三国志演義

三国志演義4(井波律子訳) ちくま文庫

原稿の方も目処が立ってきたので(と言いつつ、まだ九十里だが、笑)ちょっと息抜き。先日買った三国志演義をパラパラと読んでいる。翻訳もいくつかあるようだが、ちくま文庫の井波律子さん訳を選んだ。連続時代劇風に、毎回毎回お題があって読みやすい。一回分の分量もほぼ一定しており、最後に期待を持たせつつ次回に続くという形式が、なかなか楽しい :mrgreen: 。例えば、第52回は「諸葛亮(しょかつりょう)、智もて魯粛(ろしゅく)を辞(こば)み、趙子龍(ちょうしりゅう)、計もて桂陽(けいよう)を取る」というタイトル。最後は「はてさて諸葛亮はどんなことを言い出すのでしょうか。まずは次回の分解(ときあかし)をご覧ください。」で次回へと繋ぐ。

おまけに中国中央電視台版のテレビ番組を観ているものだから、頭の中で映像がかぶるというか、文庫版の台詞までがテレビの俳優さん(と吹き替えの声優さんの声)で聞こえる始末(笑)。これはこれで楽しいのだが、病膏肓の様相かも 😉 。

それにしても、この歳で三国志にはまるとは思わなんだ。人に話すと「レッドクリフですか?」と言われるのが少々いまいましいかも 😉 。否否なのである。そっちじゃないんだけどなあ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。