3月 2008

鈴木一浩さん「オルガンマニア#2 リズマチック」の楽譜

楽譜「オルガンマニア#2 リズマチック」by 鈴木一浩

ヤマハのサイトには25日の発売と書いてあったのだが、もしかしたら前日には入荷しているのでは?と、池袋のヤマハに寄ってみたら、あった :mrgreen: 。やった〜、一日千秋の思いで待ち続けたと言えば大げさだが、それくらい待った曲集。嬉しさを押し殺して、何気ない顔でレジに持って行く。はやる気持ちを抑えつつ、帰宅するや、曲目をチェック。1曲目のWhat’s Going Onは、イントロを別にすれば、以前 Soul&Funk に入っていたのと、ほぼ同じアレンジ。というか、これに関しては欲しいのはレジストだったりする。2曲目はRobben Chan。そうか、BeatlesのDrive My Carは、著作権か何かの関係で収録できないって話だったっけ。それはそれで了解。ってことで Robben Chan、ちょっと弾いてみる。なまじ中途半端に耳コピーしていたせいで、かえって弾けない。出だしのベースのパターンからして、耳で覚えたのと違うのであせる。ええ〜、Fの高い方って、ライブで弾いてなかったよねえ。はあ〜。まあ、しかし、なんとかがんばりましょう。3曲目、La Nona Rica、これもステキな曲だが、とりあえずはこの後の What A Fool Believes が先かな・・・、と次の曲を見る。あれ?Super Strut だ。最後の曲は、Booker T. Jones の Last Tango In Memphis だし、いったい What A Fool Believes は何処に?

うーん、念願の楽譜で嬉しい反面、What A Fool Believes が入っていないのは、正直言って、かなりのショックである。ページ数の関係で収録できなかったのかなあ。それともオルガン・ソロ用の編曲が満足行かなかったのかなあ。いずれにしても、残念至極なのであ〜る。

一曲足りないショックが大きかったのだが、冷静に見てみると、なかなか斬新な楽譜というかレジストなのである。個人的にはとても有り難いと思うし、本来こうあるべきだとも思うが、いわゆるシークエンスでがちがちに組まれている曲ばかりでなく、Robben Chan、Super Strut、Last Tango In Memphis の3曲は「ループスタイル・レジストプログラム」で組まれている。これは、イントロ、Aメロ、Bメロ、エンディングなどのパーツ毎に8小節・16小節単位でループするリズムパターンが組まれているレジストであり、その気になれば、いくらでもアドリブをやり続けることができる。いや、ワタシはアドリブなんかできませんけどね(苦笑)。

こんな感じで、ヤマハに対してのステキなメッセージ付きの楽譜なのであるが、ヤマハぐらいの大所帯になると、反応鈍いんだろうなあ。ちなみに、鈴木さんのはしがきから引用すると、

この曲集は現在日本で最も普及している近代的なオルガン「ヤマハ STAGEA ELS-01 シリーズ」に向けて制作しましたが、前作同様「オルガン譜としてある程度成立する」よう出来る限りプレーンに作られていますので、少し工夫すれば古い電子オルガンなど、レジストレーションやリズムプログラムが使用できない環境でもアッパー、ロワーとペダルの3つの鍵盤があるオルガンであれば楽しんでもらえます。

鈴木さんの曲集で感心するのは、こういうことなのだ。たまたまヤマハで仕事していても、スタンスは常にオルガン全般にある。余白ページにさりげなく、いにしえの名器 EX-42 の写真が載せてあるのも、それと無関係ではないだろう。個人的には E-3 と EX-21 も欲しかったなあと思うのであるが 😉 。

[ 追記 ] 誤植発見(笑)。背表紙の一番下に、全6曲、とある。全部で5曲なのに〜 :mrgreen:

[ 追記2 ] ページ数の関係で5曲になったとすれば、個人的には What’s Going On は以前の楽譜(ソウル&ファンク)に対応したレジストだけにして、譜面としては完全に新譜の What A Fool Believes の方を入れて欲しかったなあ。ただ、CDマッチング曲集として考えると What’s Going On を省くわけにはいけないよなあ、とも思う。やはり憎むべきは60ページ制限(追記、これはワタシの勝手な妄想です。そんなもの無いのでしょうが。でも、どの本もこの位のページ数なんですよねえ〜。)かあ〜。

[ 追記3 ] あをさん情報によれば、What A Fool Believes が収録できなかったのは、著作権がらみらしい。Drive My Car といい、著作権で2曲も蹴られてしまうなんて 😥 。

Shot Bar びざーる

スコッチ Hart Brothers@新宿ショットバー・びざーる
スコッチ Dallas Dhu @新宿ショットバー・びざーる
スコッチ Brora @新宿ショットバー・びざーる

[ 一昨日の記録 ]
おとといの金曜日、名古屋で会議があり、懇親会を終えて、T氏、W氏と3人で東京に戻ると、すでに12時近く。車内でもいろいろ話したと思うが、何故か何処かに行こうということになった。新宿に行き、昔昔(20年ぐらい前か?)ちょくちょく行ったことのある びざーる というショットバーに入る。場所は新宿駅東口からすぐ。キャッシュ・オン・デリバリーというシステムはここで知った。注文毎に清算。金が無くなったら帰る、ハイ(笑)。

ここに来るのは何年ぶりだろうか。昔来てた頃は、もっぱらバーボンを飲んでいた。その後しばらくスコッチに転向し、さらに日本酒に転向して今に至るわけだが。他の二人は何を頼んだのか忘れたが、ワタシは最初バーボン(銘柄忘れた、恥)、次にスコッチ(たしかクラガンモアにした)。息子でもおかしくない位の若いバーテンさんなのだが、ワタシにしては珍しく話しかけて、どれにしようかな、あなたはどれが好き?とか話しながら、彼が好きな、あるいは飲んでみたいと思っている酒にして、もう余り飲めないので、彼と半分づつにする。それが写真の酒。バーボンだとロックだが、スコッチはどうしてもストレート。どれも美味しかった。ダラス・デューは以前どこかで、たぶんクレインあたりで飲んだことあると思うが、他の二つは初めてだった。それにしても、ちょっと飲み過ぎだな。反省。

大橋堂の万年筆、オーバーホールで見違えるように

大橋堂の万年筆2本(黒と赤)

先日、ペンクリニックのために日本橋三越に行ったときの事。仙台大橋堂さんも、万年筆祭りのイベントでいらしていたのでした。迂闊にも会場に着くまで知りませんでした。セーラーのペンクリニックの申し込みをしたあと、大橋堂さんに伺ってインクの出が悪くなっている赤のペン(大橋堂2号と呼んでいるもの)を見て貰います。黒の1号は特に問題ないので見て貰うつもりはなかったのですが、そっちも掃除した方が良いと仰るので、2本とも預けました。1時間半ほど時間がかかるのですが、メンテ後の書きやすさにビックリ仰天です。赤の方は言うに及ばず、特に不満もなく使っていた黒の方もずっと書きやすいのです。これが本来の状態らしく、知らないうちにその感覚を忘れていたということなんですね。いや、いかんなあ。実は、大橋堂さんは、購入者には毎年メンテの案内を葉書で下さるのですが、引っ越したときに連絡してなかったので、それ以来メンテして貰ってなかったのです。

軸の内側にインクの残りカスがかなり固着していたらしく、それをきれいに清掃していただきました。固着の犯人は古いインクという事でした。そう言えば、インクをまとめ買いしたせいで、10年以上前に購入したインクを未だに使っていたりします。そういうのはインクが分解してしまって駄目なんだそうです。なるほどねえ、と感心するとともに、かなりショックです。まだ在庫あるのに捨てることになりそうです。あーあ。

しかし、赤の2号も大復活して、ますますどれで書こうか迷います。インクの色を変えてみようかなあ。ターコイズ・ブルーとかボルドーとか、ちょっと遊んでみるのも悪くないかもですね。

花粉症デビューしていたのかも

自分では、まだ花粉症デビューしてないつもりだったのだが、かみさんに言われてアレロックという薬を飲んだところ、鼻のぐすぐすがピタリと収まった。してみると、知らないうちにデビューしていたのだろうか 😯 。少なくともアレルギー性の鼻炎じゃないの、と家内。

鼻のぐすぐすは別にこの時期だけってわけじゃなく、また、この時期に特別つらいと感じたこともないので、まだでデビュー前だと信じたいところ。kebanecoさん日記によれば、アレルギーレベルを調べられるらしいので、一度チェックしてみようか。ああ、でも、悪い結果だと嫌だから止めとこうかな。

ペンクリニック@日本橋三越

ペンクリニック@日本橋三越

セーラー万年筆の長原さん親子による万年筆クリニックです。

[ 帰宅後に追記 ]
日本橋三越で「第10回世界の万年筆祭り」という催し物をやっていて、その一環でセーラーやパイロットという万年筆会社が万年筆クリニック(ペンクリニック)を開いているのです。パイロットは自社製品に限るということですが、セーラーは太っ腹です。何処のメーカーの万年筆でもOKなのです。おまけに、修理にかかる部品の実費は別として、基本的には無料なのです。帰宅して思うのですが、何というか、申し訳ない気持ちです。今回は長原宣義さんと長原幸夫さんのお二人が、ペンドクターとしていらしていました。

うかつにも知らなかったのですが、長原宣義(ながはらのぶよし)氏は、万年筆の神様としてつとに有名であったようでした。セーラーのサイトには、ペンドクター 長原幸夫さんとあったので、てっきりお一人と思っていたので、驚きました。あれ?二人?しかも、名字同じだよ、と。万年筆クリニックは申し込んで順番待ちです。お二人のどちらになるかは確率1/2というわけですが、長原宣義さんに見て頂けることになりました。お話しているうちに、幸夫さんが息子さんであることを知りました。自慢の息子だとおっしゃってました :mrgreen:

さて、今ひとつインクの出が良くなく、書き味もどうも、ということで出番のなかった Parker 75 のMニブを取り出してお願いしましたが、あっという間に見違えるような書き味になってしまいました。ペン先は長原宣義さんが独自に開発されたらしい、いわゆる長刀研ぎのようです(多分)。角度によってさまざまな太さになる、とっても不思議なペン先なのです。パーカー75、いい万年筆だし、もう部品も手に入らないから、大切に使いなさいよ、とアドバイスされます。これから出番が増えると思います。使っているうちにインクが漏れる件も相談したのですが、どうやら手の熱でコンバーター内の空気が暖められるのが原因のようです。銀は熱伝導が良すぎるということですね。カートリッジだとインク漏れしないので、戻そうかな。でも、ペリカンの青インクが気に入っているので、それを使うにはコンバータしかないんですよねえ。困ったなあ。

ホントは一人一本なのですが、大して時間もかからなかったので、恐る恐る「一人一本だけなんですよねえ」と尋ねてみると、いいから出しなさい、と望外の返事です :mrgreen: 。一瞬だけですが、間が良いことに順番待ちの人がほんのわずかだったからかもしれません。ということで、以前、フルハルターで委託販売か何か、詳しい事情は忘れましたが、ペン先が柔らかいからということで購入した、ダンヒルのモンブランを出します。Dunhillから発売されているのですが、中身はモンブラン製です。OEMということでしょうか。こっちは少々難物だったようです。ペン先を引き抜き、中の軸にナイフを入れたり、かなりの手間がかかります。作業しながらいろいろとお話を聞かせて下さるのですが、これがとても興味深いお話なのです。このタイプのモンブランのペン先は一世を風靡したものらしく、これでモンブランは大きくなったそうなのです。ふーん、知らないことっていっぱいありますね。

Parker 75 Sterling Silver (格子模様) & DunhillのMont Blanc

これで使える万年筆が一気に2本も増えて、嬉しいやら、どれで書こうか迷って困るやら、いやあ、嬉しいです。ペン先に力を入れずとも、ペンの重力だけでインクがすらすらと出来来て、とても心地良いのです。滑らかなのですが、ぬらーっとした滑らかさではなく、わずかに引っ掛かる感じが、これまた絶妙なのです。うーん、恐るべき職人技です。いや、今日はわざわざ日本橋まで出撃した甲斐がありました。技術もさることながら、お人柄にも惚れました。用が無くても、わざわざ行ってお話したい、とってもステキなおじいちゃんなのです。

魚屋やまみつ

炉ばた煉瓦@釧路

炉ばた 煉瓦 にて夕食

やっと東京に帰ってきました。結局、親戚との夕食は 釧路フィッシャーマンズワーフMOO(ムー) の目の前にある 炉ばた煉瓦 でした。ここだと、ホテルもすぐそばなので、便利なんですよね。釧路の日本酒は正直言って・・・なんですが、今回飲んだ濁り酒はなかなか美味しく、牡蠣、お酒、ホタテ、お酒、ホッケ、お酒、・・・というサイクル(笑)で、ああ幸せじゃあ〜。ホタテがとっても大きくて、身も厚くて、びっくりしたのですが、こっちでは普通なんだそうです。もっと大きいのもあるそうです。貝柱だけでなく、何て言うのでしょうか、ひも?わた?要するにホタテの本体ですよね、立派なそれがちゃんと付いているのも良いなあと。東京でこんなのが、まずまずの値段で買えればどんなにか良いだろうに、と思ってしまいますね。

これから釧路です

とんぼ返りというか一泊だけなんですが。別に法事とか、そんなのではなく、たまには家内の実家に顔を出すというわけでした。できればブロスにも顔を出したいところなんですが、どうでしょうかねえ。

夏だと、岸壁炉端に行きましょう、と、観光客丸出しで親戚のみんなに笑われたりするのですが(苦笑)、夕飯何処を希望しようかなあ。炉端煉瓦でも良いんですが、たまには別の処にも行きたいなあ、とか。