王子駅からJRで帰路に着く予定だったのだが、ふと見ると都電荒川線も通っている。へえ〜と思ってかみさんに言うと、乗ってみたい とのこと。何と、かみさんまだ乗ったことないんだと。というワタシも2回ぐらいしかないんだけど。ということで、予定を変更。都電で王子駅から大塚駅まで。あとはJRで帰路に着く。
名主の滝公園を散歩する
入り口から中に入ると、鬱蒼として良い感じである。都会の喧噪から逃れてと言いたいところだが、実はこの辺りは公園の外でも都会の喧噪とは無縁だったりするが・・・
かみさんの反応が心配だったが、案に相違してなかなか気に入ったみたい。六義園より良いよね〜、と。同感である。まあ、向こうは将軍家側用人、こちらは一介の名主さんで比ぶべくもないけどね。
思ったよりも広く、滝も何カ所かある。一番大きいのは「男滝」と名前が付いている。滝が無くても、これならけっこう楽しめるかなあという印象だった。今日は寒いので早々に退散したが、暖かい日にゆっくりと来るのが良いなあ。
帰りは王子駅へと向かう。王子駅までの道はほぼ一本道で迷うことはない。今度来るなら王子駅からだな。
名主の滝
王子稲荷神社
食事を済ませ、王子駅方面へと歩く。大体の場所はGoogle Mapで調べてきたのだが、なにせ初めてなので細かいところが不安。おまけに寒い、ということで途中でタクシーを拾う(苦笑)。しかし、後で考えるとこれが正解。多分そのまま歩いていたら、なかなか辿り着けず、かみさんぶんむくれ 👿 😈 必至だったはず。
タクシーの運転手さんも、実はうろおぼえ というか、一方通行がけっこう多く、何処から入るかとかいろいろあるみたいなのだが。とってもいい人で、最後は場所の確認までしてくれた。止まったのが、この王子稲荷神社の前。ここから坂を下って左折すると、目的地に着くらしい。
それにしても、もう少し詳しく下調べしておくべきだったか。ふと、徒然草のフレーズが頭をよぎる。「少しのことにも、先達(せんだち)はあらまほしき事なり」(「仁和寺にある法師」より)