高校の教科書や先日買った大修館書店の「漢文名作選」シリーズは字が大きくて気分が良いが、それ以外は総じて本文の文字サイズが小さく物足りない。そこで、大きく印刷してはどうだろうか、というわけである。
こういうときに頼りになるのが組版ソフトのTeX/LaTeXである。数学の文書で本領を発揮するソフトではあるが、数式がなくても、というか、普通のワープロとしても優秀なのは言うまでもない。漢文の返り点などは、それ専用にマクロを作る必要があるが、検索してみると、既にいくつか開発されているではないか。素晴らしい 。今回は藤田眞作さん作成のマクロパッケージを利用させてもらい、実験してみた。ソースコードは次の通り。
\documentclass{tarticle}
\usepackage{sfkanbun}
\usepackage{jdkintou}
\usepackage{utf}
\begin{document}
\begin{kanshi}
\noindent
年年歳歳花
\kundoku{相}{あい}{}{}
\kundoku{似}{}{タリ}{} \\
歳歳年年人
\kundoku{不}{}{}{レ}
\kundoku{同}{}{ジカラ}{}
\end{kanshi}
\end{document}
もしやこれは、、、
人の容貌は年を重ねるとともに変るってぇことですかい?
これで全国の女性を敵に回しましたね(爆)
>kebanecoさん
いや、あの、えっと、ううむ・・・困りましたねえ。
解釈はともかく、女性に限定されるとは想定外でしょう、作者さまもきっと。これって誰の作でしたっけ。
高校生のとき、これを読んで、なるほど~と、妙に記憶に残っていたんですよねえ。ということで、他意はありませんですよ。ホント。