ボールペンと違って万年筆は紙を選ぶ。必然的に、あれこれ試したくなるのである。ちょっとお高いのであるが、小売りしている店を発見したのが運の尽きというべきか。先日のサンバレーオニオンスキン(Sun Valley Onion Skin)は少し変わった紙。昨日購入したのはもっとオーソドックスな筆記用で、スピカレイドボンド(Spika Laid Bond)とストラスモアライティングレイド(Strathmore Writing Laid)の「きぬ白」(淡いクリーム色)の2種。どちらもコットン25%配合、そしてレイド・ペーパー(laid paper)、つまり簀の目(すのめ)が透しと共に入っている。
どちらもとても書きやすく、ペン先が滑らかに動く。滑らかだけれども、滑るような平滑さではない。適度な抵抗というか粘度というか、うまく言えないが、紙の繊維とペン先の接触具合がとても気持ちいい。しいて言えば、ストラスモアの方が密度が高く粘っこいように感じる。極細のペン先にはスピカの方が良いかも。もちろん、どちらでも十分に書きやすいのだけれど。
万年筆があると、文通したくなるのおは、私だけでしょうか?
>ロザリーさん
同感です。若干違うのですが,ワタシの場合はいろんな紙を前にして,手紙でも書いてみるか,という気になりますね。もっとも相手がいませんが(笑)。母にでも書いてみるかな?たぶん驚くでしょう,どうしたの?って(爆)。