2月 2009

ヘイ・ジュード

一昨日の鈴木一浩リズマチックライブで何故か印象深かったのが、E-70で大槻敏彦さんのドラムとのデュオで演奏されたビートルズの Hey Jude だった。あまりビートルズは聴かないのだが、鈴木さんのリハーモナイズした和音が耳に残り、真似してみたくなるのであった。そう言えば、リンゴ・スターの独特なドラミングを大槻君に完全再現してもらった、なんて言っていたなあ。ふと、おお、そうだ、ビートルズの曲集があったじゃないか、と棚から引っ張り出してきた。一応買ってはあるんだ :mrgreen:

うまい具合にヘイ・ジュードの編曲担当は鈴木さんなんだよね。A型のワタシとしては(?)、弾く前に読むのである(笑)。解説がなかなか楽しい。曰く、

ビートルズ特有の重たいビートを、クールに表現してください。ところどころリズムがモタったり、フィルインで突っ込んだりするリンゴ・スターのドラムプレイを忠実に「再現」するために、リズムプログラムはあえて “クオンタイズOFF” にし、”リアルタイム入力” で作成しています。・・・・

うーむ、なんかやる気が出てくるなあ(笑)。しかし、譜面通りに弾くことは半ばあきらめているワタシであるので、シークエンスをオフにして、レジスト付属のリズムパターンで適当に弾いてみる。こんなうろ弾きでも、それはそれでけっこう楽しいのである。

酔っ払って、 | F | C7 | の2小節を、| F–Am、A♭m | Gm7–C7 | と補完(?)したりして遊んでいると、知らないうちに、曲がアローン・アゲインになっていたりする(苦笑)。アハハ。もう寝ようっと。

鈴木一浩リズマチック・ライブ@エレクトーンシティ渋谷

[ 昨日の記録 ] 2月22日、日曜日。昼過ぎに渋谷に行く。鈴木一浩さんのライブがあるのだ。少し早めに着いたので、リンガーハットでちゃんぽんを食べる。歩道橋を降りると目の前なんだよなあ。まだ時間があるので、池部楽器の鍵盤堂に寄って、HammondのXK-3cを試弾させてもらう。他に客が居ないのをいいことに :mrgreen: 。レスリーを通せば申し分のない音だが、レスリーなしでどうなんだろう。

試弾で汗だく(苦笑)になったところで、今日の会場であるエレクトーンシティ渋谷に向かう。ぜいぜい言いながら 😉 やっとの思いで坂を登って、さあ着いたと思ったところで、さらに階段を登らせるというフェイントを喰らいながら(笑)、ようやく会場に着く。既に知り合いの面々もいらしていて、やあやあと挨拶回り(?)。

今回のライブはエレクトーン50周年記念イベントの一環として行われているため、最新のELS-01の他に、往年のE-70型エレクトーンを使用するという趣向がとられている。E-70は1977年の発売で、当時180万円したという。音を聴くのは初めてなので、そちらの方も楽しみなのであった。

鈴木一浩ライブ@エレクトーンシティ渋谷
鈴木一浩ライブ@エレクトーンシティ渋谷
鈴木一浩ライブ@エレクトーンシティ渋谷
鈴木一浩ライブ@エレクトーンシティ渋谷

ステージに向かって右側前方に座ったので、E-70は遥か遠くになってしまった。写真の左奥に鎮座しているのが E-70 で、手前にあるのが ELS-01 (通称ステージア) に鈴木さん特製の木製フレーム (Classic Kit) を装着したもの。本業(釧路の丸善木材の専務さんでいらっしゃるのですよ :mrgreen: )を活かしたというか、普通ここまでしないよなあ〜、さすがはオルガンマニアの本領発揮なのである。

ライブは16時から。最初はELSを使って、オリジナルのPin Stripeからスタート。メンバーは、秋葉幸範(bass)、安川信彦(Sax)、大槻敏彦(Drums)、鈴木一浩(EL) というお馴染みの顔ぶれ。PAもばっちり、というか、スピーカーの近くだったため、少々耳が〜 😉

このところ、オルガンジャズ倶楽部でのハモンドB-3の演奏が続いていて、ヤマハのオルガン(=エレクトーン)でのライブは久し振りなのだが、演奏自体はかえってこっちの方が良いじゃないか、とすら思える充実ぶり。いや、大大大満足でした。オルガンの音も、鈴木さんが気合を入れて(?)チューニングしただけあって、ハモンドとは違うが、インパクトのある力強い音。思うに、鈴木さんのレパートリーのうち、ロック寄り(?)の曲は、マイルドなハモンドの音よりも、こっちの方が合うんじゃないかな。

YAMAHA Electone E-70
(ヤマハ・エレクトーン E-70)

YAMAHA Electone Stagea Classical Kit (鈴木一浩さんオリジナル)
YAMAHA Electone Stagea Classical Kit (鈴木一浩さんオリジナル)

途中でE-70での演奏になる。ラウンジっぽくやるんじゃないかなあ、とは予想していたが、例の「昭和歌謡」をやるとは思わなかったなあ(笑)。いや、What’s Going On の途中に「さらば恋人」を挟むという、鈴木さんの得意技(?)なんですけどね。E-70でのラウンジシリーズは、San Juan Sunset、What A Fool Believes という予想通りの曲の他に、ビートルズの Hey Jude もあり、リラックスしながら楽しく聴くことができた。

最後はELSに戻って、Super Strut など曲集から。アンコールのMake Her Mineを聴きながら、いや、実に充実した、大満足のライブであったなあと。

ライブも終わり、挨拶やら何やら。ロビーの奥の方をふと見ると、あれ?D-2Bが置いてある :mrgreen: 。実家にこれがあったんですよねえ。フルートの16″ と 2 2/3″ だけという変なレジストが好きで、よく弾いてましたよ・・・(遠い目)。

YAMAHA Electone D-2B

何故か喫茶チームと飲食チームに別れ別れになってしまったのだが、飲食チームも楽しく盛り上がる。日曜日のこういう時間帯のライブってのも悪くないですねえ。

無為徒食の一日

ここ3日ばかり無為徒食の毎日を送り、時間を無駄にしている。この歳になってくると、こんなことじゃいかんなあと思うのであるが、生来の怠け者は如何ともしがたいのである。

今日も今日とて、10時過ぎにベッドから這い出す。昼間はあまりテレビを観ないが、代わりにネットで散策しているので、大した違いはない 😉 。2次形式関係では、幾つかプログラムを作成したいと思っているのだが、ただぼんやりとアルゴリズムを考えるだけで、実際のコードはまだまだ先。漢文の本をぱらぱらと眺めるが、今日は声に出して読む元気がない。オルガンでも弾くかと見ると、椅子は荷物置と化していて、まず片付けから始めないといけない状況。やれやれ・・・。あ、そうだ、録画しておいた三国志でも観るか・・・。今週は「赤壁の戦い」のクライマックス。

そうこうしていると、夕方となり、スタートレックの時間だ。今日は Return to tomorrow だが、あろうことか「地下160キロのエネルギー」などという邦題が付いている。何とかなりませんかね、これは。小説版の「明日への帰還」の方が、まだましでしょうに。話は50万年前に滅びさった文明の生き残り3人が純粋エネルギーとして球体の中で生命を保っているという、まあ、スタートレックではありがちな設定。見ているうちにストーリーを思い出してきた。エネルギー生命体3人のリーダーの名前がサーゴン(Sargon)というのも、にやりとしてしまう。話の結末はちょっとほろ苦いが、スポックの精神がチャペル中尉の体に間借りするなんて、粋な(?)計らいもあり 😉 なかなかのストーリーではある。

夜は夜とて、つい Star Wars なんぞを最後まで観てしまった。そのあとはファン・ジニを観て、ああ、もう夜中であるよ。というか、とっくに日付変わったじゃないの。あー眠くない(笑)。そろそろ寝ないと、また昼過ぎに起きることになっちゃうぞ・・・。

David Cox のガロア理論の本

またぞろガロア理論の入門書かあ、と思いつつも、著者が David Cox ということもあり、念のため調査。紀伊國屋書店の紹介ページでは Google プレビュー という機能があって、中身をかなり立ち読みできる。目次を眺めていると、おお〜、レムニスケートの等分に関するアーベルの定理が紹介されている。さすが Cox である。期待を裏切らないねえ〜。

一番最後の第15章はタイトルがずばり「レムニスケート」である。レムニスケートの定義から始めて、ガウスが円周等分したのと全くパラレルにレムニスケートの等分が考えられること、それに関するアーベルの先駆的仕事を紹介している。一般の楕円関数ではなく、レムニスケート関数に限定し、加法定理、倍角公式など。倍角の公式は整数倍だけでなく、「ガウスの複素整数」倍に対しても作ることが出来る。これが所謂虚数乗法。これを利用して、レムニスケートの等分点を添加した体のガロア群がアーベル群であることが示される。途中で、ガウス整数を係数とする多項式についての、アイゼンシュタインの既約性定理なども原典を引きながら紹介される。もちろん表現方法は現代的なのだが、内容においてガウス、アーベル、アイゼンシュタインが何をどのように導いてきたのかが良く分かるような説明になっているようだ。まあ、内容を大体知っているから、立ち読みで分かったようなことを書いている(汗)わけであるが。

それにしても、相変わらず、証明の細部を章末の練習問題に委ねるという手法が取られていて、ちょっと複雑な気持ち。自力で解ける分には問題ないのだが、時としてそうでないこともあるしなあ。

Parker75のペン先サイズ

[ 備忘録 ] 最近の万年筆だと、ペン先(nib)のサイズは分かりやすく M(Medium), F(Fine), XF(eXtra Fine) などの記号で刻印してあるが、初期のパーカー75は数字で表記してあるものがあって、これが分かりにくい。詳しく説明してあるサイトを見つけたので、メモ。

これによれば、63は14K(US)のExtra Fineってことだな。よく見かける66はMediumに対応している。他のもメモしておこう。68はExtra Broad, 67はBroad, 65がFine、このあたりが一般的なところだろうか。

培風館・新数学シリーズの組版

どこで聞いたのか、あるいは読んだのか、すっかり忘れたのだが、培風館の新数学シリーズの話。曰く、あのサイズであれだけの内容が可能な秘密は組版にある、と。漢字に比べて仮名が小さく組まれているのだと言う。

そんなことがあるかいな、と思いつつ、本棚から幾つか取り出してみた。ホントだ〜 😯 😯 😯  確かに仮名の活字は漢字に比べて小さい。

山内恭彦、杉浦光夫「連続群論入門」培風館・新数学シリーズ18
山内、杉浦「連続群論入門」p.62

どれでも同じなのだが、写真は杉浦先生の「連続群論入門」。あ、山内・杉浦共著でしたっけね、一応は :mrgreen: 。仮名は小さいというか、幅が狭いという感じ。なるほど。それで狭い版面に多くの情報を詰め込めるのか・・・。うーむ、恐るべし培風館。

他の出版社でこんな工夫しているところってあるんでしょうか。培風館も他のシリーズではやっていないみたいだし。それとは別に、「連続群論入門」って今は絶版なんですね。アマゾンで調べたら、中古で15000円だったので、のけぞりましたよ(笑)。

LagrangeのRecherches d’arithmétique

Gaussの2次形式の合成を特別な場合にLagrangeが既にやっているらしいのであるが、それの確認とLagrangeがそれをどうやって導いているのかを知りたくて、Lagrange全集を探索中。さしあたっては、論文 Recherches d’arithmétique (数論研究) をざっとでも見ておくかな。

ということで、Internet Archive で検索。第3巻の終わりの方に、数論研究はあった。

まだダウンロードしてなくて、ネット上で少し読んだだけだが、簡約形式の計算がかなり詳しくされていて、表の形でまとめられている。合成の計算は見当たらないような・・・。また時間を見つけてゆっくりと読んでみよう。

台所立ち飲み

金目鯛と天遊琳で台所立ち飲み

久し振りの台所立ち飲みシリーズ :mrgreen: 。値段を見てちょっと逡巡したが、たまには良いよねと金目鯛の刺身を買ってきた。まあ、外で飲むことを考えれば何ほどのことはないのであるのだが。酒は天遊琳という三重の日本酒。先日飲んだ純米吟醸よりも、今日の特別純米の方がワタシ的には好みであるなあ。