Cahenの数論教科書

Cahen : Theorie des nombres tome 2

19世紀末〜20世紀初頭の数論教科書をいろいろ探して眺めているのだが、Cahen の Theorie des nombres 第2巻、が好みに合うようだ。フランス語なので今まで敬遠してきたのだが、読まねばなるまい。

第2巻の大部分は2次形式について。種の理論は、具体例で動機を説明したあと一般論に移る。例も豊富で嬉しい。2次形式も一般形、つまり中央の係数が偶数とは限らない形、で書いてあり、これも嬉しい。

あとは錆びついたフランス語の知識で、ぼちぼち読んでいきますかね。錆びついたと言っても、少しは習っていたおかげか、おおまかには読める。一般書はまったく読めないが、やっぱり数学書のフランス語は易しい。

“Cahenの数論教科書” への2件の返信

  1. あー、なんかわかる。
    私でいうとこの、マニュアルの英語なら読めるぞ、みたいな感じかしら?
    (こんな高尚な記事に俗っぽいコメントすみません)
    弊社で英語の苦手な技術部の先輩は、プログラミング言語で、アメリカ人とやり取りしてます(C)。うむ、言葉には、違いないよなあ。

  2. >ロザリーさん

    Cでやりとりですか! 😯  なるほど〜。面白いかも。

    if …. then … else … とか使えば何とか会話できそうな気がするのが不思議ですね。アハハ。

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