シャープ製のDVDレコーダーは奥行が35センチもあるため、テレビ台に納まらず、扉が閉められないというトホホな事態になっていました。そこで、裏面の合板(ベニヤ板?)をくり抜いてみました。以下、参考になればと、写真つき記録です。
ふりーざんすさんがファイルソーという素晴らしい工具を貸して下さり、自分でも引き廻しノコギリというものを買っていたので、今回は二刀流です(笑)。結果的に二つあって良かったです。引き廻しノコギリだけだと、最初の切り込みをどうするかで結局別の工具が必要になるみたいですし、直線部分はファイルソーよりもノコギリの方が効率良くしかも綺麗に切れます。引き廻しノコギリもいろんなメーカーからいろんなタイプが出ているようで、買ったあとで見つけたこれなんか良さそうです。何種類も買ってもしょうがないですが、文房具オタクの血が騒ぎます(笑)。
ヤスリがあれば、仕上げをもっと綺麗にできたのにと、ちょっと後悔。でも、見えないところだし、まあいいかなと手抜きです。写真の枚数が多いので小さくしていますが、クリックすると大きなものが見れます。
じゃあ、みんな準備は良いかな、始めるよ~(笑)。
こんな感じで、HDレコーダーが3センチほどはみだしてしまいました。扉が閉まりません。
裏はこんな感じです。コードはこの小さな穴から通すようになっています。コードが邪魔しなければ納まるはずです。
くり抜く枠を決めて鉛筆で線を引きます。ファイルソーを使って穴を開けます。
ファイルソーは先端はドリル、軸はノコギリというハイブリッド構造です。軸に沿って擦り付けるとどんどん進みます。しかし、幅が大きいですねえ。
直線部は引き廻しノコギリの方がスムーズみたいです。
引き廻しノコギリは曲線に沿って切れるということですが、さすがに直角に曲がるのは無理でした。再びファイルソーの出番です。
直線部分はノコギリにバトンタッチです。
引き廻しノコギリだと、こんな感じで少しずつ曲げて切ることができます。曲線というよりは折れ線になっていますが。
とりあえず切り抜きました。掃除機で切り屑を吸い取ります。
HDレコーダーをテレビ台に入れてみました。背面ぎりぎりまで入れてもコードが繋げます。
前面はこんな感じです。余裕をもってHDレコーダーは納まっています。
コードを接続してみました。
テレビ台を元の位置に戻します。全景はこんな感じです。
扉もちゃんと閉まります。ガラス戸なので扉を閉めても赤外線リモコンが使えるのはグッドです。
やってみると思ったより簡単でした。所要時間も1時間未満。一番時間掛かったのは、枠のサイズを決めて鉛筆で下書きするところでした(笑)。何といっても一番の勝因は板がベニヤの合板ということですね。テレビ台はもう一つ候補があったのですが、そっちはむくの木だったので、難儀したと思います。あと、テレビ台の値段が安かったということも大きいですね。高いと、自分でこんな不細工な仕上げにしてしまうのはちょっとなあ~と、躊躇するかもです。