塚山エリコさんライブ@Organ Jazz 倶楽部

昨日、3月26日の記録。

午後、臨時総会に向けて、数人で集まって予習。そのあと、地震の被害状況を視察した。接合部分のエクスパンションというのが幾つか損傷していることを除けば、まずまず大丈夫な様子。

さて、本日のメインイベントは塚山エリコさんライブ。久々に西武線に乗って沼袋まで行ったが、節電のためか、エレベーターは止まっているし、駅はどこも薄暗い。寂しいことである。

バンドのメンバーは、塚山エリコさん(Hammond Organ B-3), 伊丹雅博さん(guitar), 酒井一郎さん(bass), 八木秀樹さん(drums) 伊丹さんはお馴染みだが、酒井さんと八木さんは初めて。そっちの方も楽しみであった。

塚山エリコさんライブ(2011/03/26)

今回はいつもと違って中央のテーブルに座った。気のせいかもだが、こっちの方が音がストレートに来て良い感じ。良い感じと言えば、今日は今まででも一番ケレン味のないストレートなジャズという印象で、とても聴きやすかった。曲も、大好きな Shiny Stocking、心に染み入る Georgia On My Mind、ギターの伊丹さんをフィーチャーした Ecaroh ? だったけ?初めて聴く曲なのだけど、オシャレで好きになりそうです。おまけに、締めは Mistyのサンバ編曲だったりして、塚山さんファンとしてはキャアキャア、大騒ぎなのであった(笑)。それにしても、オールド(ヴィンテージ)・ハモンド・オルガンの音は何度聴いても良いですなあ。

初めてのお二人も、和やかな雰囲気の中、良い感じ。ドラムの八木さんは塚山さんとは旧知の仲で、エレクトーンとドラムで全国を回られたこともあるとか。ってことは、年齢は・・・のはずですよね?見た目がとってもお若いのでビックリ。ベースの酒井さんも八木さんのご紹介ということで、チームワークもばっちりですね。弦をつかったベースのフレーズもとってもメロディアスでステキでした。

そんなこんなで、とても楽しい時間を過ごすことができました。うまく表現できませんが、無駄のない(というのも妙な気もするが)、コンパクトにまとまった、大人だにゃ〜(^_^)という感じです。みなさま、ありがとでした〜。

塚山エリコさんのアレンジ講座@ヤマハ銀座店

先日(2月16日 水曜日)、ヤマハ銀座店で行われた塚山エリコさんの公開講座に行った。一般でも申込可だったのだが、もともとはヤマハ所属のエレクトーンの先生を対象とする定例会とのこと。したがって平日の午前中という普通の勤め人には行けるはずもない時間帯であった。何故かワタシは休みだったので(苦笑)、おっかなびっくり出かけたのであった。

ワタシの目的は塚山センセイのエレクトーン (D-Deck) 演奏を聴くことにあったのだが、Over the Rainbow と Love for Sale の2曲が聴けて大満足。リズム感が全然違う!音も御本人によるチューニングがされているらしく、存在感があった。しまったなあ。こっそり録音すればよかった・・・と思っても後の祭り 😉

公開講座「塚山エリコ流 アレンジのコツ!」@ヤマハ銀座店

「塚山エリコ流アレンジのコツ!」というのが講座のタイトルで、アレンジにあたり心得ておくべきことや、具体的なポイント、それから、心構えみたいな話があった。講師ならぬ素人のワタシには難しい内容だったのだが、それでも、よくあるコード進行を代理コードで置き換えていくと、例の One Note Samba の Em7 — E♭7 — Dm7 — D♭7 になるなんて話は目からウロコ。なんだか嬉しいのであった。

話しぶりも優しいというか、けっして上からではなく、スピードもゆったりしてとても聞きやすかった。個人的に感動したのは、音楽にいかに接するかが大切(記憶力ないので、ちょっとニュアンス違ってるかも、汗、だけど)、という箇所。やっぱりセンセイ音楽大好きなんだなあ、マニアックなんだなあ :mrgreen: と、ちょっとウルウルしてしまったですよ。大好きな作曲家・演奏家・レコード、などに直接触れて、感じ取り、分析し、そうして得られた知識を蓄積し、そういう積み重ねが結局自分のオリジナルを産み出すことになる、というような内容だったと思うが、そういう話をさらっと話されていたので、ああ今日はこれにやられたなあ〜、と。

ということで、音楽もさることながら、話術の面でも学ぶことが多かったです。

塚山エリコさんオルガンライブ 2010/12/10

もう先週になりましたが、12月10日の金曜日に塚山エリコさんのライブ@オルガンジャズ倶楽部@沼袋、に行って来ました。
塚山さんのオルガン演奏は久しぶりなので、とても楽しみにしていたのですが、期待に違わず楽しい演奏会で、とっても嬉しかったのです 🙂 。

メンバー、曲目リストなどはご本人のサイトを参照、なのですが、オルガンの音といい選曲といい、しっとりとして暖かく、心にしみいる、ステキな演奏会でした。
塚山エリコさん(ハモンドB3オルガン)と伊丹雅博さん(ギター)は言うに及ばず、ベースの和田弘志さん、そして塚山さんがエレクトーンのデモンストレーター時代に一緒に全国行脚されていたというドラムの宮地良幸さん、チームワークの良さを感じる4人なのです。

塚山エリコ(Hammond Organ)&伊丹雅博(gt)

和田弘志(base)&宮地良幸(dr)

塚山エリコ・オルガンライブ 2010/12/10

塚山さんの曲集 JazzTime でお馴染の Autumn Leaves, Stella By Starlight も、ハモンドB-3で聴くと、これがまた良い音で参ってしまうのであります。時折譜面と同じフレーズが現れるのもファンには嬉しいところ。ワタシが塚山さんの演奏が好きなのは、フレーズがメロディアスで親しみやすく、カッコよくパワフルでありながらコテコテじゃなくて繊細でモダーンなところ。言葉にすると感じてることを上手く表現できませんが、肝心なことは聴いてて心地良いってことですよ :mrgreen: 。だから、何度でも聴きたいしライブにも足を運ぶってことです。

いままでは、どうしてもオルガンに集中してしまっていたのですが、今回は、ギター、ベースのフレーズが自然に頭に飛び込んできて、立体的(?)に楽しむことが出来ました。今更とっても失礼な話ではあるのですが、伊丹さん、とってもすごいんだなあとか 😉  何事もないように軽々と弾かれるものだから、それがどんなにすごいことか、分かんなかったんだなあ>自分、って感じです、はい。

どの曲も楽しかったし、大好きな By the time I get to Phoenix も嬉しかったのですが、やられた〜と感じたのが I’m Getting Sentimental over You と最後の Christmas Song の2曲です。普段あまり聴かない曲なのですが、どちらもハモンドオルガンにぴったりじゃないですか。いやあ、参りましたです :mrgreen:

参ったと言えば、ビンテージ・ハモンド B3 オルガンの音には、本当に参ってしまいます。レスリー・スピーカーと相まって、あの柔らかい包み込むような音は本当に・・・。

ということで、今回もとっても楽しかったのでした。ありがとうございました。次回は来年3月26日です。しっかり予定を確保しておかなくっちゃ、ですね 😛 。

池袋 Ale House

昨日は、仕事帰りに Ale House (エール・ハウス) というところに寄ってみた。なにげにスケジュールチェックしてたら、オルガンの西川直人さんが演奏されるらしいということで。

仕事で遅くなったので、お店に行ったのは9時半くらい。もう 1st set は終わっていて休憩タイムだった。バンドの人もだが、お客さんも若く、完全にアウェイだなあ。しかし、エーデルピルスやヒューガルテンなど好きなビールがあり、気に入った。フィッシュ&チップスは一人で食べるには量が多かったので、次回一人の時はハーフにしよう。それから、豊島区役所側から行こうとすると、思いっきり怪しい区画を通るはめになる。次回は線路側の道から行くべし。

さてさて、ライブの方だが、ドラムの吉岡大輔さんという方がリーダーの Soul House というバンドで、男性ヴォーカルとギターで4名。西川さんは、シンセとオルガン(Hammond XK-3c)が半分ずつという感じ。もう一台、左手ベース用のキーボードもあって、逆L字形に配置されていた。キャロル・キングとかけっこう昔の曲をやっていて、安心したというか、なかなか楽しかった。木箱の小型レスリーも良い音してた。

もうかなり前になるが、Eddie Landsburgさんのライブの時、エディーさんが西川さんを紹介してくれたのだった。向こうは覚えていないと思うけど。エディーさんの紹介が可笑しくて、彼は東大出てるんだ・・・って 😯 。オルガン弾くのに大学は関係ないが、確かに東大理系出身のジャズ・オルガニストって珍しいかも :mrgreen:

西川さんの非公式プロフィールというのが、これまたけっこう可笑しくて、「エレクトーン習っている男子=隠れキリシタン」には苦笑しつつも身につまされたりして 😉 、共感したりするのであった。

またチャンスがあれば、聴きに行ってみよう。

送別会

[ 昨日の記録 ] 日曜日、エレクトーンオフ会@千駄木イマーゴ、の主催をされているMammaさんの送別会に行く。突然の大阪転勤ということだった。

場所は大井町の春鮨。

大井町 春鮨

送別会なんだけど、オフ会の2次会という雰囲気。食べ物も美味しく、サプライズもあったりで楽しい時間を過ごさせてもらう。

大井町、品川から乗り換えと思い込んでいたが、りんかい線直通の埼京線一本で行けることを今回初めて知る。もっとも、私鉄との乗り換えになってしまい、料金かさむが。大井町には、万年筆専門店のフルハルターがあり、入院をお願いしたいのが一本あるのだが、行くのが億劫でそのままになってしまっている。電車一本、25分なら頗る近いと言うべき。近々行ってみよう。

Amazonでのエレクトーン楽譜

たまにAmazonで楽譜買おうかと思って検索するのだが、結局一回も買わず仕舞い。一番の理由は、表示される情報が少なすぎること。せめて、収録曲目ぐらい書くべきだろう。今の状態では、買うことを決めている楽譜しか買えないと思う。これはAmazonの問題ではなくて、情報を提供する出版社側の問題だ。

では、ヤマハのオフィシャル・サイトではどうか。さすがに曲目などきちんと書かれている。ところが購入しようとすると、これが面倒。アマゾンへのリンクが張ってある楽譜もあるのだが、全部ではない。せめて最近の楽譜にはすべてアマゾンへのリンクを張るくらいのことが何故に出来ないのだろうか。

何というか、10年くらい前の、それこそネットが普及し始めた頃のウェブサイト見てるようで、いったい商売する気があるんだろうかと、脱力してしまう。iTunes Store とか、お手本はいくらでもあるだろうに。

個人的な希望を言えば、ヤマハのサイトでもAmazonでもどちらでも良いが、次のようになっていると嬉しいなあ。

  • 曲目の詳細情報が載っている。
  • 中身検索で、目次と曲目紹介、そして各楽曲の最初のページを閲覧できる。
  • すべての曲には参考演奏があり、iTunes Storeなどでダウンロードできる。(付属CDでも良い。) また、試聴が出来て、どんな曲か事前に分かるようになっている。

5セレクションズ 塚山エリコ BEST

エレクトーン50周年記念 5セレクションズ 塚山エリコ BEST

発売日は明日の22日だと知っていたのですが,もしかしたら前日には入荷しているかもしれないと思い,仕事帰りにヤマハに寄ってみました。棚には無かったのですが,念のため周りを見渡すと,これから棚に並べる予定とおぼしき冊子の山があって,そこにありましたよ :mrgreen:

ということで,さっそくゲットしてきましたです。「エレクトーン50周年記念 5セレクションズ 塚山エリコ BEST」 を。

付属CDの模範演奏が塚山エリコ先生御本人のものではないのが,ちょっと,否,非常に残念なところではあるのですが,まあ,教室の上手な先生に模範演奏をやってもらったと思えば,納得できますか。(?) 弾き方はスクウェアというか,リズムなどきっちり譜面通り過ぎるなあとか,生意気な感想(笑)だったりしますが,もちろんワタシなんぞよりも100万倍ぐらい上手なので,何をかいわんやです。ええ,とても参考になります。

長らく挫折しっぱなしだった Jimmy Webb の By the Time I Get to Phoenix ですが,明日から練習を再開してみます!

D-Deckの無線LANは未だにWEPです

調べてみたら Stagea も同じでしたが,D-Deckの無線LANの暗号は,今やものの数秒で解かれてしまって無意味と言われているWEPのままのようでした。

無線接続・パート1|接続マニュアル|インターネットダイレクトコネクション|D-DECK | YAMAHA

今のところネットに繋ぐ予定はないのですが,これでは繋ごうと思っても,我が家の無線LANはWPAですから,繋がらないってことですよね。うーん,悲しい。それとも,ルーターの設定で,WPAとWEPの両方をサポートするなんてこと,できるのでしょうか。

[ 追記 ] ルーターのマニュアルを見たら,マルチAP機能というのがあって,セカンドSSIDを設定できるらしい。そちらをWEPにすれば,WEPしかサポートしてない端末(ゲーム機に多いらしいが)でもネットに繋がる。ただし,セカンドSSIDからは家庭内のLANには入れない。こうすることで安全性が確保されるとのこと。ということで,D-Deckからネット接続も一応は出来るみたいです。予定はないけどさ。

Everything (作曲・松本俊明)

少し前から、Everything (作曲は松本俊明さんという方らしい) という曲が好きになったようだ。いや、以前、テレビドラマ (ヒロインの恋人役が代数幾何・数論幾何専門の数学者らしく、ふーんとか思いながら見ていた、笑。そう言えば、この頃、谷山・志村予想とか一般的にも有名だったかも) の主題歌として聴いたときから、気にはなっていたようにも思うが、どういう訳か避けていた気がする。上手く言えないが、フランク・シナトラのMy Wayを避けるような気分(笑)。ちょっと押しつけがましい感じと言っては失礼か。しかし、ヴォーカルではなくインストで聴くと、コード進行の妙ではまってしまうのであった。というか、このコード進行、反則だろうと言いたくなるほど、化学調味料満載という感じがするよなあ。

ヴォーカルの人のオリジナル・バージョンはキーがDフラット(フラット5個)。これは無理だと勝手にFで弾いていたのだが、良く良く考えてみると、半音下げればCではないか!ということで、Cでも弾いていたのだが、探すと、このCでの楽譜が幾つか見つかる。ピアノ初級とか中級とか書いてあるのだが、面白いことに、こういう初心者向けの楽譜は半音下げてCにするか、半音上げてDにしてあるのが多いのだ。

わざわざ苦手なシャープを選ぶはずもなく、Cの楽譜を購入してみた。ピアノの楽譜なので、オルガンでどう弾いたら良いか悩ましいのだが、コードとオリジナルの音源などを頼りに適当に弾いてみる。左手がコードのおさえっぱなしになってしまうのが悲しいところだが。

オルガンの音だけだと、さすがにしんどいかなあと思って、エレピとかストリングスとか、柄にもなくやってみると、これがなかなか楽しい。うーん、しかし、これはちゃんとしたオルガンの譜面が欲しいかも。

検索してみるのだが、エレクトーン用の楽譜は絶版なんですね。ううむ。YouTubeで聴いたものはキーもCだったので、好都合だと思ったんだがなあ。こういう時代なんだから、On Demand で購入できても良いのに〜。

しかし、いわゆるメロディ譜とかピアノ用の楽譜で弾くのも、面白いと言えば面白い。お仕着せでない分、自分でいろいろ考えるのだ。ワタシはスキルがないので、そこは悲しいのだが、それでも、どういうコード進行なのかとか、全体の構成とか、ここはこういう代理コードになっているんだ〜とか、ここのコードってこっちの方が良いんじゃないかとか、いろいろ。

ワタシなんてウブなものだから、冒頭の | C C/E | F E♭9 | あたりで、クラクラしてしまう(笑)。

フラット5個

YouTubeで弾いている人が何人か居るので、見ていたら、柄にもなくテレビドラマの主題歌などを弾いてみたくなった。こういうとき、耳が良い人がうらやましい。途中までは適当に弾けるのだが、サビ(?)のコードが分からない。

楽器店に行って譜面買おうかとも思ったが、行くのが億劫 😉 なのと、さして真面目に弾きたいわけじゃないので、1曲のために曲集買うのもなあ・・・と思い、検索していたら、ぷりんと楽譜というところにその曲があった。

1曲単位でダウンロードできるのはありがたいが、何とピアノとエレクトーンの連弾用の譜面。探したがソロはなかった。ううむ、どうしたものかと思ったが、欲しいのはコードだし 😉 、ままよと購入した。

印刷して、さあ弾こうとして呆然 😯 。フラットが5個もあるじゃないですか!ああ、しまった。トホホ。ちなみに、自分で適当に弾いているときのキーはF、フラット1個でした。何故か、左手が自然にFになってしまうのです。

フラット5個ということは、Dフラットってことですよね。知りたかったサビの冒頭の2小節は、
| D♭ (1.5拍) A♭(on C)(2.5拍) | B♭m7(1.5拍) D♭7(on A♭)(1.5拍) D♭7(1拍) |
なので、これをFに直すには半音4個(長3度?)だけ上に平行移動すれば良いはず・・・えっと、
| F (1.5拍) C(on E)(2.5拍) | Dm7(1.5拍) F7(on C)(1.5拍) F7(1拍) |
ですか。

愕然 😯 ・・・これって普通・・・と言っては語弊があるかもですが、まあ良くあるパターンのような気が。ああ、これが聞き取れないのかあ、ワタシは・・・。耳の悪さには自信がある(苦笑)とは言え、かなりショックです、ハイ。

まあ、でも、これでまた何とかインチキくさく弾けます。ええ、Fで弾きますとも(笑)。