万年筆とインク

万年筆を買った。パイロットのカスタム・ヘリテイジ92というもの。プラスティックで透明なので,見た目は安っぽいが,定価は15000円(+消費税)する。普通の万年筆よりは安いが。

気に入ったのは,ペンが14Kであることと,インクの補給がスクリュー式の吸入方式であることの2点。透明プラスティックの安価な万年筆の多くは,値段の問題だろうが,ペンは鉄製(あるいは合金)で,書き味が今ひとつだ。また,日本の万年筆のほとんどはカートリッジ・インクを使うようになっていて,ボトル・インクを使うには,専用のコンバーターを使う必要があるのだが,これが容量が小さくて不便なのだ。この2つをクリアーしてくれれば,見てくれはどうでもよい,いや,むしろ,余計な装飾に金をかけてくれないほうが,ありがたい。

パイロット万年筆カスタム ヘリテイジ92 とama-iro(天色)インク

ついでに,インクも購入した。同じくパイロットのもので,「天色(ama-iro)」というインク。少し前に,同じシリーズの「山葡萄(yama-budo)」というボルドーに似た色のインクを買って,かなり気に入っているのだが,今度は青系にしてみた。ターコイズ・ブルーに近い感じだろうか。試しに,代数的整数の定義のあたりをちょっと書いてみた。なかなか良い感じだ。

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