3月 2010

WindowsでのTeX環境

普段はMacだし、たまにUbuntu上で作業するくらいで、WindowsでTeXをすることがほとんどなかった。ちょっと事情があって、Windows上にTeXシステムを導入しているのだが、最新のシステムは以前と違うことが色々あるのでメモ。

以前は、Windows上のTeXと言えば、文書の文字コードはShift-JIS、dviのプレビューはdvioutというのが定番だった。もちろん今でもそれで作業している人が多いようだが、その他の選択肢が可能になっている。

文字コードに関しては、UTF-8も使える。文字コードの自動判別はしないので、コンパイル時に指定する必要があるが。これで、Macと同じファイルが使える。

Windows上のTeXと言えばdvioutが定番のプレビューアーであるが、実は使いたくない事情がある。TeXシステムは外付けのHDDに入れて、ポータブルに使いたいのである。dvioutはシステムのレジストリーをいじるので、ポータブルに使えないのだ。ということで、 dvipdfmx あるいは dvips を用いて PDF を作成することになる。これらも Mac 上と同じく Map ファイルを設定すれば問題なく使える。

さて、以上の作業をエディター上で簡単に行うには、いわゆる統合環境が便利。ここで少々問題が発生。候補としてはWinShellとTeXWorksがあるのだが、WinShellは文字コードShift-JISのみをサポートしていて、UTF-8での編集ができない(多分)。(【訂正】オプションのフォントから文字コードを選択できた。UTF-8も可能。)
一方のTeXWorksはUTF-8が標準で、Shift-JISはサポートされていない。ううむ。

まあ、Macと同じUTF-8が使えるTeXWorksをメインにしますか。実はTeXWorksはMacのTeXShopを範としてクロスプラットフォーム用に開発されたもので、Windows用だけでなくLinux用、Mac OS X用もある。PDFプレビュー機能もあるから、Adobe Readerを頼ることなく、TeXWorks内でコンパイルからプレビューまで行える。(日本語フォントを埋め込むようにMapファイルを設定するこが前提だが。) このあたりの使い心地は TeXShop とほとんど同じ。

それにしても、文字コードはいつになっても悩みの種。自分だけならUTF-8で良いのだが、同僚は未だにShift-JIS派が多い。困ったもんだ。

送別会

[ 昨日の記録 ] 日曜日、エレクトーンオフ会@千駄木イマーゴ、の主催をされているMammaさんの送別会に行く。突然の大阪転勤ということだった。

場所は大井町の春鮨。

大井町 春鮨

送別会なんだけど、オフ会の2次会という雰囲気。食べ物も美味しく、サプライズもあったりで楽しい時間を過ごさせてもらう。

大井町、品川から乗り換えと思い込んでいたが、りんかい線直通の埼京線一本で行けることを今回初めて知る。もっとも、私鉄との乗り換えになってしまい、料金かさむが。大井町には、万年筆専門店のフルハルターがあり、入院をお願いしたいのが一本あるのだが、行くのが億劫でそのままになってしまっている。電車一本、25分なら頗る近いと言うべき。近々行ってみよう。

Twitter 2010-03-21 の記録

  • 風の音で目が覚めてしまった。外は大荒れの模様。 #
  • MacTeX (=TeXLive 2009)をインストールした。1.3Gもあるだけあって、asymptoteまで入っている。すげえ・・・。 #
  • MacTeXのasymptoteはversion 1.88 だった。自分でビルドしたのより古い・・・。うーむ。 #
  • 1.88でも3次元コンパイルできるから実用上は問題ないですけど。RT @tsatie: と、思ったら、、、 RT @sukarabe3: MacTeXのasymptoteはversion 1.88 だった。自分でビルドしたのより古い・・・。うーむ。 #
  • asymptote でアニメをコンパイル中にエラー発生。Too many heap sections: Increase MAXHINCR or MAX_HEAP_SECTS
    Abort trap #
  • asymptoteのエラーはtoo many heap sectionsだが、確かにメモリー使用量がぐんぐん増えて1.6Gまで行った。ちょっとおかしい。メモリーリークしてないか? #
  • 再び、asymptoteメモリー不足に。
    GC Warning: Repeated allocation of very large block
    May lead to memory leak and poor performance. #
  • これってGarbage Collector が悪いのか?それとも、自前でメモリーを解放しろということ? #
  • 大井町なう。ちょっと早過ぎたか。 #
  • 帰宅中。いま新宿。 #
  • 池袋着。26分発の赤羽行きに乗る。 #

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MacTeX導入 & Asymptoteでアニメーション

Asymptoteでアニメーション

AsymptoteでGIFアニメが作れるらしいので、少し実験。といっても、サンプルをダウンロードしてきてコンパイルしただけなのだが。しかし、animate.sty というLaTeX スタイルファイルを利用するものは、e-TeX 拡張された pdfTeX その他が必要らしく、日本語化されたpTeXではコンパイルできなかった。

しばし迷った末に決断 :mrgreen:MacTeXを一式ダウンロードした。これは最新のTeX Live 2009をMac OS X向けにビルドしたもので、普通のマックユーザーが簡単にインストールできるようなパッケージとなっている。実際には、/usr/local/texlive/2009/ 以下にどどっとファイル群が入るのだが、そこは知らなくても良いことになっている。その代わりと言ってはなんだが、一切合切が入っている為か、ダウンロードするファイルは1個で1.3Gバイト。ギガですよ、旦那 :mrgreen:

これでTeXを始める人はそれで良いのだが、ワタシの場合、既にpTeXを導入していて、しかも通常の/usr/local/tetex/ (だったっけ?)以下ではなく独自の場所にインストールしているから、以下の情報は大切。メモしておこう。

まず、/etc/path.d/TeX と /etc/manpath.d/TeX というファイルが書き込まれる。これで、PATHとMANPATHの末尾にMacTeXで使うディレクトリーが追加される。追加されるPATHは /usr/texbin なのだが、これは /usr/local/texlive/2009 へのシンボリック・リンクである。そして、システム環境設定に新たに追加された TeX Distribution から、どのTeXシステムを使うのかを選択できるようになっている。例えば、MacPortsで入れたものを選択すると、/usr/texbin のリンク先が /opt/local/bin になる(試してないけど多分・・・)とかいう仕組みのようだ。(一部未確認なので要注意) まあ、あらかたこんな感じになっている。

全部で1.3Gという大富豪的TeXパッケージなのだが、何とTeXShopやTeXWorksといった統合環境エディターや、LaTeXit、おまけに asymptote まで全部入っている。これに日本語化されたpTeXとUTF拡張のupTeX、さらにe-TeX拡張された upTeXが入っていれば、日本でも利用者がどっと増えるだろうに・・・。

ということで、とりあえず、自分でビルドしたものは一切使わずに、PATHの最初の項目を /usr/texbin にし、MacTeXのasyとpdflatexで、アニメーションGIFを作ってみた。(冒頭のGIF動画がそれ)

Flickr! サイトではJPEGになってしまって動かないのだが、最大サイズを選べば GIF のままで、ちゃんと動く。

しかし・・・、2つのTeXシステムを行き来するのは面倒ではある。毎回PATHを変えるのもなあ。何か良い方法はないものか。