった・・・ 😉

メンバーは前回のオルガン・カルテットと同じ。塚山エリコさん(Hammond B-3), 伊丹雅博さん(b), 市原康さん(dr) は少し前からほぼ固定。ベースが前回から古野光昭さん。前回のライブのときも,最初のベース・ソロで,やられた!と思ったほどで,凄腕のベーシストさんなのである。

塚山エリコ・オルガンライブ(伊丹雅博(g),古野光昭(b),市原康(dr))

軽快な曲からスタート。曲名わからないけど,酒井潮さん作曲のFのブルースらしい。ちょっと気に入った。このあと,Sugar, Georgia on My Mind とお馴染みの曲が続く。キャロル・キングのIt’s too late もお馴染み。でも,毎回ちょっとずつ違って楽しい。

セカンドセットは,めずらしく,古野さん・伊丹さんのデュオでスタート。いつもとはちょっと違う趣向です。

塚山エリコ・オルガンライブ(伊丹雅博(g),古野光昭(b),市原康(dr))

今回はベースの古野さんをかなりフィーチャーしたライブだったように思う。毎回同じじゃあ・・・ということなのかな? その分,オルガン的にはやや大人しめ? ということで,次回はまたオルガン中心でお願いします・・・とか言って大丈夫かしら(笑)。

中野で牛串食べて花小金井で鈴木一浩Organ Live

[3/24(土)の記録] 表題で、ほぼ尽きていますが、以下補足です。

何故か中野からのスタート。某氏と北口で待ち合わせて、牛の四文屋へ。ちょっと前から気になっていた店。やきとん屋さんだが、牛肉専門らしい。

牛タン冷製@牛の四文屋 メニュー(一部のみ)@牛の四文屋 イチボとアスパラ@牛の四文屋 ロース(多分)@牛の四文屋 牛つくね@牛の四文屋 サガリ@牛の四文屋 ハチノス@牛の四文屋

牛たん冷製、イチボ、ロース、牛つくね(半生)、サガリ(ハラミよりも脂が少ない)、ハチノス(2番目の胃、トリッパ) と、いろんな部位を食べて非常に満足。あ、でも、今日のメインはこれからだから、この位で終了して移動します。

地下鉄東西線で高田馬場まで行き、西武池袋線の急行に乗り換えて、花小金井へ。駅前のライブカフェ・ヒデ (Hyde) で、鈴木一浩さんのオルガンライブがあるのです。

2012-03-24 鈴木一浩Beat Organ Trio メンバーリスト

開店と同時に店に入ると、ベースの篠原さんと最終打ち合わせ中。鈴木さんライブは常連さんも多いので、挨拶などをしていると、いよいよライブスタートです。

鈴木一浩 plays Roland VK-77

1st セットは Superstrut から。いきなり、これか〜 😯 おまけに音圧がスゴイ。いつぞやのラウンジオルガンとは真反対。ガツンと100%ロックという感じ。コンプレスされた音が耳に突き刺さる。うっひゃあ〜、これはテンション上がるなあ〜。

鈴木一浩 Organ Live At 花小金井ヒデ (MC中)

ちなみに、いつもは会社の出張にからめてのライブが多い鈴木さんですが、今回は「男気出して」自費だそうです 😯 。せっかく男気出したのに・・・・という暴露話MCで会場爆笑です 😉 。まあ、でも良かったじゃないですか、ヒデ続くんだし 😉 。

鈴木一浩 Beat Organ Trio (鈴木一浩(org), 篠原太郎(gt, b, vo), 大槻敏彦(dr, vo)

鈴木さんCD&楽譜でお馴染みの曲が続きますが、音が違いすぎ。思うに、ベースの篠原太郎さんとドラムの大槻敏彦さんが原因ですね 😉 。ロック野郎(失礼!)のお二人に引きずられる(?)ように、鈴木さんも完全ロック野郎になりきっています。よく聴いていると、ディレイが掛かっていたりして、今日はエフェクター繋いでるなあ。へえ〜、珍しい〜。

あっという間にファーストセット終了です。ふうぅ〜。聴いてるだけのこっちも、ゼイゼイしてます 😉 。

しばし休憩して 2nd セットですが、ベースの篠原太郎さんのヴォーカルをフィーチャーして、歌ものを中心に、とのこと。最初は Georgie Fame でお馴染みの Yeh Yeh ですが、客席から「うまい〜」と声上がる程で、いや、ホントに素晴らしいです。ベースでヴォーカルというとEL&PのGreg Lake みたいじゃないですか。この3人でCD出しませんか? 😉

後半は、篠原太郎&大槻敏彦アーカイブということらしく、彼らのバンド The Brick’s Tone (で合ってる?)の曲(ですよね?)が続きます。篠原さんは、ベースをギターに持ち替え、鈴木さんが、何と左手ベースです。出来るんですね! 😉 そうこうしていると、ドラムの大槻さんも歌い出しました 😯 いやあ、素晴らしい。

鈴木一浩 Beat Organ Trio (鈴木一浩(org), 篠原太郎(gt, b, vo), 大槻敏彦(dr, vo)

そんなこんなで、もうロックバンドのコンサート状態で、楽しくというか、むちゃくちゃに盛り上がったライブでした。最後は鈴木さんオリジナルの Pin Stripe で締め、アンコールあって、終了です。

いやあ、いつもながら、とても楽しかったです。いつもCDで聴いている曲でも、ライブは違いますね。いや、ホントに。しかし、もういい歳なのでロックはいささか疲れまする。アハハ。

塚山エリコさんオルガンライブ(2012/01/15)

[1月15日(日曜日)の記録] デジカメ忘れて出かけたため,写真はiPhoneから。

金曜・土曜と会議続きで,やっと正月ボケから脱しつつある日曜日,夕方から出撃して沼袋へと向かう。ライブ前には,前回と同様,駅近くの四文銭だったか,そんな名前の焼きとんやさんに寄った。アスパラ頼むと一本まんまで出てくるので,最初びっくりしたが,これがなかなか美味しいのだった。

7時半を過ぎたあたりで,ライブハウスへ向かう。今日は,塚山エリコさん(Hammond Organ B-3)に,ギターの伊丹雅博さん,ベースのSteve Whippleさん,ドラムスの市原 康さん,というお馴染みのメンバー。勝手知ったるという感じで,リラックスした演奏。こちらもリラックスして聴けました。

塚山エリコさんライブ 2012/01/15

曲目も有名どころというか,知ってるのが多くて,これまた楽しく聴けた。知らない曲もそれはそれで楽しいのだが,知ってる曲とか,塚山センセイだと,やっぱこれを聴きたいとかいうのもあるし。そういう意味で,今回はハモンドオルガンバージョンの Love for Sale が聴けて良かった! エレクトーン編曲のような音色面での派手さはないものの,ハモンドのオルガントーンと相まって,よりファンキー,より黒っぽい感じ。伊丹さんのギターのフレーズがこれまた素敵で,いやあ,これは良い!

聴けて良かったシリーズ(?)は他にもいろいろあって,まずは Sunny. 子供の頃流行っていたのかな?エレクトーンの教則本にも載ってたりしたのだが,実は最近になって,ちょっとハマっているのである。オルガンも素敵なのだが,伊丹さんのギターが炸裂(^^) して,素晴らしい!

Sunnyの次は My Foolish Heart だったのだが,これも聴けて良かったシリーズ。しっとりした染み入る編曲&演奏。あと,Gentle Rainとか,好きな曲が今回は特に多かった。

そんなこんなで,楽しいライブだったのだが,ライブ後のiPhone談義というか,そっちが可笑しいのなんのって。そもそも,いい歳した大人が揃いも揃って全員iPhoneだなんて(笑)。最近はちっとも活用してなくて,せいぜいメールとスケジュール管理とChessの相手くらいしか使ってないワタシとしては,かなり驚きましたです。ええ,ホントに。

塚山エリコさんライブ@オルガンジャズ倶楽部

[9月30日(金曜日)の記録]

ほとんど書いていたのに,ずっと下書きのまま放置していました(汗)。写真を追加して,1ヶ月ぶりにアップです。

鈴木一浩さんライブの翌々日は、塚山エリコさんのオルガンライブが同じオルガンジャズ倶楽部でありまして、行ってきましたです。週に2回沼袋まで出撃したのは初めてかな。火曜日の花小金井を含めると、週に3日ライブに行ったことになります。これも初めてでしょうか。

塚山エリコ・オルガンライブ@オルガンジャズ倶楽部

今回は、トランペット(奥村晶さん)入のカルテットです。以前にも数原さん(trp)の回がありましたが、それ以来ですかね。ベースの加瀬達さんもワタシは初めて。ドラムスの宮地良幸さんはお馴染みです。

塚山エリコ・オルガンライブ@オルガンジャズ倶楽部

塚山さんのライブは端正なジャズで安心(?笑)して聴けるのですが、毎回少しずつ変化があって、楽しいです。いや、毎回まったく同じでもまったく問題ないのですけどね。

塚山エリコ・オルガンライブ@オルガンジャズ倶楽部

1st setは I’m Getting Sentimental Over You からスタート。何となく聴き覚えがある曲ですね。次の Blue Minor もどっかで聴いたことある気がします。ジャズタイムの2に入っているらしいです。一応持っている(持っているだけで,全然弾けませんが)ので,帰宅後
譜面見てみたのですが,何とフラット4個じゃないですか!ガーン。3個までなら何とか頑張ろうかと思うのですが(^^;)。Blue Minor はソニー・クラークの,例の クール ストなんとか に入っているらしいのですが,ろくに聴いたことないんですよね。CDどっかにあるはずなのですが。それはともかく,聴いていると楽しいです。皆さん大人というか,ソロもステキで長さも適度ですし(笑)。

塚山エリコ・オルガンライブ@オルガンジャズ倶楽部

ベースソロで始まる Duke Ellingtonの「昔は良かったね」のあと,個人的に大好きな Confirmation で1st セットは終了です。

塚山エリコ・オルガンライブ@オルガンジャズ倶楽部

2nd set は New York なんとかという(苦笑) Billy Joel の曲らしいのですが,それからのスタートです。こういうポピュラー系も良いですねえ。トランペットとオルガンの組合せがこんなに良いとは,ちょっと認識不足でした。このまま譜面にして下せえ〜(^^;)という感じの完成された演奏。もっとも,塚山さんのオルガンライブは,どの曲も完成度高くて,そのまま譜面にして欲しいのが多いのですが(^_^)。

塚山エリコ・オルガンライブ@オルガンジャズ倶楽部

この後,Stella By Starlight, いそしぎ,とお馴染みが続きます。時折ジャズタイムの譜面に似たフレーズが顔を見せると,思わずニンマリしてしまいます。話は変わりますが,塚山さんのJazzTime1 は,素敵な編曲といい,フレーズといい,教科書としても定番になりうる素晴らしい曲集だと思うのですが,残念ながらとうの昔に絶版なわけですね。残念なことだと思います。ヤマハもねえ,一過性ですぐに古びるような流行歌ばっかりじゃなくて,もっと時代に耐えうる楽譜を出し続けてくれると良いと思うのですけどねえ。

2nd set 最後は チュニジアの夜,そしてアンコールは Take The “A” Train で,幸せな時間も終りです。余韻を引きずりつつ,焼き鳥屋さんに寄って,例によってヘロヘロになって午前様での帰宅です(^^;)。ハハハ。

鈴木一浩ラウンジオルガンの夕べ@オルガンジャズ倶楽部

[9月28日(水曜日)の記録]

火曜日の花小金井でのオルガン・トリオに続いて,水曜日は沼袋のオルガンジャズ倶楽部でのオルガン・ソロ。題して「鈴木一浩ラウンジオルガンの夕べ」。実は,だいぶ前だけど,新橋のCydで同じような企画が以前あったので,今回は第2回だったりします。

オルガンの位置もいつもより前にせり出して,中央寄りです。レスリーもホーンが見えないように正面を向いています。レスリーの間接音を聴いてくださいということらしいです(鈴木さんの解説によると)。なるほど。

鈴木一浩ラウンジオルガンの夕べ@オルガンジャズ倶楽部

7時半を少し回ったあたりでライブスタートです。ハモンド・オルガンとリズムボックスというスタイルが,幼少時に電子オルガン習ってたワタシのような世代には泣かせます 😉 そうそう,これなんだよなあ,と感慨深いです。What’s Going On から始まって,ボサノバメドレー(Summer Samba, Ipanema), チェロキーと続きます。チェロキー,どこか懐かしいシアターオルガンの感じでホロッと来ます。両手上鍵盤でのフルオルガン(ドローバー9本全開,多分・・・), レスリーFastがたまりません。

MCも例によってざっくばらんで良い感じです。オルガン奏法の話なんかも交えて,ラウンジオルガン,シアターオルガンの話,向こうの野球場では今でも健在らしいけど,こういうスタイルの演奏がほとんど絶えてしまっていること。新橋Cydの浅野仁さんのソーシャルスタイル(ラウンジスタイル)のオルガンの話,いろいろ聞けて楽しいです。

鈴木一浩ラウンジオルガンの夕べ@オルガンジャズ倶楽部

そして,オルガン奏法の話で出てきたワッツウォーラー奏法を使った Isn’t She Lovely (可愛いアイシャ) です。今回のライブは別名「鈴木一浩うろ覚えライブ」らしく 😉 曲目リストだけ用意してきて,譜面はまったくなしでの演奏です。たまに弾き間違えて,あれ?なんて素っ頓狂な声をあげたりするのもご愛嬌ですね。

1st セットの最後は,Doobie Brothers の What A Fool Believes です。著作権の関係でオルガンマニア2の楽譜に入れられなかった曲ですね。いやあ,良いなあ。譜面ないのがホントに悔しいです。

鈴木一浩ラウンジオルガンの夕べ@オルガンジャズ倶楽部

2nd setは鈴木さんが大好きなデオダート特集ということで,デオダート大好きなワタシとしても嬉しい企画です。前回のライブでも演奏された Soccer Game から始めて,お馴染みのデオダートの曲がいっぱい聴けて幸せです。Spirit of Summer だけがリズムボックスを使わないまったくのソロだったのですが,ストリングス編曲のイメージがあったので,この曲をハモンドソロでやるのかと意外だったのですが,これがしっとりとして存外良いのですよ,ええ。いつも聴いてる曲でも,こうやって新たな発見があるのも,ライブの楽しいところです。

さてさて,今回は何とサード・セットまであります。When A Man Loves A Woman から始まって,ライブで何度も聴いているお馴染みの曲たちですが,なんてったって,オルガンソロですからね!同じ曲でも濃密さが違います。途中で「Eが来たら黒鍵グリッサンド」なんてミニTips (オルガン弾かない人には何のことやらですが) もはさみつつ,最後のヘイ・ジュードまで,とても楽しい時間でした。ワイン片手に酔いしれていたら,うっかりこぼしちゃったみたいで,帰宅したらポロシャツに赤ワインがついちゃってて,翌日大変でしたが,まあ,そんな感じで(どんな感じなんだ,笑),とっても楽しかったのでした。

鈴木一浩ラウンジオルガンの夕べ@オルガンジャズ倶楽部

今回はめずらしく,iPhoneのメモ帳にメモっていたので,以下,セットリストです。

1st set

  • What’s Going On
  • ボサノバメドレー (Summer Samba, Ipanemaの娘)
  • Cherokee
  • Isn’t She Lovely
  • What A Fool Believes

2nd set

  • Soccer Games
  • Baubles, Bangles and Beads
  • San Juan Sunset
  • Spirit of Summer
  • Down The Hill

3rd set

  • When A Man Loves A Woman
  • Keep That Old Same Feeling
  • Make Her Mine (–>Road Song –>Sunny –>Make Her Mine)
  • Last Tango in Memphis
  • Hey Jude

Encore

  • 街に行こう (釧路のために作った 鈴木一浩氏オリジナル)

鈴木一浩オルガンライブ@花小金井 Hyde (ヒデ)

昨日の火曜日のこと。なんと今日の沼袋の前日に花小金井Hyde(ヒデ)で、オルガントリオのライブをやるって聞いて、慌てて飛んで行きました。あいにく、仕事が遅くまであり、行けるか微妙だったのですが、8時過ぎに池袋を出て、高田馬場8:31の急行に乗り、8:54に花小金井に到着です。なんとかセカンドセットに間に合いました。というか、待っててくれた? 😯

鈴木一浩オルガンライブ@花小金井 Hyde (看板)

店内は満席近く、どこに座ったものかと困惑したのですが、知り合いのテーブルにお邪魔させてもらうことに。というか、近すぎです 😯 。

鈴木一浩オルガンライブ@花小金井 Hyde (鈴木一浩 organ & 篠原太郎 base)

セットリストみたら、1stでは、オルガンマニア1のCDの曲やRobben chan それに What’s Goin’ On とかもやったみたいですね。うーん、残念。でも、セカンドも Super Strut から始めて、Sunshine Alley など、どれも楽しい曲で満足です。

鈴木一浩オルガンライブ@花小金井 Hyde (大槻敏彦 drums)

気のせいかもですが、沼袋よりもここの方が、鈴木さんリラックスしてない? それとは別に、ベースの篠原太郎さん、ドラムの大槻敏彦さんのせいでしょうか、今日の演奏はロックテイストというか、そっち寄りです。切れの良いジン飲んでるみたいで楽しいです。たとえがわけわかりませんね。すみません。篠原さん見て、おお、グレッグ・レイク 😯 という連想もあって、EL&Pの曲とかやってくれないかなあ、などと思ってしまいました。

このところ、カルテットが多かったので、トリオというかオルガンメインは久しぶりで、すっかり堪能しました。満足、満足、大満足です。

2年振りの鈴木一浩グループ・ライブ@東京

またまた下書きのまま放置していました。先々週の金曜日、6月3日の記録です。

実に、約2年振りですよ、鈴木一浩さんライブ。前回はいつだったかなあと日記をひっくり返してみたら、2009年8月24日でしたから。

2011年6月3日 鈴木一浩グループ・ライブ (看板・フライヤー)

最初、いつものようにL字のソファー席に座ったのですが、知り合いに連れられて(?)後方の丸テーブルに移動。こっちの席も良いですが、いかんせん写真撮るには、ちょっと距離が・・・。ということで、いつものようには写真撮れませんでした、orz…

鈴木一浩グループ・ライブ 2011/06/03

今回は、新しい曲を出来るだけということらしく、フュージョンほとんどスルーして来たワタシには未知の曲が多かったです。楽しかったことは楽しかったけど、ロビンちゃんとかも聴きたかったなあ〜。

知らない曲が多いかったので、セットリストが良く分かんないんですが、多分こんなところだったと思われます。

1st set

  • Sunshine Alley
  • Revelation
  • Keep that same old feeling (Crusaders)
  • Secret Love
  • Succer Game (Deodato)
  • Liberty City

2nd set

  • Make Her Mine
  • The Travellers (Barry Miles)
  • Country (Keith Jarrett)
  • Shadows (Tom Scott)
  • Diminishing (ジャンゴ・ラインハルト)
  • 11PMのテーマ
  • Pin Stripe (鈴木一浩)

Encore

  • 雨上がりの夜空に (忌野清志郎)

まあ、知らないとは言いながら、Make her mine とか Sunshine Alley とか Liberty City は前回だったか前々回だったかに聴いたりしたので、それなりに耳に馴染んで来ました。そうなると、けっこう楽しいんですよね。

それに、鈴木さんのライブの場合、MCがけっこう可笑しいというか面白いというか、やけくそぎみ(失礼!)の自爆テロ風(?)のMCが楽しみだったりもします。今回もベースの秋葉さんの新築話とか、毎回よくネタあるなあと感心してしまいます(^_^)。

楽しい反面、何かが足りない・・・と考えて考えて、やっと分かりました。オルガン・ソロの炸裂がない、というと語弊がありますが、まだまだ足りないぞ!という感じ。フロントはSaxの安川さんにまかして、リッチー・ブラックモアの陰に隠れるジョン・ロードというか、そんな印象。やっぱり、キース・エマーソンになってもらわないと!

まあ、リスナーは欲張りってことですかね :mrgreen: 。次回、キーボード炸裂させて、エースで4番を期待しています 😉

5月9日 塚山エリコさんオルガンライブ

忙しさにかまけて、下書きの状態で長期放置していた、5月9日の記録。

塚山エリコさんのオルガン・ライブが沼袋のオルガンジャズ倶楽部であったのだが、仕事の関係で、8時ぎりぎりにお店に到着。

このところ、というか、もはやギターの伊丹さんはレギュラー化しているのだが、ベースとドラムは。今回は伊丹さんとDuoでCDを出されているベースの Steve Wippleさんがゲストということで、楽しみなのであった。ドラムの市原康さんは存じあげなかったのだが、実はすごいお方なのだそうです。ってことは、今回はオールスターキャストってことなんですね?

塚山エリコ、オルガンライブ 2011年5月9日

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a quickr pickr post

前回あたりから、きっちり仕込むというよりは、その場の成り行きまかせ、という方向性の塚山エリコさんライブなのだが、今回はその傾向が顕著。とくにベースのWippleさんがフィーチャーされているというか、サポートというよりは対等に近い感じで、これはこれで面白いですね。つまり、ビル・エヴァンスとスコット・ラファロという感じでしょうか。素人目(素人耳?)にも、ああ、これが所謂インタープレイってことなのね、と分かる音のキャッチボールというか、変な言い方だが、漫才のボケとツッコミの音楽版(?)みたいなやりとりが随所に見られ、これは今までとはちょっと違うわい(^_^)などと、めずらしく客観的に眺めていたりしておりましたです、ハイ。

ライブはこういうのが楽しいですね。演奏している御本人たちも楽しそうで、こちらも嬉しくなってしまいます。

曲目などは、御本人のサイト参照なのですが、しっとりした曲あり、アップテンポの曲ありで、え?もう終わっちゃうのという感じでした。そうそう、Horace SilverのEcarohという曲、前回も聴いたせいか、馴染んできて楽しめました。曲名、Horaceを逆順にしただけというのが、笑っちゃいましたが。