塚山エリコさんオルガンライブ Poppin’ Night

[4/3(金曜日)の記録]
先週の金曜日,塚山エリコさんのライブがあったので,沼袋のオルガンJazz倶楽部に行った。ライブ開始は20:00なので,例によって下地を入れてからの出撃となった。以前は沼袋駅近辺のお店に入っていたのだが,このところメニューがちょっと・・・というわけで,何故か中野へ。

中野駅前の牛の四文屋。四文屋と言えばヤキトンだが,ここは牛専門。いろんな部位があるのだが,どれがどれだか思い出せない。

牛の四文屋

牛の四文屋

牛の四文屋

中野から沼袋まで電車で行くのはマヌケな気がしたので,駅前でバスを探したのだが,沼袋行きが見つからなかった。バス会社ごとに乗り場が分散しているしなあ。仕方ないので,野方駅行きのバスに乗り,西武新宿線で野方から沼袋まで1駅というルートで到着。

そうだ。ライブなのであった。塚山さんライブは約半年ぶり。今回は Poppin’ Night と銘打ってあったので,Jazzじゃないよ,ポップス・フュージョンだよ〜ということでしょうか。

塚山エリコ オルガンライブ Poppin' Night

塚山エリコ オルガンライブ Poppin' Night

Love for Sale のファンク風(?)アレンジからスタート。塚山先生のエレクトーン曲集に入っている有名なアレンジのやつです。何度も聴いていますが,特に今回はリズム隊がロック系(?)ということもあり,めちゃくちゃカッチョイイです。

この後も,楽しい曲が続きます。初めての曲もあれば,前に聴いたことのある曲もあり,楽しいです。エレクトーン曲集に収録された曲もありますが,塚山先生のアレンジは,たとえエレクトーン曲集用であっても,背後にこういうバンド構成での演奏イメージがいつもあるんだろうなあ,と感じます。

カテゴリー分けは良く分からないし,それほど興味もないのですが,純粋ジャズ(?)じゃない方が,気楽に楽しめるような気がしますかね。どちらかと言えば。あ,この手の話は危険なので,止めましょう。

話は変わりますが,ハモンド・オルガンの音が良いのはもちろんなのですが,最近のエレクトーンがねえ・・・と。こういう演奏を聴くと,これがエレクトーンのあるべき進化の道だったんじゃないのかなあと,思うのでした。まあ,エレクトーンに限らず,近頃のキーボードはどんな音でも出るみたいですから,キーボードでストリングスの音とか普通らしくてあれなのですが,それにしても,楽器の存在意義(レゾンデートル)というものがなあ,とか,いろいろ考えてしまいます。あ,最後は蛇足でした。妄言多謝。

Solo Monk

最近気に入っているテレビと言えば「項羽と劉邦」と「植物男子ベランダー」なのだが,ベランダーのイントロで流れる音楽がずっと気になっていた。これってセロニアス・モンクだよね,絶対・・・。

ということで検索。どうやら,Solo Monkというアルバムに入っているバージョンらしい。午前中にアマゾンで注文したら夜7時頃に届いた。

Thelonious Mond "Solo Monk" CD

実はセロニアス・モンクのCDは2,3枚しか持ってない。中学生の頃,一時ハマって,レコードを何枚か買って随分と聴いたと思うのだが,大人になってからは,あんまり聴かなくなってしまった。植物男子ベランダーの冒頭で流れる Everthing Happens to Me も,昔聴いたことある気もするが,確信はない。

しかし,ベランダーの選曲は秀逸だと思う。モンクの朴訥としたピアノソロをBGMとして,主人公役の田口トモロヲさんの独白があり,さて,というところでタイトルバックのBGMは,ドアーズの Hello, I Love You だ。これ以外にも,毎回,思わずニンマリしてしまう選曲なのであった。

正月休みも今日まで

怠惰な正月休みも今日で終り。明日から仕事開始である。休み最後の日になって、社会復帰を兼ねてCD棚をちょっと整理しようと、届いたばかりのCDソフトケースというのを使ってみた。

CDソフトケースに詰め替えたCDの一部

こんな風になって、良い感じなのである。CDソフトケースは2種類買ったのであるが、最初はコクヨのMEDIA PASSの方が良いかな〜と思っていた。CDケースと同様にパカっと開いてCDを取り出すのが簡単だからである。ところが、段々と問題点に気付く。

まず、冊子というか、表になる部分を詰めるのが、けっこう面倒。特に日本製のCDだと、解説書が分厚かったりするので、かなり窮屈になる。また、解説を読もうとすると、冊子を取り出すのが、これまたかなり面倒くさいという結果に。逆に言えば、解説なんかまず読まないというCDについては欠点はあまりない。そこで、途中からは、解説を読まなそうなCDを選んでどんどん詰めてみた。

もう一つのは、Flash Disc Ranch(フラッシュ・ディスク・ランチ)のもの。こちらはただ詰めて蓋をするだけなので、第一印象は、なんだかなあ、工夫がないなあ、というものだった。それで、最初のうちは MEDIA PASSの方を使っていたのだが、上に書いたように、段々と詰めるのが苦痛になってきて、こちらを試してみたら、これが楽なのなんのって。ただ詰めるだけというのが如何に簡単で便利であるかを思い知ることになった。

ということで、とりあえず、それぞれ50枚づつ合わせて100枚のCDをソフトケースに移してみた。半分以下の厚さに圧縮できて、満足。さて、次からはどちらをメインにしようか。ともに一長一短なのではあるが、どちらかを選べと言われたら、今日のところは Flash Disc Ranch製の方だろうか。

そんなこんなで、最後の休みの日は終了。あ、明日の準備してないや・・・。

塚山エリコさんライブ Latin Fusion Night

[12月14日の記録]
先週の金曜日の記録。塚山エリコさんのオルガンライブを聴きに沼袋まで行ってきました。ライブは8時スタートなのですが,その前に軽く下地入ります 😉 。

四文屋沼袋店

駅すぐ近くの四文屋さんです。実は少し前からお酒を控えていて,8日の土曜日以来のお酒なのです。牛串とネギ,アスパラなど適当に。さて,下地もつけたし,オルガンジャズ倶楽部へと向かいましょう。

塚山エリコ Latin Fusion Night

今日はラテン・フュージョン・ナイトということで,いつもとはちょっと違う趣向らしいのです。サンバ・バージョンのMistyからスタートですが,これは聞き覚えのあるアレンジです。以前の 5 Selection および LP用のアレンジがベースとなっているのかな? ラテン・パーカッションに乗って,軽快なオルガンのあと,トランペット,ギターと楽しいソロが続きます。いいぞ〜,これは。

続いて2曲目は最初のコード進行聴いて,お!It’s Too Late かな?と思っていたら,サンタナのOye Como Vaでした。これ(Santana “Oye Como Va” on YouTube, Santana – Oye Como Va – Tanglewood – 1970/08/18 )ですね。

リラックスした雰囲気の中,楽しく演奏続きます。あ,そうそう,今回は何とオルガンジャズ倶楽部満席ですよ。ギターの伊丹さんの左にトランペットの奥村さんが居らっしゃるはずなのですが,まったく見えません 😯 。

塚山エリコ Latin Fusion Night

ラテンだからなのかは不明ですが,いつもより事前の打ち合わせがきっちりとしている印象です。アレンジがある程度かっちりとしていて,その上でソロの部分はお任せという感じでしょうか。個人的には,ジャズでもある程度前もって決めていても良いんじゃないのかなあ〜とか思いますけどね。あ,危険な話題だ〜 😉

1st, 2nd と密度の濃い時間でしたが,楽しい時間はあっという間に過ぎます。最後の曲は塚山さんオリジナルのエルドラドでした。ジャズの人のオリジナルって,けっこうつまんなかったりすることもあるのですが (あ,またまた危険な話題だ〜 😉 ),このエルドラドは違います。スタンダード・ナンバーと言われてもそうかなと思うくらいの良い曲なのです。うん,素晴らしいです。

最後の曲が終わっても拍手鳴り止まず,アンコールの What’s Going On なのですが,これ,めちゃくちゃ雰囲気あって,良いな〜と。ベースの独特な感じもグッドで,あらためて聴いてみたいと思いましたですよ,ハイ。

素人が評論家めいたことを書くのもためらわれますが,今回は特に塚山さんのアレンジャーとしての側面が良く出ていたと思います。オルガン=ハモンド=ジャズ=即興演奏,というステレオタイプも悪いとは言いませんが,それがすべてじゃないのも確かだと思うので,こういう素敵なオルガンのジャンルがもっと盛んになって欲しいな〜と思います。いや,それよりも何よりも,素敵な演奏ありがとうございました。

塚山エリコさんオルガンライブ

〔8月10日(金曜日)の記録〕
7時前まで仕事だったが,なんとか7時過ぎに職場を離脱して,8時からのライブに間に合った。というか,8時スタートのはずが,20分も押していた。うーむ,そうだと知っていたら,***に寄って少し食べてから行けばよかった・・・ 😉

メンバーは前回のオルガン・カルテットと同じ。塚山エリコさん(Hammond B-3), 伊丹雅博さん(b), 市原康さん(dr) は少し前からほぼ固定。ベースが前回から古野光昭さん。前回のライブのときも,最初のベース・ソロで,やられた!と思ったほどで,凄腕のベーシストさんなのである。

塚山エリコ・オルガンライブ(伊丹雅博(g),古野光昭(b),市原康(dr))

軽快な曲からスタート。曲名わからないけど,酒井潮さん作曲のFのブルースらしい。ちょっと気に入った。このあと,Sugar, Georgia on My Mind とお馴染みの曲が続く。キャロル・キングのIt’s too late もお馴染み。でも,毎回ちょっとずつ違って楽しい。

セカンドセットは,めずらしく,古野さん・伊丹さんのデュオでスタート。いつもとはちょっと違う趣向です。

塚山エリコ・オルガンライブ(伊丹雅博(g),古野光昭(b),市原康(dr))

今回はベースの古野さんをかなりフィーチャーしたライブだったように思う。毎回同じじゃあ・・・ということなのかな? その分,オルガン的にはやや大人しめ? ということで,次回はまたオルガン中心でお願いします・・・とか言って大丈夫かしら(笑)。

中野で牛串食べて花小金井で鈴木一浩Organ Live

[3/24(土)の記録] 表題で、ほぼ尽きていますが、以下補足です。

何故か中野からのスタート。某氏と北口で待ち合わせて、牛の四文屋へ。ちょっと前から気になっていた店。やきとん屋さんだが、牛肉専門らしい。

牛タン冷製@牛の四文屋 メニュー(一部のみ)@牛の四文屋 イチボとアスパラ@牛の四文屋 ロース(多分)@牛の四文屋 牛つくね@牛の四文屋 サガリ@牛の四文屋 ハチノス@牛の四文屋

牛たん冷製、イチボ、ロース、牛つくね(半生)、サガリ(ハラミよりも脂が少ない)、ハチノス(2番目の胃、トリッパ) と、いろんな部位を食べて非常に満足。あ、でも、今日のメインはこれからだから、この位で終了して移動します。

地下鉄東西線で高田馬場まで行き、西武池袋線の急行に乗り換えて、花小金井へ。駅前のライブカフェ・ヒデ (Hyde) で、鈴木一浩さんのオルガンライブがあるのです。

2012-03-24 鈴木一浩Beat Organ Trio メンバーリスト

開店と同時に店に入ると、ベースの篠原さんと最終打ち合わせ中。鈴木さんライブは常連さんも多いので、挨拶などをしていると、いよいよライブスタートです。

鈴木一浩 plays Roland VK-77

1st セットは Superstrut から。いきなり、これか〜 😯 おまけに音圧がスゴイ。いつぞやのラウンジオルガンとは真反対。ガツンと100%ロックという感じ。コンプレスされた音が耳に突き刺さる。うっひゃあ〜、これはテンション上がるなあ〜。

鈴木一浩 Organ Live At 花小金井ヒデ (MC中)

ちなみに、いつもは会社の出張にからめてのライブが多い鈴木さんですが、今回は「男気出して」自費だそうです 😯 。せっかく男気出したのに・・・・という暴露話MCで会場爆笑です 😉 。まあ、でも良かったじゃないですか、ヒデ続くんだし 😉 。

鈴木一浩 Beat Organ Trio (鈴木一浩(org), 篠原太郎(gt, b, vo), 大槻敏彦(dr, vo)

鈴木さんCD&楽譜でお馴染みの曲が続きますが、音が違いすぎ。思うに、ベースの篠原太郎さんとドラムの大槻敏彦さんが原因ですね 😉 。ロック野郎(失礼!)のお二人に引きずられる(?)ように、鈴木さんも完全ロック野郎になりきっています。よく聴いていると、ディレイが掛かっていたりして、今日はエフェクター繋いでるなあ。へえ〜、珍しい〜。

あっという間にファーストセット終了です。ふうぅ〜。聴いてるだけのこっちも、ゼイゼイしてます 😉 。

しばし休憩して 2nd セットですが、ベースの篠原太郎さんのヴォーカルをフィーチャーして、歌ものを中心に、とのこと。最初は Georgie Fame でお馴染みの Yeh Yeh ですが、客席から「うまい〜」と声上がる程で、いや、ホントに素晴らしいです。ベースでヴォーカルというとEL&PのGreg Lake みたいじゃないですか。この3人でCD出しませんか? 😉

後半は、篠原太郎&大槻敏彦アーカイブということらしく、彼らのバンド The Brick’s Tone (で合ってる?)の曲(ですよね?)が続きます。篠原さんは、ベースをギターに持ち替え、鈴木さんが、何と左手ベースです。出来るんですね! 😉 そうこうしていると、ドラムの大槻さんも歌い出しました 😯 いやあ、素晴らしい。

鈴木一浩 Beat Organ Trio (鈴木一浩(org), 篠原太郎(gt, b, vo), 大槻敏彦(dr, vo)

そんなこんなで、もうロックバンドのコンサート状態で、楽しくというか、むちゃくちゃに盛り上がったライブでした。最後は鈴木さんオリジナルの Pin Stripe で締め、アンコールあって、終了です。

いやあ、いつもながら、とても楽しかったです。いつもCDで聴いている曲でも、ライブは違いますね。いや、ホントに。しかし、もういい歳なのでロックはいささか疲れまする。アハハ。

アナログ音源デジタル化計画

数年前にもアナログ・レコードをパソコンに取り込んだことはあったのだが、そのときは直接には取り込めず、音楽CDを焼ける専用機を使って一度CDに焼き、それをパソコンに取り込むという手順を踏んでいた。今回、久しぶりにLPレコードを買ったののだが、またそれを繰り返すのも面倒だなあということで、ちょっと調べてみた。USBに接続するオーディオ・インターフェイスというものがあり、それを使えば、アナログの音源を直接コンピューターに取り込めるらしい。

ということで購入したのが、Behringerという会社のU-Phono UFO202 という USB オーディオ・インターフェイス。2000円ちょっとと安価なのだが、フォノ・イコライザー(アンプ)も内蔵していて、ライン出力のない昔ながらのレコード・プレイヤーを直接繋げることも出来る。

Behringer U-Phono UFO202 (USB/Audio Interface)

録音用のソフトとして Audacity というのが付属しているが、これはオープンソースなので、ネットから最新版をダウンロードして、そちらを使うことにした。使い方は簡単で、入力としてUSBを選んで録音ボタンを押すだけ。ただし、これを曲ごとに分割するのが、存外に面倒。いや、手順は簡単なんだが。

ともあれ、これで、アナログ音源をコンピューターに取り込む準備が出来た。あとは根気だけ 😉

塚山エリコさんオルガンライブ(2012/01/15)

[1月15日(日曜日)の記録] デジカメ忘れて出かけたため,写真はiPhoneから。

金曜・土曜と会議続きで,やっと正月ボケから脱しつつある日曜日,夕方から出撃して沼袋へと向かう。ライブ前には,前回と同様,駅近くの四文銭だったか,そんな名前の焼きとんやさんに寄った。アスパラ頼むと一本まんまで出てくるので,最初びっくりしたが,これがなかなか美味しいのだった。

7時半を過ぎたあたりで,ライブハウスへ向かう。今日は,塚山エリコさん(Hammond Organ B-3)に,ギターの伊丹雅博さん,ベースのSteve Whippleさん,ドラムスの市原 康さん,というお馴染みのメンバー。勝手知ったるという感じで,リラックスした演奏。こちらもリラックスして聴けました。

塚山エリコさんライブ 2012/01/15

曲目も有名どころというか,知ってるのが多くて,これまた楽しく聴けた。知らない曲もそれはそれで楽しいのだが,知ってる曲とか,塚山センセイだと,やっぱこれを聴きたいとかいうのもあるし。そういう意味で,今回はハモンドオルガンバージョンの Love for Sale が聴けて良かった! エレクトーン編曲のような音色面での派手さはないものの,ハモンドのオルガントーンと相まって,よりファンキー,より黒っぽい感じ。伊丹さんのギターのフレーズがこれまた素敵で,いやあ,これは良い!

聴けて良かったシリーズ(?)は他にもいろいろあって,まずは Sunny. 子供の頃流行っていたのかな?エレクトーンの教則本にも載ってたりしたのだが,実は最近になって,ちょっとハマっているのである。オルガンも素敵なのだが,伊丹さんのギターが炸裂(^^) して,素晴らしい!

Sunnyの次は My Foolish Heart だったのだが,これも聴けて良かったシリーズ。しっとりした染み入る編曲&演奏。あと,Gentle Rainとか,好きな曲が今回は特に多かった。

そんなこんなで,楽しいライブだったのだが,ライブ後のiPhone談義というか,そっちが可笑しいのなんのって。そもそも,いい歳した大人が揃いも揃って全員iPhoneだなんて(笑)。最近はちっとも活用してなくて,せいぜいメールとスケジュール管理とChessの相手くらいしか使ってないワタシとしては,かなり驚きましたです。ええ,ホントに。

いそしぎ

昨日のことだが、昼過ぎに何気なくBSのNHKをつけたら、映画の「いそしぎ」をやっていた。主題歌は知っているが、映画は見たことなかった。つい最後まで見てしまったが、こんな切ない物語だったとは。

主題歌の邦題は映画そのままで「いそしぎ」というのだが、原題の The Shadow of Your Smile の方が、映画の印象にあっていると思う。けっこう好きな曲で、ちゃんとは弾けないのだが、時々、テーマのところとかちょこっとオルガンで弾いたりする。今までは何にも考えずに弾いていたのだけど、映画のシーンを思い出すと、弾きながらも切ない気持ちになりまする。

塚山エリコさんライブ@オルガンジャズ倶楽部

[9月30日(金曜日)の記録]

ほとんど書いていたのに,ずっと下書きのまま放置していました(汗)。写真を追加して,1ヶ月ぶりにアップです。

鈴木一浩さんライブの翌々日は、塚山エリコさんのオルガンライブが同じオルガンジャズ倶楽部でありまして、行ってきましたです。週に2回沼袋まで出撃したのは初めてかな。火曜日の花小金井を含めると、週に3日ライブに行ったことになります。これも初めてでしょうか。

塚山エリコ・オルガンライブ@オルガンジャズ倶楽部

今回は、トランペット(奥村晶さん)入のカルテットです。以前にも数原さん(trp)の回がありましたが、それ以来ですかね。ベースの加瀬達さんもワタシは初めて。ドラムスの宮地良幸さんはお馴染みです。

塚山エリコ・オルガンライブ@オルガンジャズ倶楽部

塚山さんのライブは端正なジャズで安心(?笑)して聴けるのですが、毎回少しずつ変化があって、楽しいです。いや、毎回まったく同じでもまったく問題ないのですけどね。

塚山エリコ・オルガンライブ@オルガンジャズ倶楽部

1st setは I’m Getting Sentimental Over You からスタート。何となく聴き覚えがある曲ですね。次の Blue Minor もどっかで聴いたことある気がします。ジャズタイムの2に入っているらしいです。一応持っている(持っているだけで,全然弾けませんが)ので,帰宅後
譜面見てみたのですが,何とフラット4個じゃないですか!ガーン。3個までなら何とか頑張ろうかと思うのですが(^^;)。Blue Minor はソニー・クラークの,例の クール ストなんとか に入っているらしいのですが,ろくに聴いたことないんですよね。CDどっかにあるはずなのですが。それはともかく,聴いていると楽しいです。皆さん大人というか,ソロもステキで長さも適度ですし(笑)。

塚山エリコ・オルガンライブ@オルガンジャズ倶楽部

ベースソロで始まる Duke Ellingtonの「昔は良かったね」のあと,個人的に大好きな Confirmation で1st セットは終了です。

塚山エリコ・オルガンライブ@オルガンジャズ倶楽部

2nd set は New York なんとかという(苦笑) Billy Joel の曲らしいのですが,それからのスタートです。こういうポピュラー系も良いですねえ。トランペットとオルガンの組合せがこんなに良いとは,ちょっと認識不足でした。このまま譜面にして下せえ〜(^^;)という感じの完成された演奏。もっとも,塚山さんのオルガンライブは,どの曲も完成度高くて,そのまま譜面にして欲しいのが多いのですが(^_^)。

塚山エリコ・オルガンライブ@オルガンジャズ倶楽部

この後,Stella By Starlight, いそしぎ,とお馴染みが続きます。時折ジャズタイムの譜面に似たフレーズが顔を見せると,思わずニンマリしてしまいます。話は変わりますが,塚山さんのJazzTime1 は,素敵な編曲といい,フレーズといい,教科書としても定番になりうる素晴らしい曲集だと思うのですが,残念ながらとうの昔に絶版なわけですね。残念なことだと思います。ヤマハもねえ,一過性ですぐに古びるような流行歌ばっかりじゃなくて,もっと時代に耐えうる楽譜を出し続けてくれると良いと思うのですけどねえ。

2nd set 最後は チュニジアの夜,そしてアンコールは Take The “A” Train で,幸せな時間も終りです。余韻を引きずりつつ,焼き鳥屋さんに寄って,例によってヘロヘロになって午前様での帰宅です(^^;)。ハハハ。