有母自遠方來 不亦樂乎

すみません、論語の有名なフレーズを剽窃しましたです。というか、これで文法的に正しいのか分かりませんが(汗)。ともかく、母遠方より来る、また楽しからずや、でした。楽しからずやかどうかは、若干微妙ですが(苦笑)。定期健診というか、まあそんな感じなので、大げさなことはないのですが、2週間ほど逗留すると思われます。かみさんが微妙に緊張している気がしますが、まあ、仕方ないですか。母が来るってことで、緊急指令が出て、昨日あたりからそりゃあもう大変でした。おかげで、密かに予定していた諸々、すべておじゃんだったりしますが(泣)。その代わり、居間はとりあえずきれいになりました(爆)。台所もレンジ周りがとってもきれいな気がします(笑)。いやあ、その気になればできるじゃないですか、我々も(自爆)。

LaTeXで漢文

年年歳歳花相似、歳歳年年人不同

高校の教科書や先日買った大修館書店の「漢文名作選」シリーズは字が大きくて気分が良いが、それ以外は総じて本文の文字サイズが小さく物足りない。そこで、大きく印刷してはどうだろうか、というわけである。

こういうときに頼りになるのが組版ソフトのTeX/LaTeXである。数学の文書で本領を発揮するソフトではあるが、数式がなくても、というか、普通のワープロとしても優秀なのは言うまでもない。漢文の返り点などは、それ専用にマクロを作る必要があるが、検索してみると、既にいくつか開発されているではないか。素晴らしい :mrgreen: 。今回は藤田眞作さん作成のマクロパッケージを利用させてもらい、実験してみた。ソースコードは次の通り。

\documentclass{tarticle}
\usepackage{sfkanbun}
\usepackage{jdkintou}
\usepackage{utf}

\begin{document}

\begin{kanshi}
\noindent
年年歳歳花
\kundoku{相}{あい}{}{}
\kundoku{似}{}{タリ}{} \\
歳歳年年人
\kundoku{不}{}{}{レ}
\kundoku{同}{}{ジカラ}{}
\end{kanshi} 

\end{document}

Nikki

コンサートの余韻というか、バカラック関係なのだが、娘さんの Nikki Bacharach さんが昨年の1月に自殺していたという、驚愕の事実。享年40歳。日本じゃ報道しないからなあ。詳細は下のリンク先に。

Tormented daughter of Burt Bacharach commits suicide| News | This is London

Nikkiさんは未熟児として生まれ、それが原因でアスペルガー症候群(障害)を患っていたということだ。それにしても、あまりにショッキングなニュース。

そうそう、バカラックの “Burt Bacharach” というLP(1971年?)のA面の3曲目が Nikki という曲なんだよね。思わず口ずさみたくなる可愛らしいメロディー。LPではインストだが、Hal David による歌詞もある。1966年生まれだから、これが書かれたときは、4歳ぐらいだよねえ。何とも言えない悲しい気持ちです。

Somewhere there is sunshine.
Somewhere days are warm.
Somewhere there's a happy harbor
far from the storm.
Out where the sun shines there is someone
I'm meant to adore,
and I know the day I find her,
I'll smile once more.

Nikki, it's you.
Nikki, where can you be?
It's you, no one but you for me
I've been so lonely since you went away.
I won't spend a happy day
'til you're back in my arms.

For ev'ry dream there is a dreamer,
and when dreams are gone,
for each wish
another star shines to wish up on.
Take all my dreams and all my wishes
Hold them in your heart.
Tell me soon we'll be together,
never to part.

Nikki, it's you.
Nikki, where can you be?
It's you, no one but you for me
I've been so lonely since you went away.
I won't spend a happy day
'til you're back in my arms.

Don't make me wait here in the shadows
till my life is done.
I can't live without the sunshine,
you are the sun.

Oh Nikki, it's you.

あれ?直っているっぽい、ううむ

HDMIケーブルでは無信号で接続が切れてしまうことを何度も確認して、ビデオ・ケーブルで繋いでいるのだが、念のためというか最後お願い(?)で、HDMIケーブルを繋いで接続しないことを確認する・・・つもりだったのだが、何と何と繋がってしまった 😯

[tegaki]どうなっとるんじゃ~(怒)[/tegaki]

ううむ、機械の癖に気まぐれとは、何たる奴じゃ、まったく。止むを得ない、とりあえず様子見するに如かずかな。あ、そうだ、出張修理をキャンセルしなくちゃ。何なんだよ、この忙しい日に。

[tegaki]ワタシの時間を返せ~(怒)[/tegaki]

出張修理の予約

購入した電器店に連絡しようかとも思ったが、結局はメーカーに回ることになるだろう、ということで、直接松下のサービスセンター(0570-087-087)に電話。DVDの品番、不具合の状況などを説明し、修理の方に来てもらうことにした。もっとも、その場で直るとも思えず、持ち帰るのだろうなあ。代わりのDVD貸し出してくれると嬉しいのだが、無理だろうなあ。かみさんの不機嫌な顔が目に浮かぶ(苦笑)。いや、運が悪かったってことで駄目? 😉

松下のDVDが故障したみたいです、orz…

シャープの呪いか 😯 何と松下製のDVDレコーダーの方が故障したみたいです。というか、HDMIケーブル経由で映像&音声がテレビにやってきません。昨日までは普通に映っていたんですが。レコーダー本体は大丈夫みたいですが、なにせテレビ画面に映らないことには操作すら一切できません。ううむ、なんてこったい 😥

原因はDVDレコーダー、テレビ、HDMIケーブルのいずれか(まあ論理的には二つ以上ってこともあり得るわけですがね 😉 )でしょうが、ケーブルってことは考えにくいです。試しにケーブルをテレビのHDMI1からHDMI2に付け替えましたが変化なし。ということはテレビ側じゃなくてDVDのHDMI出力が駄目になっている可能性が高い・・・ですよね?

さて、どうしたものでしょうか。電器屋さんに連絡しなくてはなりませんが、その前に緊急避難的にアナログの配線をやってみました。DVDの映像・音声出力のケーブル3本をテレビに繋ぎます。HDMIケーブルみたいに連携プレイはできませんが、とりあえずこれでDVDを見ることができます。それにしてもHDMIのデジタル接続に比べて何と画像の悪いことでしょう。いやあ、おどろきますねえ。今日の所はこれで我慢です。

Last but not least, DVD何時買ったのかなあと、自分の日記を検索してみました。2007年11月でした。1年ちょっとで故障するとは、おのれ、貴様にもソニータイマー、もとい、松下タイマーが仕込んであったのか~。いや、まじに凹みますよ、はあぁ~。

Burt Bacharach 来日公演@東京国際フォーラム

バート・バカラック@東京国際フォーラム 2008-02-16 のプログラム

行ってきました、バート・バカラックのコンサート。何と今年80歳ということで、これは見ることに価値があり、演奏はたとえ・・・でもそれはもう、などと失礼なことも考えつつだったのですが、とんでもない。素晴らしいコンサートでした。バカラック本人はピアノ(たまに弾き語り)&指揮。コアのバンド(キーボード、ドラム、管のフロント?)と3人のシンガーは本国から。そして、東京ニューシティ管弦楽団という編成です。

一曲一曲を長く演奏というのではなく、最初からメドレーで懐かしい曲の連続。最初にWhat The World Needs Now Is Love (世界は愛を求めている、かな?)のメロディーが流れたときは、ちょっとぐっと来るものがありましたね。プログラムには曲目とか構成とか一切書かれてなかったのですが(どういうプログラムなんだ、とも思いますがね)、どうやら、懐かし名曲シリーズ(?)、最近の曲、映画音楽から、などといくつかのテーマ別にメドレーの曲が選ばれている感じでした。たまに通訳通す以外は英語でぼそぼそと語るわけですが、大体何言ってるか分かりません(苦笑)。かろうじて「映画音楽では驚くような経験をしました、例えばオースティンパワーズとかオースティンパワーズ2とか、笑」などと笑いを誘っているのが、微かに理解できるぐらいで、ああ英語分かればなあ、と。と言うか、映画音楽の思い出なら他にもあるだろうに、そっちかい 😉 とか。

会場はArthur’s Theme(邦題は、ニューヨークなんとかかんとか)あたりで盛り上がっていたみたいですが、個人的には、大好きな大好きな A House Is Not A Home で弾き語りしてくれたのが一番でした。もちろん Wives And Lovers も良かったし(初期のレコードと良い意味で同じ編曲)、The Look Of Love も良かったし、One Less Bell To Answer は思わずもらい泣き(苦笑)してしまったり、どれもとっても良かったのですが。欲を言えば Something Big も聴きたかったなあ、とかいろいろありますが。

正直言ってワタシのバカラック歴は1968年頃から1980年頃までで、キャロル・ベイヤー・セイガーと一緒になったあたりからは全然なのです。途中からは知らない曲もちらほら。最近の曲も悪くないとは思いますが、やっぱり初期の曲、アルバムで言えば Living Together あたりまでがワタシのバカラックなんですかねえ。

映画音楽メドレーでは Alfie での弾き語りも良かったし、ホントに行って良かったなあと思います。誘ってくれたかみさんに感謝、感謝です 😛 。いや、一人では多分行かなかったと思うので。

That’s What Friends Are For で一旦終了ですが、拍手止みやらずでアンコールです。Any Day Now だったかな。2回目のアンコールは What The World … あれ、最初にやったよね(笑)。それでも拍手止まず、最後はスタンディング・オベーション、バカラックも笑いながら舞台に戻り、じゃあみんなでねと、一回やった Raindrops … (雨にぬれても) を会場の手拍子に合わせて歌います。みんなもね、と言われているのに、会場なかなか歌いません(苦笑)。ワタシ、歌ってましたけどね :mrgreen: 。いやいや、お疲れさまです。そしてありがとうと言いたいです。

もう御高齢なので、来日は最後かなあ、とも思いますが、ジョアン・ジルベルトの例もあります。案外、来年来たりしてね :mrgreen:

鶏野菜炒め@自宅

鶏モモ肉と野菜の炒め物@自宅

今日は自宅仕事の日。遅い朝食というか朝昼兼用を自分で作ることになってしまった。やれやれ・・と冷蔵庫を物色して、鶏もも肉を炒めることにした。鶏もも肉は普通は一枚をそのまま炒めると思うのだが、そうすると厚みの差で火が通りにくい箇所が出てくる。先日ふと思いついたのが、焼き鳥風に一口大に切り、さらに厚い部分は包丁を入れて厚みがほぼ一定になるようにして炒めるというもの。フライパンだから焼き鳥屋さんと同じってわけにはいかないが、それなりに美味しい。普段は樹脂コーティングのフライパンなのだが、何故だか、これは鉄のフライパンじゃなきゃなあ、という気がするのが不思議。炒めていると皮からだろうか脂がかなりでるので、キッチンペーパーで吸い取る。8割がた炒めたところで野菜を投入。今日は、玉ねぎ、長ねぎ、椎茸、エリンギ、アスパラ、パプリカと自分が好きなものばかり(笑)。味付けは塩と胡椒とちょっぴり鶏がらスープの素を使用。ちょっと物足らなかったので、最後に醤油ベースのドレッシングみたいなパスタソースを冷蔵庫で発見して垂らしてみた。まずまずかな?

さあ、飯も食ったし、仕事、仕事。

プチ打ち上げ

八仙 無濾過純米 おりがらみ
水芭蕉 純米吟醸 2006

[ 昨日の記録 ] 昨日は会議のあと、一区切りついたしということで、I氏と二人で小規模ながら打ち上げ。いつもだと、とりあえず立ち飲み屋に寄るのだが、今回はパスして、硯屋さん(本店の方)へ。大好きな金目鯛の刺身があったのだが、いまってそういう時期なのかなあ。まあ、美味しいから良いか(笑)。お酒は八仙のおりがらみからスタートし、定番の水芭蕉、I氏がチャンレンジした楯野川などいろいろ。あ、しまった、牛すじの煮込みを頼むの忘れちゃった。あー、MI嬢がいないからだ~。彼女が居れば、まず絶対に頼むはずで忘れることはなかったのに~。

レバー@母屋
煮込み@母屋

ジュンク堂となりの「やきとん・みつぼ」にちょっとだけ寄ったあと、焼き鳥の母屋さんでT氏を待つ。母屋さんも久しぶりだが、レバーがとても美味しかった。以前、ちょっと・・・と思った時もあったので、嬉しい復活。I氏は大好きな松倉(出羽鶴)を飲んでいるが、ワタシは赤ワイン。ここの二代目さんがドイツワインに詳しく、ここの赤ワイン(ドイツ)はとても美味しいのです。それに焼き鳥にも合うのです。仕事で遅くなったT氏とも合流し、これはもしや10年前のいつものメンバーではないか(苦笑)。

母屋さんで閉店までねばり 😉 これで帰れば普通なんだが、T氏が周回遅れを取り戻すべく、もう一軒行くという。あ~はいはい、もう一軒ね 😕 。というわけで、名古屋でおなじみの「世界の山ちゃん」へ。何故かここには銀河高原ビールがあるんだよねえ。最近銀河高原ビールのヴァイチェンを飲める場所が少ないので嬉しい。嬉しいのだが、ちょっと飲みすぎだよねえ。プチ打ち上げのはずが、けっこうな長丁場になってしまいました。あー疲れた 😉 。

鹿男あをによし

鹿男あをによし(万城目学 まきめ まなぶ)

かみさんと二人して気に入っているドラマなのだが、ジュンク堂で原作を見つけたので、つい買ってしまった。小説を買うなんて何年ぶりだろうか。

意外だったのは主人公の同僚の藤原先生というのが男性だったこと。ドラマでは女性に変更されている。テレビってあざとい(?)なあと 😉 。テレビに合わせてぼちぼち読んでいこうと思っていたのだが、つい勢いがついてしまい、一日で最後まで読んでしまった。おかげでこんな時間に。やれやれ。

いや、とっても面白かった。作者さんは万城目学(まきめ まなぶ)さん。1976年生まれで、これが2作目だという。小説ほとんど読まないので、こんなことを言うのはどうかとも思うのだが、こんなに読みやすいとは思わなかった。軽快でリズミカル。内容もSFとはちと違うが、伝説や歴史とも絡めながら意外性に富み、クスッとしてしまう箇所も随所にある。フィクションならではの面白さだね、これは。

しかし、これで結末が分かってしまったわけで、来週からテレビの楽しみが半減なのである。うーむ、やむを得ないこととはいえ、残念至極。