2月 10, 2008

「史記」と「十八史略」

「史記 中(漢楚篇)」(朝日選書) & 「十八史略精釈」(加藤中道館)

先に書いた「漢文名作選2 歴史」にも項羽と劉邦の話はかなり詳しく載っていて、もちろんそれらは司馬遷の「史記」なのだが、そうなると「史記」そのものを読みたくなるのが人情というもの。ということで、ついでに買ってきたのが朝日選書の「史記」。全部で3冊あるうち、真ん中の「漢楚篇」だけというのがいかにも中途半端だが、とりあえず読みたい所を。「史記」の日本語訳はいくつかあるみたいだが、この本は原文(白文)と訓読(書き下し文)もついていて、漢文を読みたいという欲求にも応えてくれる。文字が小さいのが難点だが、この小冊子にこれだけの内容なのだから致し方ない。

歴史といえば、高校生の頃に買うだけ買った「十八史略精釈」という本を実家から持ってきていたのだった。文法詳解などと付いているから学習参考書の類なのだが、古文漢文苦手の高校生には荷が重かったに違いなく、見てみると、最初の方にしか読んだ形跡がない(笑)。というか、最初の方はあまり面白くないってば。項羽と劉邦のあたりを読めば少しは面白かっただろうに。学習参考書らしく、原文(レ点、一二点など付き)、その下に書き下し文、そして現代語訳、文法、参考事項など詳しく、けっこう楽しい。

いまさら言っても詮無いことではあるが、漢文、世界史と別々の物としてではなく、「古代中国の歴史および漢文」という形、あるいは「司馬遷の史記を読む」でも良い、とにかく内容的にまとまった形で提示してくれれば、もう少しは面白がって勉強したのではないだろうか、と思う。ま、老後の楽しみに取っておいたと考えれば良いか :mrgreen:

佐々木昭雄さんのLPレコード

佐々木昭雄LPレコード Take the "A" train

佐々木昭雄LPレコード Take The "A" Train

数年前に多分どこかの中古レコード屋さんで入手したのが、この佐々木昭雄さんの「Take The “A” Train」というレコード。オルガンはテクニクス(松下)のテクニトーンSX-U90Gという機種、録音は1982年とある。最近やっとパソコンに取り込んで聴いている。軽めのオルガントーンで、音自体は微妙な感じだが。解説はもちろん提灯持ちなのだろうが、「通称ドンカマと言う名で蔑称されているオートマチック・リズムが、全く違和感なく、それどころか下手なドラムと共演するよりはよほどクリアで正確なドラミングを聴かせてくれています」と書いてあるのには苦笑を禁じえない。

何曲かは東亜音楽社から譜面が出ているらしいが、今となっては入手困難なんだろうなぁ。一曲目のマナ・マナの譜面があれば弾いてみたいと思うが。

パーカー75スターリングシルバー

小学生の頃の愛読書(?)は何故か「暮らしの手帳」と「文藝春秋」だった(笑)。暮らしの手帳は母がずっととっていて、バックナンバーまで漁って読んだものだ。月刊誌の文藝春秋の方は、もっぱら広告を眺めていた(爆)。いや、エッセーとかも読んではいたが、パーカーの万年筆の広告が印象に残っている。たしか、パーカー75スターリングシルバーとか言った。いまでも万年筆が好きなのは、この頃の刷り込みかも知れない。

ふと思い出して検索してみると、フルハルター(万年筆専門店、森山さん)のサイトに、正にこの万年筆のページがあった。
フルハルターギャラリー《パーカー75 スターリングシルバー》

これこれ、この格子柄のデザインが良いんだよねえ。今でも似たデザインのはあるが、やっぱり昔のが良い。今でもあるところにはあるのかなぁ。ああ、物欲が・・・。

フルハルターで思い出したが、アウロラのペン先の調子が悪いままであった。暇を見つけて東大井まで行かなくては。