丸の内線

職場というか、その一部というか、移転にともない通勤路線が少々変わる。最初は三田線のつもりだったが、いろいろ試した結果、丸の内線に変更。この方が池袋乗り換えなので、デパートに寄ったり何かと便利なんだよね。

さっそく今日から丸の内線で通勤。学生のとき毎日のように通った路線なので、何となく安心するというか、懐かしい。

「この世をば」読了

永井路子「この世をば」(新潮文庫)

下巻の途中まで読んで、ほったらかしにしていた永井路子さんの「この世をば」を本日読了。すっかりあらすじやら忘れていたため、上巻を含めてあちこち拾い読みしながら、ああ、そうだった、そうだったと思い出しつつ。

もともとは大鏡を読むための準備としてK氏に薦められて読み始めた本。主人公の藤原道長を軸として、当時の貴族の生活や仏教との関わり合いなどが良く分かる。まあ、小説だから脚色とかは当然あるだろうが。

しおり代わりに、鈴木一浩さんの新宿ヤマハクラッセでの「台風ライブ」の半券が挟んであって、あれま、そんなにほったらかしにしていてたかと我ながら驚く。なにせ2004年10月9日なのだから 😉 。

川福の讃岐生うどん「高松小町」

川福の讃岐生うどん「高松小町」で鶏汁うどん@自宅

最近気に入っているのが、川福の高松小町という饂飩玉。池袋東武で見つけた。うどんつゆも売っていて、それでも良いのだが、今日は自分で鶏汁を作ってみた。お店のようには行かないが、自分で食べる分にはまあまあだ。

おお、フルハルター・グリーンを作った人がいる

偶然見つけた。さっそくメモ。フルハルターの森山さんのトレードマーク(?)とも言えるグリーンインク。あれは市販されているものではなく、森山さんが個人的に調合されているという話だった。それを再現(?)した人が居る。

青春の夢に忠実で( ̄ー ̄?)…..??アレ〜?? | フルハルター・グリーンがほしい!!

セーラーの「インク工房」で作ってもらったらしい。ありがたいことに、レシピというか調合番号が公開されている。登録ネームは「FHグリーン」、注文番号は070313115。ありがたや、ありがたや。

モンブランのボルドーインク

モンブランのボルドーインク(ボトル)&マイスターシュテック149

偏見以外の何物でもないのだが、これまでボルドー色のインクを使ったことがなかった。定番のブルーブラックとブルー系、ブルーは各社特徴があるのだが、アウロラのブルーが好きで、そればかり詰めていた時期も。ふと、たまにはボルドーでも使ってみようかなと買ってみた。モンブランのインクなのだが、これがなかなかステキで気に入った。

くすんだワインレッドと言えば良いのか、ちょっと違うような。うまく表現できないが、渋〜い、暗〜い、ワイン色。ホントはペリカン社のインクにしたかったのだが(ペンを選ばないから)、ブラウンはあるもののボルドーがない。モンブランのインクを他社の万年筆に使うのはお薦めしませんけれど、とお店の人には言われていた(どうも粘性が違うらしい)。まあ、そんなには気にしないけれど、最初はモンブランということで、太軸のマイスターシュテック149に入れてみる。149でボルドーかあ、とも思うが、いやいや、偏見はいけません 😉 。

149、正直あまり使っていないのだが、これからは出番が増えるかなあ。

オルガンマニア#2:Robben Chan (ロビン・チャン)の譜面

さしあたって、偽っこイカサマ耳コピで中途半端に弾いている Robben Chan から練習することにした。ちなみに、日本語表記は ロベン・チャン じゃなくて ロビン・チャン なんだな、と改めて確認。ロボコンかと思ったと、何処かで言われていた 😯 みたいではあるが。

以前のライブ演奏のイメージが強かったので、譜面だいぶ違うなあと思ったのだが、まみさんコメントを読んで、改めてCDと突き合わせながら譜面を読んでみたら、意外にもCDに忠実なので驚いた。イントロは置いておいて、枠囲み記号のAからDまでは、ほぼCDと同じ。Eはリズムが変わっているが、譜面はここも忠実。というか、Eの前半のフレーズは耳コピーで挫折していたところだったので、非常に嬉しい。ここの数小節だけでも元は取ったぞ 😉 という気持ち。耳コピー楽勝で出来る人には分からないだろうが 😥 。

枠囲み記号Eの最後の数小節はCDと違っているが、CDの3連駆け上がりフレーズは、弾けそうもないから、これはこれで良かったかな、と。

CDはこのあとギターソロに移るが、譜面の方はダルセーニョ(D.S.)で枠囲みAに戻る。なるほど。

ワタシの課題はさし当たって二つ。一つは枠囲みEの速いフレーズの練習。もう一つは、耳コピの後遺症というか、譜面読まず(読めず)に適当に弾いているのの矯正。ううむ、存外これが難物かも。

鈴木一浩さん「オルガンマニア#2 リズマチック」の楽譜

楽譜「オルガンマニア#2 リズマチック」by 鈴木一浩

ヤマハのサイトには25日の発売と書いてあったのだが、もしかしたら前日には入荷しているのでは?と、池袋のヤマハに寄ってみたら、あった :mrgreen: 。やった〜、一日千秋の思いで待ち続けたと言えば大げさだが、それくらい待った曲集。嬉しさを押し殺して、何気ない顔でレジに持って行く。はやる気持ちを抑えつつ、帰宅するや、曲目をチェック。1曲目のWhat’s Going Onは、イントロを別にすれば、以前 Soul&Funk に入っていたのと、ほぼ同じアレンジ。というか、これに関しては欲しいのはレジストだったりする。2曲目はRobben Chan。そうか、BeatlesのDrive My Carは、著作権か何かの関係で収録できないって話だったっけ。それはそれで了解。ってことで Robben Chan、ちょっと弾いてみる。なまじ中途半端に耳コピーしていたせいで、かえって弾けない。出だしのベースのパターンからして、耳で覚えたのと違うのであせる。ええ〜、Fの高い方って、ライブで弾いてなかったよねえ。はあ〜。まあ、しかし、なんとかがんばりましょう。3曲目、La Nona Rica、これもステキな曲だが、とりあえずはこの後の What A Fool Believes が先かな・・・、と次の曲を見る。あれ?Super Strut だ。最後の曲は、Booker T. Jones の Last Tango In Memphis だし、いったい What A Fool Believes は何処に?

うーん、念願の楽譜で嬉しい反面、What A Fool Believes が入っていないのは、正直言って、かなりのショックである。ページ数の関係で収録できなかったのかなあ。それともオルガン・ソロ用の編曲が満足行かなかったのかなあ。いずれにしても、残念至極なのであ〜る。

一曲足りないショックが大きかったのだが、冷静に見てみると、なかなか斬新な楽譜というかレジストなのである。個人的にはとても有り難いと思うし、本来こうあるべきだとも思うが、いわゆるシークエンスでがちがちに組まれている曲ばかりでなく、Robben Chan、Super Strut、Last Tango In Memphis の3曲は「ループスタイル・レジストプログラム」で組まれている。これは、イントロ、Aメロ、Bメロ、エンディングなどのパーツ毎に8小節・16小節単位でループするリズムパターンが組まれているレジストであり、その気になれば、いくらでもアドリブをやり続けることができる。いや、ワタシはアドリブなんかできませんけどね(苦笑)。

こんな感じで、ヤマハに対してのステキなメッセージ付きの楽譜なのであるが、ヤマハぐらいの大所帯になると、反応鈍いんだろうなあ。ちなみに、鈴木さんのはしがきから引用すると、

この曲集は現在日本で最も普及している近代的なオルガン「ヤマハ STAGEA ELS-01 シリーズ」に向けて制作しましたが、前作同様「オルガン譜としてある程度成立する」よう出来る限りプレーンに作られていますので、少し工夫すれば古い電子オルガンなど、レジストレーションやリズムプログラムが使用できない環境でもアッパー、ロワーとペダルの3つの鍵盤があるオルガンであれば楽しんでもらえます。

鈴木さんの曲集で感心するのは、こういうことなのだ。たまたまヤマハで仕事していても、スタンスは常にオルガン全般にある。余白ページにさりげなく、いにしえの名器 EX-42 の写真が載せてあるのも、それと無関係ではないだろう。個人的には E-3 と EX-21 も欲しかったなあと思うのであるが 😉 。

[ 追記 ] 誤植発見(笑)。背表紙の一番下に、全6曲、とある。全部で5曲なのに〜 :mrgreen:

[ 追記2 ] ページ数の関係で5曲になったとすれば、個人的には What’s Going On は以前の楽譜(ソウル&ファンク)に対応したレジストだけにして、譜面としては完全に新譜の What A Fool Believes の方を入れて欲しかったなあ。ただ、CDマッチング曲集として考えると What’s Going On を省くわけにはいけないよなあ、とも思う。やはり憎むべきは60ページ制限(追記、これはワタシの勝手な妄想です。そんなもの無いのでしょうが。でも、どの本もこの位のページ数なんですよねえ〜。)かあ〜。

[ 追記3 ] あをさん情報によれば、What A Fool Believes が収録できなかったのは、著作権がらみらしい。Drive My Car といい、著作権で2曲も蹴られてしまうなんて 😥 。

Shot Bar びざーる

スコッチ Hart Brothers@新宿ショットバー・びざーる
スコッチ Dallas Dhu @新宿ショットバー・びざーる
スコッチ Brora @新宿ショットバー・びざーる

[ 一昨日の記録 ]
おとといの金曜日、名古屋で会議があり、懇親会を終えて、T氏、W氏と3人で東京に戻ると、すでに12時近く。車内でもいろいろ話したと思うが、何故か何処かに行こうということになった。新宿に行き、昔昔(20年ぐらい前か?)ちょくちょく行ったことのある びざーる というショットバーに入る。場所は新宿駅東口からすぐ。キャッシュ・オン・デリバリーというシステムはここで知った。注文毎に清算。金が無くなったら帰る、ハイ(笑)。

ここに来るのは何年ぶりだろうか。昔来てた頃は、もっぱらバーボンを飲んでいた。その後しばらくスコッチに転向し、さらに日本酒に転向して今に至るわけだが。他の二人は何を頼んだのか忘れたが、ワタシは最初バーボン(銘柄忘れた、恥)、次にスコッチ(たしかクラガンモアにした)。息子でもおかしくない位の若いバーテンさんなのだが、ワタシにしては珍しく話しかけて、どれにしようかな、あなたはどれが好き?とか話しながら、彼が好きな、あるいは飲んでみたいと思っている酒にして、もう余り飲めないので、彼と半分づつにする。それが写真の酒。バーボンだとロックだが、スコッチはどうしてもストレート。どれも美味しかった。ダラス・デューは以前どこかで、たぶんクレインあたりで飲んだことあると思うが、他の二つは初めてだった。それにしても、ちょっと飲み過ぎだな。反省。

大橋堂の万年筆、オーバーホールで見違えるように

大橋堂の万年筆2本(黒と赤)

先日、ペンクリニックのために日本橋三越に行ったときの事。仙台大橋堂さんも、万年筆祭りのイベントでいらしていたのでした。迂闊にも会場に着くまで知りませんでした。セーラーのペンクリニックの申し込みをしたあと、大橋堂さんに伺ってインクの出が悪くなっている赤のペン(大橋堂2号と呼んでいるもの)を見て貰います。黒の1号は特に問題ないので見て貰うつもりはなかったのですが、そっちも掃除した方が良いと仰るので、2本とも預けました。1時間半ほど時間がかかるのですが、メンテ後の書きやすさにビックリ仰天です。赤の方は言うに及ばず、特に不満もなく使っていた黒の方もずっと書きやすいのです。これが本来の状態らしく、知らないうちにその感覚を忘れていたということなんですね。いや、いかんなあ。実は、大橋堂さんは、購入者には毎年メンテの案内を葉書で下さるのですが、引っ越したときに連絡してなかったので、それ以来メンテして貰ってなかったのです。

軸の内側にインクの残りカスがかなり固着していたらしく、それをきれいに清掃していただきました。固着の犯人は古いインクという事でした。そう言えば、インクをまとめ買いしたせいで、10年以上前に購入したインクを未だに使っていたりします。そういうのはインクが分解してしまって駄目なんだそうです。なるほどねえ、と感心するとともに、かなりショックです。まだ在庫あるのに捨てることになりそうです。あーあ。

しかし、赤の2号も大復活して、ますますどれで書こうか迷います。インクの色を変えてみようかなあ。ターコイズ・ブルーとかボルドーとか、ちょっと遊んでみるのも悪くないかもですね。